DVD&AVアンプ専門用語解説
ドルビーデジタルAC-3圧縮信号
元々は劇場用(DOLBY-SR-D)の音声信号の方式でした。
最近では新しいメディアであるDVDの音声信号の基本になっています。
DVDには、データ容量を小さくするため、圧縮された状態で入っています。
一度デジタルで記録された信号は、そのままでは音になりません。
そこでAVアンプが必要になってきます。アンプに内蔵された
DSP(デジタルシグナルプロセッサー・基板についているICのこと)が
信号のデコード(解凍)を行い、内部処理でアナログに戻し、5.1chの
スピーカそれぞれに音を出します。
勿論、DVDとコンポなどを普通のステレオケーブルで繋いでも音は出ます。
その場合は、フロント(前)左右のみのステレオ再生になります。
MPEG2圧縮
DVDの映像信号はエムペッグ2と呼ばれる方式で圧縮されています。
この圧縮信号はプレイヤーがデコード(解凍)するため、ユーザーは
ディスクを挿入するだけで何も気にせずに鑑賞できます。
映像もデータ量を節約するために圧縮されています。
画質はLDよりはるかに上です。
このMPEG2方式では、早戻し、早送りなどのときは、1ピクチャー
ずつ飛ばすため、VHSテープのような滑らかな画像にはなりません。
ドルビープロロジックII
一部のAVアンプに入っている回路で、ステレオ2Chの音楽CDなどを
5.1Ch風のサラウンドで聴けれるようになります。
TV版犬夜叉DVDなど、2Chの素材を5.1Chサラウンドで楽しむときに
このモードを選択します。
ステレオ素材を入力すると自動的にこのモードになるAVアンプもあります。
アンプの入力をTVに切り替えると、犬夜叉オンエアーも5.1Ch風に聴こえます。
5.1Chサラウンド
フロント(前)左右、センター(真ん中)、リア(後ろ)左右と、重低音再生の
スーパーウーファー(重低音のみのため、0.1Chとして数える)を設置して
サラウンドを鳴らすシステム。
センターからは主にセリフが聞こえます。
通常のステレオ再生よりもかなり鮮明なセリフの再生が可能です。
犬夜叉の場合、セリフにリバーブがかかるシーンが多いですが、
リバーブの成分がリアからも聞こえ、広がりを感じられます。
スーパーウーファー
低域を担当する重低音専用のスピーカーのこと。
映画館同様の迫力ある重低音が楽しめます。
音の方向がないので、0.1Chとして数えます。
チャプターメニュー
DVDはメニューからの再生も可能です。
チャプターメニューでは、本の目次のように自由に見たい
シーンを瞬時に呼び出せます。
なかなか犬夜叉のメニュー画面も凝ってて楽しめます。
DVDの略
DVDは、デジタル・バーサタイル・ディスクの略で、多目的なディスク
というような意味合いになります。
DVD開発当時は、デジタル・ビデオ・ディスクの略だったらしいの
ですが、それでは目的が限定されてしまうため、
変えられたものと思われます。
現に、カーナビゲーションや、音楽のDVDオーディオなど、
様々な目的で使われています。
DTS(デジタルシアターシステム)
ドルビーデジタルとは別の圧縮方式で、ドルビーデジタルと比べ、
圧縮率が低く、映画館同様の雄大なサウンドが楽しめます。
映画館では、別途CD-ROMをフィルムと同期再生する方法が
とられています。これは圧縮率が低く、、データ量が多いためです。
勿論、家庭で楽しむ場合にはAVアンプ、プレイヤー、DVDソフトがDTSに
対応していれば、そのまま楽しむことが出来ます。
主に洋画のDVDソフトなどで対応していることが多いです。
DVDレコーダ
最近では、DVDに記録できるデッキが各メーカーから発売されています。
もっとも多いのはHDD(ハードディスクドライブ)を内蔵したタイプがあります。
一度HDDに録画し、いるものだけをディスクに残せます。
また方式には3種類あります。+RWなどもありますが、+はDVDフォーラム
で正式に認定されていないため、現在はDVD-RAM、DVD-RW、DVD-R
の3種類です。また、DVD-Rは一回のみの録画になりますので、
HDDで編集した後、映画などを残すときに便利でしょう。
DVDフォーラム
DVD規格の制定、普及、ライセンス管理を行っている業界団体のこと。
日本の主要電機メーカーが参加しています。
DVDフォーラムで検討され、決定したものが正式に認定されています。
DVD-RAM
RAMはランダムアクセスメモリー。PCのデータ用にターゲット
を向けられていましたが、最近ではビデオ録画用にも使われる
ようになっています。
書き換え回数は10万回と多く、RWとの互換性はありません。
ランダムアクセスが可能なので、見たいシーンを
正確に瞬時に呼び出すことが可能です。
DVD-RW
DVDリライダブルの略です。書き換え可能な記録用DVDで、
書き換え回数は約1000回。
最近ではRW対応のプレイヤーも多くなっています。
DVD-RAMとの互換性はありません。
おっかけ再生
松下などのHDD&DVDレコーダで、ある番組を録画しながら、
その番組を頭から再生したり、録画している同じドライブ内の
録画済プログラムを再生したりできます。
タイマー録画で、番組OA中に帰ってきたり、途中で用事
で抜けたりしたときに非常に便利です。
参考文献:「DVD&DVC入門基本」
「AVレビュー」