引っ越しワンポイントアドバイス
新入学や転勤など、春は引越しの多い季節です。引越しするときは計画的に準備しておかないといざその時になって、大あわてということになります。 移転が決まったら、普段使わないようなものから荷造りするなど、早めに用意しておきましょう。 また、引越しは物を整理するのにもいい機会です。 引出しの奥の不用品や着なくなった衣服など、順次処分していくと引越しのときに多量のゴミを出さずにすみます。

引越しまでのスケジュール


《引越しが決まったら》
1、現在の住居の貸主(大家さん)へ連絡しましょう。公団住宅は2週間前、一般のアパート、マ
  ンションは一ケ月前がふつうです。(詳細は契約書を確かめましょう。)

《2週間前》
1、下見してきた転居先の間取り図を書いて、家具配置図をつくります。 家族で相談して、効率
  のよい配置を工夫しましょう。
2、不用品や捨てるものを選び出します。
3、電気、ガス、水道、電話、新聞、NHK、米屋、クリーニング、牛乳屋などに連絡し残金精算を
  します。 電気、ガス、水道については、引越し先の事業所に使用開始希望日を連絡します。

《1週間前》
1、粗大ゴミの処分。
2、転居届、印鑑証明廃止届、国民健康保険の返却、福祉関係の住所変更届などの手続きを済
  ませます。
3、当日手伝ってもらう人への依頼、確認をしておきます。
4、運転免許証の住所変更届は転居後1週間以内に済ませます。
5、引越し業者、レンタカーなどの手配をします。

《3日前〜前日》
1、近距離なら、転居先の掃除をしておきましょう。
2、現住所の所轄郵便局に転送届を出しておきます。
3、引越しの直前まで使い、転居後またすぐ使うものを残して、衣類や食器等も荷造りします。
 ご自分で引越しされる方へ                      
専門業者のように十分な道具(台車、家具等を保護する毛布など)がないのでちょっとした工夫が必要です。
1、大きくて重い家具は先に運ぶ。 最後になると疲れがでて注意が散漫になり、大切な家具や、
  家に傷をつける原因になります。(専門業者とは逆の順序です。)
2、家具の角は古毛布やダンボールで保護する。
3、雨の時は運ぶ時だけでも毛布をかける。(家具のいたみが防げます。)
4、トラックが家の前まで入らないときは台車をレンタルする。(ホームセンターでも3,000円位で
  販売してます。)
トラックの選び方
レンタカー利用のときは荷台に屋根がついているタイプを選ぶ。レンタカー会社によって呼び方が異なるが、レンタホール、ドライバン、アルミバンと呼んでいる。
雨天の時はもちろん、走行中の荷崩れ防止や梱包が十分でないときにも重宝する。 またシートやロープのレンタル料も不要となる。

レンタル料(ニッポンレンタカーの場合)       H16/4税込み料金版
 荷台屋根付き(レンタホール)   荷台屋根無し(平ボディ)
 2トン標準 2トンロングボディ  2トン標準 2トンロングボディ
 6時間   11,865    14,175    8,085    10,920
12時間   15,645    19,425   10,920    13,755
24時間   18,900    23,205   13,230    17,010
乗り捨て料金:50kmごとに2,500円位(別途回送時の高速料金が加算)

上記金額の他、借り受け時に免責補償料(任意加入)2,100円/日が加算されます。
4トン車もあるが料金的にかなり割高になるうえ、道路から荷台までの高さが高くなり積み込みにくくなる。また自宅前までトラックが入らないことが多い。
《参考》 レンタカー会社によっては、重い物を積むのに便利な昇降リフト付きがある。 重いタンス、冷蔵庫の他、バイク等を積むときも便利。 また片道だけ利用する「乗り捨て」制度も便利。

