Ask John
『おジャ魔女どれみ』は米国に持ち込んでもいけると思うのですが
Would Oja Majo Doremi be Considered Marketable for the U.S.?
2002年3月7日

質問:

東映の『おジャ魔女どれみ』というTVシリーズがあって、その絵柄をみたところ家族向けの馴染みやすい感じを受けました。小学生の女の子たちが魔女になろうとするという話だそうで、これなら米国でも受けいられやすそうです。家族向けとして放映可能だと思うのですが、DVD発売もされていないというのは米国の基準では何か問題があるということなのでしょうか。
回答:

おジャ魔女どれみ』は現在、日本で非常に人気のあるANIME番組です。’99年に始まって、’02年現在では第4期シリーズが放映中で、視聴率も悪くありません。


思春期まえの女の子・春風どれみ、藤原はづき、妹尾あいこの三人が魔女になるべく周りには内緒で訓練を積んでいくという物語です。第2期シリーズにあたる『おジャ魔女どれみ しゃーぷっ』では紫色の髪をしたおんぷという女の子が新たに仲間に入ります。ある日ハナという赤ん坊が花から生まれて、四人はこの子を育てようとします。


第3期の『も〜っと!おジャ魔女どれみ』では、米国人ハーフでバイリンガルという設定の金髪の女の子ももこが仲間に入ります。いま放映中の第4シリーズ『おジャ魔女どれみ ドッカ〜ン!』では、赤ん坊だったハナが数年成長して魔女になる訓練を受けています。


今の日本を舞台にした女の子向け作品はみなそうなのですが、『どれみ』もまた実際の日本を舞台にしています。しかし、西洋人が観てもそう極端に日本的すぎるということもないようで、日本以外でもメキシコとフランスで放映中だそうです。


’00年の8月にバンダイが米国向けに配布した宣伝のなかで、マテル社によって『どれみ』の玩具が米国でも発売予定であること、それにTVのほうもバンダイと共同で放映予定であることが公にされています。「魔女見習いの三人の女の子によるジュブナイル・アドヴェンチャー。どれみ、はずき、あいこの三人、それに彼女らがお店を出そうというのを妨害しようとする先輩魔女たちの運命やいかに」とありました。


しかしながら、玩具発売それにTV放映ともに未だ実現していません。ANIMEファンにたいしてもバンダイは英語版『どれみ』については口を閉ざしたままです。放映にあたって魔女、それに魔法という設定が懸念されたのか、それとも契約段階で日本側と米国側とで何か折り合えないことがあったのではないかと思われます。


いずれにせよ、米国ではまだ放映も発売もされていませんが、この楽しくも微笑ましい番組がいずれ米国でもお目見えするであろうことを祈るのみです。





訳註: 『どれみ』放映・配給権獲得にフォーキッズ・エンターテイメント社が東映側と交渉中という報が2003年10月にあったものの、続報は2004年5月現在までない。

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