東京おりづるネット

 「東京おりづるネット(原爆裁判の勝利をめざす東京の会)」は、原爆症認定集団訴と、これに先だつ東数男原爆裁判などを支援するために誕生しました。被爆者は集団訴訟以前から、被爆の実相にそった判決を求めて裁判を起こしてきました。
 たくさんの被爆者が重い病気や障害を抱えています。にもかかわらず、「原爆症」として国が認定しているのは、ほんのわずかです。「核兵器廃絶のために役立つなら、自分がこんな身体になったのは原爆のせいだということを、どうしても国に認めさせたい」と、原爆症認定申請を却下された被爆者が、2003年から全国でつぎつぎと集団訴訟に立ち上がりました。

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2011年7月5日、東京3次訴訟、勝訴

 2003年5月27日からはじまった原爆症集団訴訟・東京訴訟が、8年の歳月をへていよいよ7月5日に終結しました。
未認定の16名のうち4名をのぞいて認定却下処分を取り消す勝訴判決となりました。4名の方々の却下は、被爆者援護法の趣旨に照らしても誤った解釈であり、極めて遺憾です。
それでも判決全体では、被爆者援護法について「実質的には国家補償的配慮をも制度の根底にすえて」いるとしたこと、この間認定を却下されている条件・疾病について認定したこと、法廷で国が生活習慣や加齢などをあげて放射線起因性はないと主張したことに対し、それらの要因のみで切り捨てることなく総合評価が必要であるとしたことなど、大きな前進面もあります。今後の認定行政にも大きく影響を与えると思われます。

2010年12月22日、札幌地裁で勝訴

 爆心地から2.0キロメートルで被爆した心筋梗塞を原爆症と認定した画期的は判決と鳴りました。これまで心筋梗塞については、爆心地から1.4キロメートル以遠で被爆した被爆者の申請を全て却下しています。

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