(更新/07.6.1)

北欧メタルの本場です


 

A.C.T (アクト)

IT BITESを彷彿させるPOPなメロディックプログレハード。QUEENぽさも。
● Today's Report / 1st-1999
● imaginary friends / 2nd-2001
● Last Epic / 3rd-2003
● Silence / 4th-2006

 

ALIEN (エイリアン)

↓ Great! ↓

● ALIEN / 1st-1988(輸入盤) 
特にどの曲だけが突出しているというよりは、アルバム通しての雰囲気が素晴らしい。粒ぞろいの曲たちは、どれも適度なハードさと、透明感のある叙情的メロディを持っており、ハードポップとしては北欧の最高作だと思います。エモーショナルなJim Jidhedの声も世界でも通用するものを持っていました。【98点】
 

↓ Great! ↓

● ALIEN (REMIX) / (1st)-1988
ワールドワイドな展開を意識してのリミックス盤です。日本デビュー盤。邦題は「炎の彼方に」となかなかカッコよかった。
全曲ミックスも違いますし、4曲をカットして、代わりにPete Sandbergが歌う新曲が2曲入っていますが、Jim Jidhedに似せて歌っているようで注意して聴かないと区別できないほどでした。なので、今のPeteの歌唱とは多少雰囲気が違います。カットされた4曲も素晴しい曲だったので残念ですが、新曲も良いので、2枚とも揃えて損はないでしょう。
それにしても北欧フリークにとってはバイブルみたいな扱いうけてるのに、B!誌買ってるような一般のメタルファンにさえ、ほとんど知られていないような存在なのが不思議ですね。全てのメロディアスファンに推薦できるのですが...。【98点】
 
● Shiftin' Gear / 2nd-1990 (輸入盤)
ボーカルは全曲Pete Sandberg。1stにくらべると淡泊な印象で、曲の出来は1stには及びませんが、北欧ハードポップの中では平均点以上のレベルの作品ではあるでしょう。Peteならではの雰囲気を持った良い曲もアリ。【83点】
 
 
● ALIEN / 3rd-1993
日本再デビュー作となった3rdは、シャウトにも気合いの無いソウル路線の新ボーカルDaniel Zangger BorchによりALIENらしい繊細な透明感が無くなり、月並みなアメリカンバンドのようになってしまいました。【73点】
 
● Crash / 4th-1995
”Spotlight kid”のようなリフから始まり、”Eye of the world”などRitchie Blackmore的曲が続きます。Glenn Hughes在籍時のDEEP PURPLEぽさもあるので、Danielも前作ほどは浮いていません。たまに思い出したように初期ALIENのような曲も飛び出すし、Tonyのギターソロも耳を引きます。
ALIENの作品としてはどうかと思いますが、退屈しない曲が続くので聴いてる分には悪くありません。【84点】
 
● Best & Rare / 5th-1997(輸入盤)
ラストアルバム(?)の2枚組ベスト。2枚目は今まで未収録だった曲だけなので、ほとんど新作として聴けます。1番充実してた頃の曲が多いのもうれしいです。【95点】
 
 
● Live in Stockholm 1990 / Live-2001
まさか、今になってALIENのLIVE盤が登場するとは思いませんでした。
Pete Sandberg在籍時の貴重な音源で、彼のコメントが載っている事から、メンバーの関係無い所で製作されたアルバムというわけでは無いようですが、演奏は無修正ですからミスも有りますし、音質もこもりぎみで、お世辞にも良いコンディションとは言えません。もっともALIENのLIVEなんて、ブートでも見かけた事ありませんし、ファンにとっては聴けるだけで幸せでしょう。
演奏自体は普通レベル。リッチー好きのTony Borgだから、予想通りスタジオ盤よりかなりラフに崩して弾いてますし、PeteもJim Jidhed時代の曲はボーカルラインを変えてるので、原曲の透明感・構築美は薄れてますが、ファンなら当然迷わず買うでしょう。買えばわかるさ。【87点】
 
