京都観光タクシー同友会の観光案内
【高桐院(大徳寺塔頭)】075-492-0068
慶長6年(1601)、細川忠興(三斎)が父・藤孝(幽斎)のために叔父の玉甫和尚を開祖として建立した細川家の菩提寺。忠興、ガラシャ夫妻はじめ歴代の墓をいまも守っている。創建当初の建物は残っていないが、利休屋敷から移したと伝える書院とそれに付属した茶室がある。
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| 参道 | 春の南庭 | 秋の南庭 |
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| 本堂から南庭を臨む | 細川忠興墓 | 細川家の墓 |
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| 元利休屋敷 | 松向軒茶室 | 袈裟型手水鉢 |
■松向軒茶室 三斎好みの二畳台目の席で、奥に三畳の水屋が付いている。壁はすべて黒壁とし、天井の変化を以って巧みに調子をとり、床の天井まで網代としている。この茶室は豊臣秀吉が北野で大茶会を催したとき、影向の松の下につくった茶室を移したものといわれ、忠興はこの席をいたく愛し、自分の法号を松向寺殿とも称した。
◆庭園 本堂南庭はカエデの古木で名高く、江戸時代初期の造園と伝わっている。もとは土の庭だったが、現在の松長剛山住職が一面苔で覆った。ほの暗い本堂から庭園をのぞむと、ふすまの縁を額に1枚の絵画のような趣を醸し出している。カエデは樹齢100年を超えるものが多く、中には300年の古木もある。いまも、実生の芽を畑で育て、背丈ほどの大きさになってから庭園に移植しているという。「人と同じで、カエデも生まれた土地との相性がいい。無の庭です。あるのはカエデと苔と冬の雪だけ。ほかに造作したらあかんと思っている。禅寺の本堂の庭には、無がふさわしい。世の中いらんことが多すぎる。この静寂さに心の安らぎを感じてもらいたい」と住持して30余年、毎日庭と対面してきた松長住職の思いという。
◆忠興の墓 六角型の石灯籠(南北朝)を墓標としているのが珍しい。この石灯籠はもと利休の所蔵であったが、秀吉と忠興の二人から所望され、わざと笠石の蕨手の一つを欠きとり、秀吉には疵物と称してことわり、忠興に与えた。忠興は深く喜び、これを陣中にまで運んで愛玩したという。
◆寺宝「山水図二幅[国宝・南宋]」李唐の筆と伝える水墨画。本邦伝存の水墨画系中の圧巻といわれている。
参考資料 昭和京都都名所図会 竹村俊則著より
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