中古のF355と新車のNSX、みなさんが買うならどちらを選びますか?どっちも約1,000万円。迷うところですねー。
フェラーリとの比較・・・できればあまり触れたくなかった部分ではあるんですけどね(^-^;
ただ、購入に当たって「値段が近いから」っていう理由だけでNSXとの比較対象にするのは当然の事ながら危険でしょうね。買う時はたとえ同じ値段で買えたとしてもその後のメンテナンスにかかる費用はおそらくケタ違いにフェラーリの方がかかるはずですものね。長い目で見ればNSXの方が費用はかからないっていう事でしょう。聞いた話ではNSXの維持費は保険料以外は他の国産車とそれほど変わらないとか。(リアタイヤの磨耗の異常な早さがネックか)
この件に関してはBBSでもいろんな意見が出ていましたしMailで個人的に頂いた意見などもありますので私なりにそれらをまとめてみようと思います。もちろん原文そのままパクってる部分もありますので悪しからず。
(゜゜)☆\ぽかっ
あ。もう1つ、私がどちらの方にヒイキしようとその部分には目をつぶってくださいね(^-^;;;
■NSXがフェラーリに与えた危機感■
まず・・・フェラーリはF355、F360を出してくるにあたってNSXを強く意識しているんじゃないかという事です。
1989年に発売されたF348ですが、ほぼ同時期にホンダからはNSXが発売になっています。当時このいわゆる同期の2台は比較される事も多く、NSXの高いボディ剛性、そしてそこから生み出される優れたハンドリング、さらに高い運動性能を持ちながら誰でも気軽に運転できる事などが取り沙汰去れました。世界のスポーツカーのお手本であったはずのフェラーリが剛性面でもドライバビリティの面でも日本のNSXよりも低い評価を受けてしまったわけですね。
焦ったフェラーリは現行車(当時の「348」)の製造を打ち切ってでも新型「F355」を出さなくてはならなくなり、しかも「F355」でも不安があったので、さらに開発費を出してでもブランニューの(「F355」は正確には「F348」のビッグマイナーチャンジ)「F360」を出すに至ったんですね。ルカ・モンテゼモーロ社長の就任にも関係あるのかな?
NSXっていうのはそこまで「フェラーリ」に危機感を与えた唯一のスポーツカーなんですね。スゴイじゃありませんか。(^O^)/
NSXのフェラーリに与えた最も大きな打撃は、それまで「高性能スポーツカーは高性能だが、乗りにくく普通の人では普通に走らせる事すら難しい」と言う常識を崩して見せた事に大きな意味があったのです。
最初はこれを理解できない国内の評論家に「誰でも乗れるつまらない車」とそこら中で叩かれたのはもう周知の事実ですが「尖った所が感じられない」=「スポーツカーじゃない」とでも思ったのでしょう。何と言ってもNSXのコンセプトは「解放するスポーツ」なんですから!
NSXは誰にでもその高性能を実感する事ができ、さらにそのドライビングを突き詰めようとすれば奥は限りなく深く、「乗りこなす」のにはかなりの鍛錬が必要な「高性能スポーツカー」・・・突き詰めてみたいもんですねえ(-_-;)
NSXの話ばっかりではなんなので・・・フェラーリについてもこんな情報が寄せられました。
匿名希望さん「フェラーリ・・ちゃんとメンテしてある車(E/G関係のみではなく、アライメント等走行関連も)はやはりいいですね。あの音は鳥肌物。クォ〜ンって。NSXじゃ出ない(なんでV8じゃないの?)