● Dark Eyes / 5th-2005
JIM JIDHEDが復帰しての再結成作。声質は変わり、Tonyの腕が落ちたのも感じますが、彼ららしい素晴らしいバラードも有り、新作が作られた事は素直に喜びたいと思います【83点】

 

< 関連 >
JIM JIDHED / TONY BORG / PETE SANDBERG / MIDNIGHT SUN / SNAKECHAMER

 

ALYSON AVENUE

● Presence of mind / 1st-2000
初期TALISMAN、ERIKAタイプのキラキラした超北欧印のメロディアスハード。ただ、似たようなパターンの曲が続くので後半飽きも来る。女性ボーカルは下手とまではいかないが、某読み気味で表現力がいまひとつなのが惜しいところです。【85点】
 
● Omega / 2nd-2004
前作に続きERIKA系のメロディアス路線。
前作はボーカル+バックバンドという印象でしたが、今作はギタリストのアピールも多くなりバンドぽくなったこともあり、よりハードロック的になってます。ボーカルの表現力は前作から多少の向上の跡が感じられますが、曲が良いだけにそのへんはもっと要求してしまいますね。とにかく、この手の音楽が好きなら絶対買いでしょう。何故日本発売されないのか?【89点】

 

AMAZE ME (アメイズ・ミー)

● AMAZE ME / 1st-1995
LARS ERIC MATTSON'S VISION で歌っていたConnie Lind(Laz Basswood) のバンド。
「元MSGのゲイリー・バーデンを若くして、音痴を直したような歌唱」がなかなか上手いAORです。【83点】
 

↓ Great! ↓

● Dream on / 2nd-1997
1stと同じ方向性だが、出来が良い北欧メタルチックなハードナンバーがあったりと、曲に幅が出て前作より刺激もあり楽しめます。Connieの歌もVISION時代に較べると声質が変化して太くなったので、ゲイリー・バーデンぽさはほとんど消えました。【89点】
 
● Wonderland / 3rd-1998
前作まではドラムは機械だったが、今回は人間。1stからの流れを考えると納得もできますが、よりハードロックなアルバムになっています。しかし、LAメタルやエアロのようなアメリカンロックンロール的リフが中心の曲が多くなり、2nd以上の出来を期待していたぶん、がっかりしてしまいました。憂いを含んだメロディも消えてしまったわけではありませんが、美メロ度は2ndより薄いです。
出番が多くなったPeter Bromanは、”神技抜きのシェンカー”というようなタイプのギタリストだったのだと判明しましたが、だからバーデン声のConnieと組んだのだろうか(^^;【83点】
 
< 関連 >
LARS ERIC MATTSON'S VISION
 

ANDERS JOHANSSON (アンダース・ヨハンソン)

有名なJOHANSSON兄弟と同名のシンガー。
適度にハードさを持ったAORです。1曲1曲爽やかで聴きやすいのですが、似たタイプの曲が続いたり、攻めの曲が無いあたりがやはり当り障りの無いAORだなぁと感じます。緩急付いてればNELSONやALIEN並みのメロディアスハードとしてお薦めできるのですが。
● If it's all I never do / 1st-2003
● When I Become Me / 2nd-2004
● ANDERS JOHANSSON / 3rd-2006

 

ARENA 

● ARENA / 2003
BAD HABITのギターによるPOPユニット。
ハードギターと打ち込みという日本にはよくある組み合わせですが、メロディはそのままでバンド形態で録り直せばBAD HABITとしてそのまま発表できるクオリティの曲が揃ってます。
【85点】
 
< 関連 >
BAD HABIT

 

BAD HABIT (バッド・ハビット)

● After Hours / 1st-1989
AOR、アメリカンロックタイプ。後の作品にくらべると出来はイマイチ。BOSTONのカヴァーもしています。【80点】
 

