京都観光タクシー同友会観光案内資料
【西明寺】《天台宗》0749-38-4008
834(承和元)年、仁明天皇の勅願を受けて三修上人が創建したと伝える。平安密教隆盛の中で、※湖東三山は天台宗に改宗。湖東平野の水利権を掌握して力を強め、戦国の争乱の中で多くの僧兵と広大な寺域を誇って栄えた。だが織田信長の湖東進攻の中で兵火を受け、本堂、三重塔を残し、山麓の300余坊など寺の大半が焼失。現在の伽藍は徳川氏の再建(1673〜81)による。
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| 参道 | 方丈庭園 | 二天門 |
※湖東三山 琵琶湖周辺には比叡山をはじめ天台寺院が数多く散在。湖東地方では、北から西明寺・金剛輪寺・百済寺は規模が大きく、観光的な意味も兼ねて湖東三山と呼ばれる。
■本堂[国宝] 鎌倉時代の建築。正面はすべて蔀、側面は礼堂部分が妻戸で開放的であるのに対して、内陣・後戸部分はほとんど土壁で閉鎖的。縁が側面の途中までで終わって背面まで回らないのは、滋賀県では一般的。内部は礼堂、内陣を格子で区切り、秘仏の本尊薬師如来[重文]をはじめ多くの仏像を安置する。
■三重塔[国宝] 鎌倉時代中期の建築。高さ20m。屋根の檜皮、柱、組物、垂木などの木部と、白く塗られた壁の対比が美しい。三重塔初重中心には心柱は通らず、内部中央の須弥壇には金剛界大日如来を安置する。四天柱に金剛界の三十二菩薩、四扉に八方天、四壁に法華経二十八品を主題とした絵が描かれている。法華経と金剛界曼陀羅という顕教・密教融合した天台教学の根本を凝縮して表しているという。
◆本坊庭園[名勝] 江戸初期の造園。山ぎわの枯滝の下に薬師如来を表現する石組が立ち、また、周囲のサツキの刈り込みを雲に見て、各所に散る石組を日光・月光・十二神将などに見立て浄土を表現する。
■二天門[重文] 室町時代の建築。二天(持国夫、増長天)は院尋策である。表道両側石垣は、穴太積の初期の石垣が保存されている。
■宝塔[重文] 鎌倉時代の作。三重の基礎石上に建つ花崗岩作り、高さは2.15mあり、基礎石の格狭間や屋根、相輪などに鎌倉時代の特色が見られる。
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