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ニュース報道でも御存知の通り,土庄町豊島の不法投棄現場では遮水壁工事が2001年春に完成しました。
かつてはベンゼン・ダイオキシンなどの汚染物質を含む地下水が一日120トンも湧出していたため「ヘドロの海」・「死の干潟」と呼ばれた北海岸にも沢山のいきものたちが戻り始めています。たった1年余りのうちに,カニだけでもイシガニ・オサガニ・マメコブシ・イソガニなどが確認され,また,アマモ・コアマモなどの海草やアオサなどの海藻類が緑のじゅうたんのように干潟を覆い「いのちの干潟」とも言ってよい光景となっております。
しかしながら、最近汚染水を循環させるポンプが故障したり,廃棄物を覆うゴアテックスシートが破れたりして海に汚染物質が流れ出す事故も起きており,「いのちの干潟」も実際は微妙なバランスの上で成り立っている事を改めて思い知らされる状況でもあります。
一旦破壊された干潟の生態系が,まるでパソコンをリセットする様にゼロからやり直して回復していく北海岸ですが、実は汚染前・汚染後の生物調査は潮間帯に関しては,ほとんど実施されておらず、未開拓のフィールドとも言えます。 とにかく、北海岸の干潟では早急な生物の定点調査が必要です。写真撮影だけですが,簡単な下調べは2001年5月から始まっています。
2002年8月10日、「瀬戸内法プロジェクト」による「瀬戸内海一斉生物調査」の香川県での調査として豊島不法投棄現場北海岸における調査が行われました。
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【調査日時】
2002年8月10日14:00〜16:00(干潮18:00、潮位:22cm)
【調査定点】
香川県土庄町豊島不法投棄現場北海岸の三定点を設定(901・902・903;上の地図参照)
【調査結果】
今回はイボニシ・カメノテ・アサリの個体数をカウントしたが、アサリは三定点のいずれも生息を確認できなかった。
<bX01>
イボニシ 482 カメノテ
256
その他見られたもの
タマキビ・イシダタミ・スガイ・マツバガサ・イソガニ
<bX02>
イボニシ 0 カメノテ 0
その他見られたもの
タマキビ・スガイ・イシダタミ・ムラサキイガイ(?)の稚貝カキ・ヤドカリ・ミミズハゼ・オサガニ・イソガニ・イシガニ
<bX03>
イボニシ 252 カメノテ
240
その他見られたもの
タマキビ・アカニシ・アカガイ・ヤドカリ・イシダタミ・スガイ・ツメタガイ・ウノアシ・イソガニ・マメコブシ |
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2004年香川県内調査結果⇒click |
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