↓ Great! ↓

● Revolution / 2nd-1995
初期BON JOVIやFAIR WARNINGのようなメロディアスハードロック作品。やはりBOSTONからの影響を感じさせる部分も多いが、ハードさとメロディ度が上手くブレンドされた好アルバム。いい曲が多いです。方向性は変わりませんが、1stより大幅に質が上がりました。
ボーカルはやや声質にクセがあり、たまに不安定に聴こえる部分もありますが、普通に歌うぶんには問題ありません(このへんは3rdで解消されます)。【93点】
 

↓ Great! ↓

● Adult Orientation / 3rd-1998
もの凄いクオリティです。基本的には2ndに続く美旋律路線ですが、ハードロックアルバムではなくSURVIVORのようなアメリカンAOR/産業ロックだと言うべきでしょう。1番の違いは、ギターバッキングから「ジャーン」というHR的なパワーコードが無くなり、クリーントーンのアルペジオやストロークが多くなった事。ボーカルも高音部分でのガナりが減り、より自然に歌うようになったのも大きな変化です。女性ボーカルとのデュエットバラード曲などはまるで恋愛映画のテーマ曲のように聴こえます。
メンバー全員が短髪になり、これからはハードロックとは離れて行きそうですが、このアルバムのような素晴しいメロディが作られていく限り応援していきます。【94点】
 
● 13Years of BAD HABITS / 2000(輸入盤)
1stの全曲と、日本未発売の88年のミニアルバム、B面曲などをまとめてあります。
昔の曲はボーカルが今よりかなりイモっぽいですが、1stに収録されていたものよりフックがあって良い曲が多いように思えます
【87点】
 
● hear-say / 2005
復活作。
モダンというか打ち込み系のリフで始まり冷やっとしますが、前作級の美メロ曲もあり一安心。なぜARENAというユニットが存在したのかが理解できます。KOされるまではいきませんが判定勝ちとは言えます【84点】
 
< 関連 >
ARENA

BALTIMOORE (バルティモア)

 

● Here's No Danger on the Roof / 1st-1989(輸入盤)
元SIX FEET UNDERのボーカルBjorn LodinとギターThomas Larssonのユニット。アメリカ的なブルースハードロック+AORで、曲は平均的ですが、YEAH BOP STATIONのアルバムにも収録されていたメロディアスハード”My blue moon”は超名曲です。
Bjornは人見元基(元VOW WOW)と声質が似てる(とよく書かれている)。【80点】
 
● Freak / 2nd-1990(輸入盤)
1stと同じ路線だが、これといった曲は無し...。【80点】
 
● Double Density / 3rd-1992
Thomasに替わって速弾き系のNikolo Kotzevが加入、曲もDEEP PURPLE系のハモンドオルガン入りハードロックに変化しました。派手目の曲だとBjornのヒステリックなファルセットが目立ちますね。
なお、これが日本デビュー作になり、”My blue moon”が追加収録されました。【83点】
 
● Thought for Food / 4th-1994
前作と同じ路線のハードロック。【84点】
 
● Original sin / 5th-2000
Thomas Larssonが復帰、メタルスタイルのNikolo在籍時よりもっとリラックスした感じのブルースハードロックになりました。ちょっと地味。【83点】
 
< 関連 >
SIX FEET UNDER / YEAH BOP STATION / BRAZON ABBOT / Thomas Larsson
 

BEWARP (ビワープ)

● In your face / 2nd-1994
テクニカル系ギタリストDick Bewarpのバンドですが、私の興味はPete Sandbergのボーカルに集中(笑)。キーの高いハード曲が多いためイマイチ辛い部分もありますが、バラードでは彼の特長である優しさがにじみ出るような見事な歌が聴けます。日本ではファンク系ハードロックだと紹介されたため、北欧メタル度は低いと思われがちですが、なかなかどうして正統派と呼べる範囲だし、ギターもメロディックなラインを弾いてくれてますから無視はできないでしょう。なお、1stにはPeteは参加していません。【84点】
 
