資料について
模型の製品を作るに当って正確な資料は欠かせません。
どうやって資料を入手しているのか?どんな資料を元に設計しているのか聞かれます。
細かい入手経路などは企業秘密ですが長年模型をやっていると少しづつ溜って終いにどうしょうもなくなるぐらいの量になってしまいます。
TMS、とれいん、RM、鉄道ファン、ピクトリアル、ジャーナル、月刊誌以外に写真集、特集本などがどんどん溜ってきます。
現在少しづつデジタル化を進めて本をスキャンして量を減らし、検索、流用を楽にしています。
平行して作業している飛行機関係は31ギガ、鉄道関係は16ギガになっています。
飛行機関係は半分ぐらい終わりましたが、鉄道はまだ20%程度でしょうか。
少し前は作る車種を選定してから本の山を僅かな記憶をもとに片っ端からひっくり返し必要な部分をスキャンしていました。
デスクトップスキャナーでは速度を考えると必要な部分しか取れません。
以前のカラーコピー機のスキャナーはA3が取れたのですが3パスだったため速度は遅い代物でした。
今回のコピー機はスキャナーの部分が非常に良くなっていたのでカラーコピー機を入れ替え、PSプリンターも兼ねているのでモノクロPSプリンターも廃棄できました。
オートドキュメントフィーダが付いているので鉄道ファンなど雑誌は背綴じを切り飛ばしてしまえば自動で全ページ両面のスキャンが出来ます、一冊10分程度。
ただWinからでないとコントロール出来ないのが欠点です、コピー機、Winはネットワークのトラブルメーカーで困っています。
Macからはすぐプリントアウト出来たのですがWinの設定は3人がかりで6時間もああでもない、こうでもないとやっていました。
どうしてスキャンするかといいますと、デイスクトップの画面ダンプを撮っていますので見ていだだければ解ると思いますが17inch×3の画面コピーです、横3840ドット×縦1024ドット。
センターがメイン画面で左右にサブ画面を持って一枚のディスプレイとして扱えます、写真を拡大し、並べて、見ながら図面を作図するためです。

図面と言っても色々あります、一番よく目にするのが形式図、ただ少し不正確な部分が在ったりします、一番信用出来るのが実車図面集です。
形式図も実車図面集の一部ではあるのです、実車図面集には詳細図、部品図、配管図、配線図、形式図、塗装図、表記が含まれます。
形式図にはだいたい屋根上機器の配置図がありません、透視図で内部機器を描いているだけで模型に必要な肝心の屋根上機器の配置図がありません。
実車詳細図には模型に必要な屋根上機器配置図、部品図が有ります。
形式図
塗装図
表記図
詳細図
実車を測る
よく実車を測って来ましたとか聞くんですがどのように測っているのでしょう?
測量の資格をお持ちなら解りますが、トランシットで測量しているとはおもえませんし、メジャーで測っているのでしょうか?
プラットホームの上からならば窓回りを測る事が出来ますが、ただの留置線ではなかなか測れないでしょう、身長が4mもあれば別ですが。
細かい部分を測るのはメジャーを同時に写し込む、写真ではフロッピーディスクを写し込んでいますので後で各寸法が簡単に割りだせます。

形式図のサイトが有りました。
旧国鉄在籍車両の膨大な形式図を集めたHPです。
鉄道CAD製作所/plus ←CAD関連
http://www.geocities.jp/rail_cad/
鉄道CAD製作所/next(入口)←形式図関連
http://homepage3.nifty.com/jindou/tecs_next.htm
形式図はだいたいPDF形式での掲載です。
キヤ191とかキハ54がありません、その少し前までは全形式揃っているようです。
今後まだまだ追加されるということです。
個人で維持するのは大変な負担だと思います、有効に利用させて頂ければと思います。