連載辰年奴歌 平成23年は8月作歌月末祭にて披露
 旧漢字は新漢字に改めました
表記は「奴の歌」記念誌のまま。
 

踊りと歌う様子

歌の内容と歴史

江戸期の歌20選

平成12年
一、
辰年は

雪ふりおそく 豪雪で

かみなり様も こおりつき

案じられたる 稲作も

氏神様の御利益で

五穀の作も 豊年よ

風おだやかな大祭り
 
二、
国政は

長引く不況と就職難

自、公、保、三党組での数あわせ

内閣は、小渕、森と変われども

金権体質おさまらず

沖縄サミツト 騒ぎだけ

これじゃ、業を煮やすぞ 奴共    
三、
代四次

総合計画、花咲くか

景気低迷長引いて

大きく落ち込むスキー観光

進む、少子、高齢化

温泉と、緑豊かな、この村を

過疎にするなと奴共
 
昭和63年
一、梅雨長く

  曇りがちなる辰射しは

  土用過ぎてのむし暑さ

  漸く稲の穂で揃い

  氏神様の御利益で

  万の作も実り良く
  
  風おだやかな大祭り

二、

新村に

希望を託して三拾年

減反転作強引に

悲喜交々のこの郷に

道路改良急ピッチ

源泉となるかさぎり荘

夢も豊かな村づくり
三、

賭け引きで

  国政審議を弄ぶ

  代議士よりもひたむきに

  挑む四十二、一九五粁

  ソール五輪に高々と

  揚げよ日の丸心意気
  
  祈って振り込む奴共

昭和51年

一 長梅雨に

  土用布子の辰年は

  氏神様の御利益で

  梅雨も日照りも程良くて

  五穀の作も豊年よ

  風おだやかな大祭り

二、金権の

  正体出たりロッキード

  生恥角栄前総理

  口を拭って三木ゆすり

  詮議の風はどこ福田

  大平らくの保守騒動

  口あんぐりの奴共

三、統中が

  確と決まらぬあやふやで

  第二早生田の南中

  何をと意地でも館屋敷

  村内二分はおろかなり

  初心にかえり譲り合い

  祈って踊る奴共

  

昭和39年

一、

辰年は

  たまの大雨さわりなく

  氏神様の御利益で

  思いの外の日照りにて


  早くも出揃ふ千穂八千穂

  万の作も大豊作
二 

曲がりかど

  不況にあえぐ農村を

  救うは互いの力でと

  農協合併日に進む

  東京五輪に劣らじと

  強く打ち込む心意気

三 

若連に

そっぽをむかれて総代は

  あぐらもかけぬ神楽殿

  佐野坂切っての大宮も

  宵のまつりも暗闇ぢゃ

  業をね(に)やすぞ奴共

昭和27年

○大雨も

 晴れて日和が打ちつづく

 氏神様の御利益で

 五穀の作も活気づく

 風おだやかな大まつり


  

○まゆ高で

ふくれた財布も束の間に

 親父がっかり嬶やせる

とったやったのからくりで

いつまで続く空景気

 

○御神徳  

五反幟になびかせて

光輝く鳳凰や

 平和の国の晴れすがた

 足並そろへて奴共

昭和15年

○晴天続きの辰年は

 氏神様の御利益で

 四海の波も静かにて

 しめりはたまに急雨で

 一万年は豊作よ

○皇紀は二千六百年

 記念事業も着手して

 第二国民健全よ

 

○光輝く日の丸は

 むほんをはかる蒋介の

 のどもとしめつけ目は白く

 東洋平和も近々だ

昭和三年


欠落

 

 



大正
愈々蚕も高価にて

茶の間も寝床も金貨に銀貨

光輝くぞくぞくと

奴は紙幣で目をつくか

氏子息災風まつり

欧州戦乱三年越し

朝日の幡は謬州湾

併合軍の勝ちどきに

カイセルまでがオッペケペー

四十サンチの大砲も

大軍までも捕虜となる
日和よく 風も静かに御利生で

雨の下までしめりあり

雨もしばしばしめりあり

作のたれほもみのりよく

虫も全滅九分の豊作
明治3

○四海の風も静かにて

 用水なぞも不足なく

 万の作もみのりよく

 五穀成就の豊年よ

 

 

○日の本は光り輝く万世へ

 かわきて落ちる草の露玉

 

○ねてもおきてもかねつまり

 奴はつまつてまんぱちよ

 氏神様の御利益で

 後には寝床も茶の間まで

 金銭ばかりで光り輝く

 

 

明治25年か 明治13年か 以下年号不明にて省略
氏神の地しょうもひらける

金銀も八万いじょうのとろわつけ

万おく以上の穀お(を)つみ
あらたまの
年の七月さいれいに
神仏こんこういさぎよき
やんこづきんのこみみだち
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