いのちの授業

著書紹介

 

 

 

苦しむ患者さんから逃げない!医療者のための実践スピリチュアルケア   日本医事新報社

小澤竹俊著

  2008年3月に新刊の本です。

  今までは、一般書を書いておりました。しかし、実際にケアにあたっている医療者・介護従事者から詳しいケアを学びたいという声を耳にしてきました。そこで、これまで培ってきたスピリチュアルケアを実践書の形にしてみました。

  ホスピスに限らず、高齢者の介護の場面でしばしば耳にする言葉「みんなに迷惑をかけるならば、早く逝かせてください…」に対して、励ましではない方法で援助が行える可能性を提示しました。安易な励ましは全く通じない場面で、確かに向き 合い「存在と生きる意味を支える援助」が見えてくるでしょう。みんなに迷惑をかけるから…というのは関係が悪いからではありません。むしろ大切な家族を気遣う気持ちから生まれてくるものです。この背景には今まで自分でできていたことができなく なる思い(自立の喪失)にあると捉えます。その上でたとえ自立を失っても、心からゆだねる相手、手放す相手が見えてくるとき、自律(選ぶ自由)は失いません。終末期医療に携わろうとする全ての援助者に送る私からのメッセージです。

  


 

 

 

いのちはなぜ大切なのか  ちくまプリマー新書

小澤竹俊著

  いのちはなぜ大切なのでしょう。一つしかないからでしょうか?今まで何代にも続いたいのちだからでしょうか?従来、いのちの大切さを伝えるさまざまな取り組みを振り返りながら、それぞれの限界を感じてきました。ホスピスの医療現場は決してきれいな話だけではありません。死は崇高ですが、それには必ず陰が伴います。光と陰があって本当のいのちになります。
  いのちの大切さを考える理由は、誰かや自らを傷つけないことです。人はいのちを粗末にしてよいと思って傷つけているのではなく、苦しみがあるからと捉えたとき、いのちの大切さを新しい展開から見ることができるでしょう。今まで語られてこなかったいのちが大切な理由を子ども向けに紹介しました。

 


 

 

 

13歳からの「いのちの授業」 大和出版

小澤竹俊著

  ホスピスで学んだ心のケアを、いのちの授業として紹介しています。学校の授業で用いることができるように、各章の最後に演習を加えています。自己肯定感・自尊感情を育むヒントがいっぱい詰まった本です。講演の補足資料として用いてください。3本の柱で支えられた存在論を子どもにもわかりやすく解説してあります。

 


 

 

 

苦しみの中でも幸せは見つかる 扶桑社

小澤竹俊著

  ホスピスで苦しみを和らげるケアを専門に行ってきたホスピス医の立場で、生き方のヒントを紹介しています。いのち教育の背景となる存在論を小学生高学年にまでわかるように、解説しています。たとえこれ以上つらいことはないと思われる苦しみの中にあっても、生きようとする力がどのように与えられるのか、本を読んで頂ければ納得いくでしょう。

 


DVD教材

 

 

 

ホスピスから届いたいのちの授業(全3巻)

 

クリエイティブ・コア制作、小澤竹俊監修、押谷由夫推薦

  ホスピス医としていのちの教育を実践してきた内容がビデオになりました。臨床の現場で働いているため、出かけることのできる学校は限られますが、ビデオ教材を通して多くの学校でいのち教育が展開されることを期待しています。いのち教育をはじめてみたいけれど、どうして良いかわからない先生にも参考になるでしょう。

  


 

 

終末期のケア(介護レベルアップシリーズ)

 

クリエイティブ・コア制作、小澤竹俊指導

  介護レベルアップシリーズとして、終末期のケアにおける援助的コミュニケーションを紹介したDVDです。会話実例を含めた実践的な内容になっています。