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==熱帯果樹の増やし方==
== 種の採取と植え付け ==
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例1・マンゴーの場合
             

    マンゴーは大きく分けると、メキシコ又はリンゴマンゴーと称される赤緑系とペリカンマンゴーと呼ばれる黄色系の果実があります。
果実を食べた後、種を保護している繊維質の殻を挟みやナイフで開いてから種豆を取り出します。
硬い殻を開く時は長い方の上下を切らずに写真のように中程から開いて下さい、上下を切り開くと豆の新芽を傷付ける恐れがあります。
種豆は写真のように半分ほど土に埋めて平らに植えます、この時表面の渋皮は出来れば剥き取った方が発芽効率がよいです。
この渋皮は強い樹液と腐敗菌で黒く変色し結局は豆を腐らせる大きな原因にもなります。
渋皮が無いと豆自体が光合成で緑色になり発芽を早めて平均12日内外で豆が割れて新芽を伸ばしてきます。


例2・パパイヤの場合
             

    
パパイヤの黒い種を包むゼリー状の成分には発芽抑制成分が含まれていますのでゼリーを潰した後、種をざるに入れて水でよく洗い更に2〜3日陰干しをしないと長期間発芽してくれません。
普通の場合は約1センチ内外覆土して置くと平均15日くらいで発芽します。
本葉が4〜5枚出たら1本植えにします、パパイヤは根が細いので植え替えには注意して下さい。


例3・パイナップルの場合
           



パイナップルを食べる時切り落とす葉の部分を通称クラウンと呼びます、クラウンの下葉を写真のように取り除き挿し木として植えますと簡単に根付きます,平均3年目には実を付けますが果実の大きさは鉢の大きさに左右されます。
==一口メモ==
パイナップルは通常果実の先端部分(クラウンの方)が味が薄くなりますが、食べる前に1〜3日そのクラウンを下にして置いておけば甘さが均等になります。
又、クラウンを挿し木にしてから3年目の夏に実を付けるのが普通ですが、葉が30枚近くになった時「エセホン(エルレス)」のホルモン剤を1,000倍〜2,000倍に水で薄めた液に4%の尿素を混ぜ、その液を30mml内外を葉の中心部分に掛けてやりますと1年早く、2年で実を付けます。