「世界にとどけ愛と平和のつどい――ベト、ドクからのメッセージ」


 去る4月26日、「ベトちゃんドクちゃんの発達を願う会」(藤本文朗代表)が主催した「世界にとどけ愛と平和のつどい」が京都駅前の京都タワーホテルで開催され、日ベト京都府連も関係団体として協力しました。
この「つどい」は、昨年10月4日、ベトナム(ホーチミン市)で開催されたベトさんとドクさんの分離手術成功20周年を祝う記念式典を受け、2007年に亡くなったベトさんの追悼法要と、「つどい」にあわせて刊行された江崎智里・津止正敏・藤本文朗編『ベト・ドクが教えてくれたもの』(クリエイツかもがわ)、西村洋一著『ベトナムの枯葉剤』(宮帯出版社)の出版記念などを兼ねて開催されたものです。「つどい」には、約200名を越える方々が、全国からご参加くださり、盛大なものとなりました。
 「つどい」に先がけて、来日したドクさんとベトナム赤十字社のチュン先生、ツーヅー病院のタン先生、藤本氏らは、同日午後、西本願寺でベトさんの法要を行い、その後、マスコミ各社に対し、記者会見を行いました。
17時30分から津止正敏(立命館大学教授)と田中智子(仏教大学講師)の司会で、「つどい」の第1部が始まりました。オープニングに利根英法さんが筝演奏をしてくださり、場を盛り上げてくださいました。続いて、ドクさんが挨拶し、この「つどい」の中でもベトさんに対する簡単な法要が営まれ、チュン先生から感謝の言葉とベトさんドクさんの分離についてのお話がありました。第1部のメインは、「世界にとどけ愛と平和のアピール」でした。アピールでは、ベトさんドクさんのこれまでの生活や分離手術の成功にも触れながら、最後に、
私たちは、未来を信じます。ドクが『平和の大使』として声をあげなくても、静かな
一市民として暮らしていける時がくることを。ベトも空から祈っていることでしょう。
私たちは「美しい星、地球」から、核兵器、化学兵器、生物兵器などがなくなるように力をあわせましょう。
と締めくくられており、日本語、ベトナム語、英語で記されたアピールを参加者一同で賛同した上で発表しました。
 少しの休憩をはさんだ後、「つどい」の第2部のレセプションが始まり、参加者された方々から分離手術の思い出や、現在の活動の様子などが話され、盛況のうちに終了しました。
 当日、遠路はるばるお越しいただいた方々にお礼を申し上げると共に、出版事情が厳しいにも関わらず、本の刊行にご理解いただいた2つの出版社、「つどい」成功に向け、様々なご協力を賜った皆様にお礼申し上げます。

(向井 啓二 京都府連理事)

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