「平成大不況」や産業構造の変化、そして社会保障制度の不備もあって、失業者がホームレスの状態になっており、こうした人々の相談が急増しています。福祉事務所では、病気・ケガの場合は医療機関での受診を認めていますが、例えば軽い軽作業ができるという判断をすると、生活に困窮していても生活保護の適用がなかなかされない現状です。 こうしたことから、現在は以前より生活相談を重視した活動を行っています。
生活・医療相談
NPOささしま共生会が行う「炊き出し」の場で、生活・医療相談を行います。(医師が来られるときは診察も)。
その人の抱えている問題を聴き、色々な情報を提供をし、問題を解決するにはどうすればよいかを一緒に考え、当面の方針を決めます。福祉事務所での生活保護申請や中職業安定所での求職活動をすすめたり、年金その他の手続や相談は昼間の診療所での相談をすすめます。
活動日時:場所
- 毎週木曜日の午後7時~9時頃まで
- 矢場町のゲートボール場(地図)
笹島診療所での相談
職員が中心になって、様々な相談を受けつけています。病気・ケガ、高齢者の生活、求職活動、失業の場合や就職決定時の生活保護開始申請の仕方、福祉事務所の対応の問題性(福祉事務所の対応に納得いかない場合は愛知県知事に不服審査請求を申し立てることも)、入院・施設入所後のこと(保護変更申請の仕方も)、アパート入居、年金の手続、住民登録、その他の連絡先など。
相談時間
- 9:30~12:30(月曜日と金曜日)
無料診察
野宿をしている人たちがいる公園などに出かけていき、診療所の活動に参加している医師が診察をします。同時に生活相談も行います。
活動日時:場所
- 第四日曜日の午前(活動参加者の都合で変更の場合があります。)
- 鶴舞公園、名城公園、庄内川河川敷、金山駅周辺など(毎月事前に場所を決めます。)
- 最近の活動予定
福祉事務所での支援活動 - 生活保護申請の支援など -
福祉事務所にて、生活相談時の相談者や当日福祉事務所に来ている人の生活保護申請などを支援し、必要に応じて当事者と共に福祉事務所の職員に申し入れを行います。
活動日時:場所
- 毎週金曜日8時45分から
- 中村区社会福祉事務所
病院・施設への訪問
入院したり施設に入所したことは、生活保護を受けていることを意味します。訪問活動は、入院・入所生活を励まし、退院・退所時に保護を打ち切られて再度野宿に追い込まれないようにすることを、最大の目的としています。一人一人に会い、状況を聴き、入院・入所生活のことや保護変更申請などを説明した「入院者・入所者のしおり」を渡しています。
活動日時:場所
- 病院訪問:随時
- 植田寮訪問:原則として月2回
相談者が入院している病院先は色々で、訪問は大変です。みんなで手分けして、訪問ができればと思います。担当した人たちの都合で訪問日時を決めます。
植田寮とは、更生施設と救護施設が併設されている生活保護施設です。更生施設は、就労が困難で通院が必要な人、65才以上で老人ホームやアパートでの生活を希望する人、仕事を探しても不採用が続き生活保護を認められた人などが入所しています。病気、求職活動、退所後のこと、などの相談に応じています。
居宅生活ができた人たちへの支援活動
私たちの支援をうけてアパートなどに入居できた人たちが非常に多くなっており、地域で孤立するのではなく、生き甲斐や楽しみをもって生活することができるように支援することが課題になっています。また居宅者の自助グループ「あゆみの会」がつくられています。当事者グループも試行錯誤しながら歩んでおり、私たちの控えめなバックアップも必要です。