< 関連 >
ALIEN / MIDNIGHT SUN / SNAKE CHARMER / Pete Sandberg
 

BISCAYA (ビスカヤ)

● BISCAYA / 1st-1984
パープル/レインボータイプのギター&キーボードバトル曲"Howl In The Sky"が出色の出来。
それだけが突出しているという気もしますが、逆に言えばこれだけで伝説化したバンドってスゴイですね。
【80点】

BLACKSMITH (ブラックスミス)

● BLACKSMITH / 1999?-(輸入盤、BOOT)
 幻の名盤扱いされている(らしい)85年のミニアルバム「Gipsy Queen」と86年のシングルその他未発表曲を収録。DEEP PURPLEの様式美度をアップさせてEUROPEと新世代ネオクラシカル色を足したような、どこから聴いても北欧メタルなサウンドです。冷静に聴けば、上ずり声のボーカルやアクセル・ルディ・ぺルばりのギターがかなりトホホなのですが、その手のファンならば「いいモン拾った」という気持ちも強いことでしょう。マニア向け。【83点】
 
● Once upon a star / 2nd-1999
 再結成作。と言ってもボーカルのPer Englund以外は別人。
Perは昔に比べればまともに歌えるようになっていますが、ハイトーンで音をハズすのは相変わらず(笑)。
 様式美タイプの曲もあるが、全体的にはザラザラした音色のへヴィーなリフの曲が多く、前作とはかなりイメージが違います。正直言ってつまらなくなりましたね。
【81点】
 

BRAZEN ABBOT

BALTIMOOREで速弾きを聴かせてくれたギタリストNikolo Kotzevのユニットで、北欧ミュージシャンを中心に作られています。3枚ともGoran Edmanが参加していますが、Joe Lynn Turner参加後の2、3rdのほうが曲も完成度は高いです。
トップクラスの速弾き力を持ちながらも、メロディのあるソロも得意な様式系ギタリストNikoloと、Joeの曲はまるでレインボーのよう。音は北欧と言うよりブリティッシュですね。日本で人気のあるハイテク系ギタリストと比べても聴き劣りない演奏力を持ってるし、曲も日本人好み。ヤングギター誌あたりが大好きなタイプなんですけどねぇ(^^; バイオリンソロを入れたり個性を出そうとはしているのですが...各ボーカリストとも上手いけど、バンドとして売るなら正式ボーカルでやらないとB級イメージは抜けないかも。
有名になってから再びセッションぽいアルバム作ったら、周りの評価もまったく逆になるんだろうなぁ。
 
● Live and Learn / 1st-1995【85点】
● Eye Of The Storm / 2nd-1996【90点】
● Bad Religion / 3rd-1997【89点】
● Guilty as sin / 4th-2003【83点】
 
  
< 関連 >
BALTIMOORE

 

CHARIZMA

● Rock the world / 1985,1999(輸入盤)
ボーカルの弱さ、音の悪さを含め、EUROPE以前の古典的タイプのメロディック北欧メタルです。OZとかそういう感じ。北欧マニア向けでしょう。【82点】
 

CLOCKWISE (クロックワイズ)

↓ Great! ↓

● Nostalgia / 1st-1997
これは超傑作です!
FORTUNEでは危なっかしい声を聴かせていたBenny Soderbergが、いつの間にやら、声域は広くはなくとも上手くて味があるボーカルに変わっていたのにはビックリでした。曲もFORTUNEの1stをさらにパワーアップしたような名曲揃いで、彼の作曲力の高さには驚くばかりです。これこそ現代北欧メタルのお手本って感じ。全ての曲に印象的なラインがあるだけでなく、自らが弾くキーボードアレンジの素晴らしさが曲を引き立てています。
【98点】
 
