眠くなる講演をするコツ
講演を聴く機会が多い。その殆どは,勉強になる。目から鱗が落ちることもある。
ただ,中には眠くなる講演もある。なぜ眠くなるのか,面白くないのか,共通する点がある。
主張が明快でない
講演を聴いた後,問うてみると良い。「つまりこの講演の主張はこういうことだったんだな」この問いに答えられる講演は,おもしろい講演である。もしそうでなくても「新しく学んだことは何か」という問いにいくつか答があげられれば,いい講演である。
一文が長い
一文を長くすると,分からない。分からなければ,いくら内容が良くても伝わらない。理解力の不足している大木場にとっては,一文が長い話は,理解できない。眠りを誘う話となる。
具体例が少ない
これも,話をわかりにくくする原因である。デール・カーネギーの名著「人を動かす」や「道は開ける」は,その9割以上が,エピソードである。具体例である。最後の最後に主張したいことを言っている。しかも短い言葉で言っている。とても分かりやすい。
聴衆は,「例えば・・・」という話を好むのである。
話し方が適切でない(声量,発音,語尾)
「声量が小さくて,分からない」ということもある。また,語尾が不明瞭の場合もある。いずれも分からない。だから眠くなる。
聴衆を見ていない
講演を聴いていて,感心することがある。退屈な話の場合である。
「聞き手は,みんな下を向いている」
「眠っている人もたくさんいる」
「よそ見をしている」
このような状況でも,淡々と話ができる人がいる。すごいと思う。ひょっとすると,大学なんかでは,これがふつうなのかなぁ・・・。
「聴衆の反応を見る」この1点でもできれば,いずれは話す力量は上がってくる。聴衆から学ぶということである。
ここまで書いてみて,自分ではできていない点が多いなぁと思う。聴衆を見るという1点を取っても,慣れていないと難しい。自分の言いたいことをいうことで精一杯だろう。
2002年の8月には,自分も話をすることが決まっている。持ち時間は,30分くらいになるだろう。聴衆が眠くならないよう心がけたい。
講演の作り方