Ask John
ANIME主題歌で知られる日本のミュージシャンは米国でも成功するでしょうか
Will Any Japanese Vocalists Succeed in America Because of Anime?
2004年10月27日

質問:

ANIMEの主題歌を歌っている日本のミュージシャンはANIME人気を受けてここ米国でも成功する可能性は高いのでしょうか。

回答:

ANIME主題歌で知られているからといってそういう日本のミュージシャンがここ米国でメジャー人気を獲得できるかどうかは正直分かりません。例えば宇多田ヒカルですが、彼女は日本では音楽アルバムの売上の歴代記録保持者であり、英語に堪能で大学も米国のものに通っているほどですが、英語の歌をいくつも手がけ、ディズニー制作のプレイステーション2対応RPGゲーム『キングダム ハーツ』の主題歌を歌っているとはいっても(訳註1)、米国のレコード会社と契約後もメジャー人気を得るには至っていないようです。


ロック・ユニットのL'Arc~en~Ciel(通称ラルク)も『ファイナル・ファンタジー』の劇場版で英語の主題歌を歌っており、米国でもライブを行なっています(訳註2)。もっとも、既に米国のレコード会社と契約も済ませているものの、ANIMEファン層以外には宇多田と同じくまだ知られないでいるようです。


そして、やや皮肉なことにここ米国で最も見込みのありそうな日本のユニットはというと、日本製アニメーションではなくむしろ米国製アニメーションの主題歌で知られている人たちのようです。パフィーという二人組は米国製TVアニメーション『ティーン・タイタンズ』の主題歌を日本語で歌っています。今度カートゥーン・ネットワーク局より放映される『Hi Hi Puffy AmiYumi(訳註3)はパフィーの二人が主役という設定です。日本発のポップ・カルチャーとしては米国での露出はおそらく過去最高のものではないかと思います。



訳註1 このゲームは2002年3月28日に日本で先行発売。北米版は同年4月30日。

訳註2 『鋼の錬金術師』でも主題歌を歌っている。この番組は北米放映も予定。ラルクの米国での初ライブはバルチモアで開催されたファン集会・オタコンで行なわれた。2004年7月31日に行なわれたこのライブはDVD化され日本では今年12月8日に発売予定。

訳註3 一部に実写あり。今年11月19日(金)より夜7時半枠で放映の予定。

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