荷造りのコツとポイント

1、ダンボール箱は十分に準備すること。
  目安は台所、リビング、お風呂場など住居占有部分すべて畳敷きと仮定し、1畳当たりダン
  ボール箱1個が目安です。 荷物は基本的に全て箱に詰める。バラバラに紙袋に入れたり、
  ヒモがけしてあると、重ねにくく積む場所をとるうえ、荷崩れの原因にもなる。
2、ダンボール箱には手掛かりをつける。
  ミカン箱のように箱の内側にカッターで切り込みを入れ、内側に折り返しておくと運びやすくな
  ります。
3、すぐに使う物はひとまとめに
  引越し後、すぐに使うヤカンや湯呑み茶碗などの食器類、お茶、栓抜き、タオルなどはひとま
  とめにして、わかりやすく表示しておきましょう。また、ドライバー、ペンチ、カッターナイフ、ガ
  ムテープなどの工具類もまとめておくと何かと便利です。
4、ポリ袋
  ポリバケツ用のなるべく大きな物を用意しましょう。ダンボール箱の内側に敷いて使いかけの
  サラダ油やしょうゆなどを入れておけば万が一こぼれても安心です。 また雨天の時は衣類
  などもポリ袋にいれてから梱包すればより安心です。

荷造りは順序と重さを考える。

普段、あまり使わない物から荷造り開始。割れ物や重い物以外はあまり小さな箱に詰めると積み込みに手間ばかりかかります。 但しあくまでも基本は、大きい箱には軽い物、小さな箱には重い物として、一人で運べる重さに梱包します。

梱包した箱には必ずメモを

ダンボール箱には、中に入れた内容をメモしましょう。 とくにコワレモノには『割れ物注意』と明記すること。 また搬入する部屋(台所、リビング、和室)を記入しておくとスムーズに転居先への搬入ができます。
家具
衣類はすべてダンボール箱に入れて別に運ぶ。タンスにいれたままだと、かなりの重さになるので、搬出、搬入のときに大切な家具を傷つける原因になります。  ガラス類ははずせる物はすべてはずしてダンボールにはさんで梱包します。 
(注意):ガムテープ(とくに紙製のクラフトテープ)は絶対に家具(冷蔵庫、テレビも含む)や電
     源コードに直接貼らないこと。

冷蔵庫

転居先に着いても、搬入後1時間くらいは電源を入れないようにしましょう。  故障の原因になります。 (冷蔵庫に使用している冷媒ガスが均一に循環するまで電源を入れないこと。)

積み込み順序
転居先への搬出順序を考えて積み込むよりも、荷物に傷が付かないこと(大型家具等の梱包が十分でない場合が多い)、走行中荷崩れを起こさないこと、の2点に重点をおいて積み込み方法を考えること。  具体的にはまず大型家具を最初に積み、奥から荷台の両サイドに、家具の正面を内側に向けて積み込む。  次に家具が倒れてこないように家具の間に布団やダンボール箱を積む。  要は絶対に傷をつけてはいけない物どうしを隣り合わせにせず、ダンボール箱や布団等をクッションにすること。

貴重品は必ず自分自身で運ぶ。
財布、印鑑、貯金通帳などは、小型のリュックサックに入れて肌身離さず持っておく。

引っ越しを手伝ってくれる人への心配りを忘れずに。
滑り止めの付いた軍手(ふつうの軍手は家具など重い物を運ぶときに手が滑るので不向き)、手ぬぐいは人数分準備して、洗面所の石鹸やトイレットペーパー、スリッパは最後まで残しておきましょう。

トラック運転要領
トラックはマニュアルミッションで5速が標準。
各ギヤの位置は下図のとおりで通常2速から発進する。
R  2   4
1  3  5
1速は急な登り坂で荷物を満載したときの発進時に使用。  引っ越し程度の重量なら2速発進となる。  シフトレバーはニュートラル時2、3速側になっているので、そのまま前に倒すと2速へギヤが入る。
ハンドル操作 : 運転席が乗用車にくらべ1m位前方にあるので、特に狭い道では普段よりハンドルを切るタイミングをおくらせ、バックミラーを見ながら慎重にハンドル操作をすること。
2トンロング(レンタホール)