バラバラになったエンジンは内部パーツの状態をチェックし交換パーツを決めて行きます。
クランクは組付けて以来15年も経過しているので、おそらくバランスは狂っているでしょう。
クランクはバランス取り・芯出しのため内燃機屋さんへ送ります。クランクケース、シリンダー、シリンダーヘッドなどの
外装は加工前に再塗装します。エンジンの塗装には悩みましたが(ガンコート、テフロンコーティング、粉体塗装等)
コスト面や色・つやの再現性の高さから一般的なウレタン塗装で行いました。
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Pクランクケース類は再塗装するため、剥離剤で塗装を落とします。Q次にサンドブラストで隅々まで塗料・錆びを落とします。
こうなるとかなり綺麗になりました。Rシリンダーブロックはガスケットやスリーブ面をマスキングしてサンドブラスト加工します。
Rブラストをかけた後に割れていることが判明したクランクケースプラグ。こんな所もオイル漏れの原因になっていました。
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Dヘッドカバー、オイルパン、カムチェーンテンショナーなどその他細かいパーツもサンドブラスト加工します。Eバランス取り・芯出しが済んだクランクシャフト
F切削加工されている左側のクランクウェブG右側の加工部分。加工済みのクランクは取り扱いに注意しなければなりません。受け渡しも手渡しで行います。
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Hエンジンの塗装はウレタン塗料で行いました。塗装が完了したクランクケースI入り組んだ形状のシリンダーヘッドは一番塗装が難しい部分。Jシリンダーフィンの奥も塗装がまわりにくい個所です。Kシリンダヘッドカバーは純正と同じようにちちじみ塗装を施します。DOHCのロゴ部分は純正同様に削り出し仕上げも考えましたが腐食防止と塗膜保護のため断念しました。純正ほど塗膜が強くないためシリンダーヘッドのサイドのフィンの削り出しも行いません。
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L塗装済のケースのねじ穴はタップを切り直し、塗装カスやブラストの砂を入念に取り除きます。Mシリンダーヘッドは平面研磨をかけ歪みを取ります。
Nきれいになった面研後の表面。この後バルブシート加工・バルブガイド打ち替えのため内燃機屋さんへN純正の0.5オーバーサイズピストン。
このピストンに合わせてシリンダ-ブロックをボーリングします。新品のピストンとシリンダーも内燃機屋さんに送って加工します。