● Naive / 2nd-1998
アルバム全体としては前作のようなストレートな正統派北欧メタル曲は減ってしまい、その代わりにグルーヴ感を強調した曲などが入っています。Jan Granwickの替わりに参加している元TALISMANのFredrik Akessonの影響か、モダンなタイプの曲はTALISMANの楽曲のようです。
が、いかにもBennyらしいメロディ(しかも1stには無かったタイプ)を持った曲もありますし、B!誌のレビューを見てがっかりした人も、とりあえず聴いて損はないと思います。ひねった展開の曲にもBennyらしいメロディは感じる事ができますので、FORTUNEの2ndほどの落胆はないでしょう。
Fredrik Akessonは前任者Jan Granwickより「聴かせどころ」を持ったソロを弾きますし、その点はプラスかと。【83点】
 
< 関連 >
FORTUNE / GLORY

 

CRYSTAL BLUE (クリスタルブルー)

● Out from the Blue at Last / 1993(輸入盤)
AOR系ハードロック。名前ほどは美旋律を聴かせてくれなかった(^^; 【81点】

DALTON (ダルトン)

● Injection / 2nd-1989
TREATの初代ドラマー、Mats Dahlbergのバンド。TREATと同じくBON JOVI(の1st)的サウンド。アルバム名は”Injection”だが入っている曲はなぜか「Love Injection」。【82点】

DAMNED NATION (ダムド・ネイション)

● Road of Desire / 2nd-1999
 David Coverdale風というか、裏声無しのBjorn Lodin(BALTIMOORE)風のブルージィな声と、「サーペンスアルバス」時代のWHITESNAKEのようなサウンド。
70年代ブルースハードロックがベースだと言えるが、半面、POPでキャッチィなメロディも合わせ持っているので、非常に聴きやすくなっています。ギタリストも、テクニックを披露しつつもパワフルにバッキングが弾けるという今どき珍しいタイプです。
 これこそメインストリームのハードロックでしょう。今風のハードコアとかスピードメタルしか聴いていない人達も、こういうのの良さがわかるようになると世界が広がるんですけどね。【90点】

DEATH ORGAN (デスオルガン)

● DEATH ORGAN / 1st-1995
その名の通り、ユーライア・ヒープのような70年代的オルガン入りハードロックに、デス声が乗るという不思議なバンド。
デス声は楽器の一つとしての扱いなので、デスメタルのそれとは少しニュアンスが違うようです。写真を見ると、ハンドスピーカー(拡声器)を通して歌ってますね。
【84点】

EASY ACTION (イージーアクション)

● EASY ACTION / 1st-1983(輸入盤)
EUROPEの2代目ギタリストKee Marcelloのバンドという事で多少注目されたが、お手軽なアメリカンロックだったのでシオシオ。【72点】

EMOTION (エモーション)

● Taste of Grapes / 1st-1997
B!誌のレビューでは悲惨だったけど、北欧らしいメロディで私はそれほど酷いものでもないと思いました。
クリスチャンメタルという事で、サウンド的にもストライパーの流れだと思ってもらえればいいかと。
【82点】

ERIKA (エリカ)

↓ Great! ↓

● Cold Winter Night / 1st-1990
透明感のある叙情的メロディを持った素晴しく北欧的な哀愁ハードポップ。のちにSNAKE CHARMERで才能を開花させるBenny Janssonのギターによってロックらしいエッジもあります。
インギーの奥さんという事で紹介されましたが、それとはあまり関係なく最高のアルバムです。
【93点】
 
● In the Arms of a Stranger / 2nd-1991
輸入盤市場での1stアルバムの人気を受けて「エリカ・マルムスティーン」名義で日本発売。理由があって1stは発売できなかったのでしょうか。
アルバム内容は前作同様メロディアスなハードポップで、曲の展開も似ていますが、透明感や曲の完成度は1stほどではありません。でも前作と比較しなければ、充分よくできた作品と言えるでしょう。ギターはBenny Jansson。
なお日本盤は、インギーが弾いていた1stの"Emergency"がボーナス曲となってます。しかし、このあとインギーとは離婚...。
【84点】
 