ノーマル状態では、イタリア人のすることなのでアライメントはばらばら、E/Gのセンサーも基準がでてない等めちゃくちゃです。160kmでレーンチェンジすると飛びそうになったり・・・・・・。
でもほとんどの人はフェラーリ様に手をいれるなんて・・・フェラーリなんだからとそのままですね。本当に飛ばしている人が少ないのと、ちゃんとした車に乗ったことがないので分かっていないみたい。
でも、フェラーリ・・・・・・。いいな〜 チャレンジほしいな〜」
・・・・だそうです。以上。(゜゜)☆\ぽかっ
フェラーリって・・何の予備知識も無いし・・・コメントしにくいんですよねえ・・・(-_-;) 上の記事を参考にさせて頂くと、フェラーリの魅力はあのエンジンサウンド!あのエキゾーストノートは本気で鳥肌モノですね。そして「きちんと整備されていれば」の条件付きでやっぱりいいクルマなんですよね。当たり前か(^-^;・・まあフェラーリは「フェラーリである事」それだけでスゴイのですが・・・
■デザイン■
ただ、NSXではなくフェラーリを選択する人も必ず存在するわけです。NSXを蹴ってまで(^-^;フェラーリを選ぶ理由といったらやはりあの官能的なエキゾーストノートと全人類を魅了してやまないあのスタイリングですね。( ̄^ ̄)/(←断言するなって(^-^;)
スポーツカーに限らずクルマにとってスタイリングっていうのは性能の一部だと思うんです。それこそ数十馬力以上に相当するでしょう。フェラーリのスタイリングっていうのはどうしてあんなに魅力的なんでしょうね。まあ、個人の好き・キライの分かれるところでしょうけど、個人的にはテスタロッサ・512TR・F355はいつ見ても見とれてしまいます。先日オートポリスで355チャレンジに近づく機会があったのですが、フロント、リアどこから見てもセクシーで「おぉぉ・・・美しい・・」でした。地上唯一の自動車芸術と言い切っても過言ではないくらいに全てが芸術的、それがフェラーリなのでしょう。
じゃあ、NSXは美しくないかって?そんな事はもちろんありません。F355が出てきたのが1994年、NSXは1990年。4年も古くてもその古さを全く感じさせない美しさを現在も保っています。間延びしてるって?うーん、良く言われますね。確かに最近のV8フェラーリと全長を比較するとF328からF355まではNSXよりも短いんですよね。実際にフェラーリが集まっているところにNSXを持っていくとやたら全長が長く感じる・・という話も聞いた事がありますが・・・(^-^;
NSXはトランク部分、つまりリアのオーバーハングが長いんですね。私個人的にはそんなに長いとは思わないのですが「前後のオーバーハングは短く・軽く」これがスポーツカーのキホンですよね。それなのにどうしてそのオーバーハングを切り詰めようとしなかったのか。これは横風に対する安定性を得るためなんですねえ。(実は知らなかったσ(-_-;))
「ミッドシップの場合、重心が後ろにあり、もしあの「ロングテール」が無いと重心(エンジン辺り)より前が長いって事になり、そこに横風が当れば「テコの原理」と同じでフロントがリアより強く横風に押される事になり、フロントがフラつくのです。
これは「ミッドシップ」&「リアエンジン車」の持つ共通の弱点です。実際「リアオーバーハング」が無い「フェラーリ」は横風が強いとまともに高速走行中は直進も出来なくなります。」
「実はプレス発表の時、当時のNSX開発主任の「上原さん」が「NSXのトランクの広さ」を記者達に質問された時に冗談半分で「いやぁ〜ゴルフバックが二個はいるから便利でしょ」って言ったのが、間違って「ゴルフバック二個を納める為にトランクを広くしたって」って広まちゃったんだよ...(^^ゞ。」
・・・という事でNSXのリアオーバーハングの長さにもちゃんと理由があったんですね。峠やサーキットでの全開・限界走行時にのみ性能を発揮するのではなく、高速道路でも、一般市街地でも不自由しないっていうところがNSXのエライところです。しかし私・・・トランクが大きいのはゴルフバッグを2個収納するため・・・って信じてました。(^-^;あはは
■NSXはフェラーリのライバル?■
さあ・・・どうなんでしょう。
この10数年の間に348→355→360と着実に進化を遂げてきたフェラーリに対してデビューからほとんどキープコンセプト(というか細かなマイナーチェンジのみ)のNSX。
2001年末に行われたマイナーチェンジも空力性能のアップ+αといった、言い方は悪いけど「小手先チェンジ」のような感じ。
確かに348を諦めさせたNSXの「開放するスポーツ」の影響力は偉大だったのでしょう。しかしNSXを見て危機感を覚えたフェラーリの方が実はエラかったような気がしてなりません。進化をしないという事は退化しているのと同じ事じゃないのかな・・・なんて考える事もあります。
もちろん私はNSX贔屓ですが(^^;)現行V8フェラーリに再び危機感を与えるようなNSXの登場を期待してやみませんですです。
NSXは台数の稼げない、つまり金にならないクルマです。日本においては数々のスポーツカーが姿を消して行こうとしています。そんな中で莫大な開発資金を必要するNSXを作っていく事は企業としては大変な事だと思います。
それでもNSXには世界に通用する最高のスポーツカーであって欲しいし、今後要求されるであろう環境性能も満たし、そしてなおかつドライバーに最高の喜びをもたらしてくれる・・・単純な「速いクルマ」としてではなく・・・そんなクルマであり続けて欲しい・・・というのがNSXオーナーでもない私の生意気な希望です(^^;)
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