● Lady Luck / 3rd-1993
"Merry-go-round"というERIKAベストチューンが入っているものの、アルバムの出来はさらに後退した感が。【84点】
 
● PLANET-X / 4th-1997
しばし充電期間を経て復活。2ndに続き日本発売もされました。内容はポップなグラム/パンクロックといったところで、歌い方もパンキッシュに。残念ながら哀愁メロディ度は大幅ダウンしてます。新しいダンナが作曲/プロデュース/ギターを全て担当。またギタリストと結婚と(笑)。【77点】

EUROPE (ヨーロッパ)

それまでの「イモ臭いNWOBHM」から「透明感溢れる様式美」へと、北欧メタルの定義そのものを変えた記念すべきバンド。今でもミスター北欧メタルと言えばEUROPEでしょう。1st、2ndは永遠の名作です。
一般客にも大ヒットした3rdの表題曲は、格闘技での入場曲としていろんな人に使われていますが、別に彼らは北欧ファンではないと思います(笑)。
ギタリストJohn Norumが脱退した事も手伝い、あいつらはアメリカンヒットチャートに魂を売った、とかなり批判もされました。裏切られたと思った人が多かったんでしょうね。
 

↓ Great! ↓

● EUROPE / 1st-1983【96点】
 

 

↓ Great! ↓

● Wings of Tomorrow / 2nd-1984【95点】
 

 

● The Final Countdown / 3rd-1986【84点】
 
< 関連 >
JOHN NORUM

 

FATAL ATTRACTION (フェイタルアトラクション)

● End of Regulation Time / 1st-1996
1曲目は、まるでSILVER MOUNTAINの3rdに入っていそうな佳曲です。他は平均的なAOR寄りのハードポップですね。【74点】

 

FORTUNE (フォーチュン)

この頃、日本では北欧メタルがまったくリリースされなくて、北欧メタルは滅亡したのでは?とまで言われてましたから、1stを初めて聴いた時は感動しました。あのSILVER MOUNTAINと同じ空気を感じたのです。力不足のボーカル、背伸びしたギターも気にはなりませんでした。同時期に登場したRoyal Huntの1stより好んで聴いてましたしね。FORTUNE自体はその後、様式系からはかけ離れてしまいましたが、演奏技術は格段にレベルアップしてるし、2ndに比べれば3ndは普通のHRとしてそれなりのものにはなってます。まあ、Benny Soderbergには CLOCKWISEがありますから、もうこっちがだめでもかまわないです(笑)。グレンヒューズの前座として来日公演も果たしていますが、2ndの曲中心の構成で退屈なライヴでした。
 

↓ Great! ↓

● Making Gold / 1st-1992【93点】
 
 
● Loads of Flies / 3rd-1995【80点】
 
< 関連 >
CLOCKWISE / SABBTAIL
 

GALLEON

● LYNX / 1st-1992
無理矢理言うと、シンフォニックプログレAOR。【76点】

 

GLORY (グローリー)

CLOCKWISEにも参加しているギタリスト、Jan Granwick のバンド。
1stは、ネオクラシカルなギター、透明感のある哀愁メロディなど、当時の北欧メタルシーンの中では完成度の高い1枚。2ndは、POPさが薄れたかわりに、ハードロックぽいギターリフが曲を引っぱるタイプに変化。3rdはJanのソロアルバムのような内容で、クラシック曲のギターインストと、
Goran Edman のボーカルによるファンキーな曲が半々。インストも、リズムの上でメロディを弾いているだけの退屈なアレンジに。
 
● Danger In This Game / 1st-1989【85点】
 

 

● 2 Forgive is 2 Forget / 2nd-1991【84点】
● Positive Voyant / 3rd-1993【73点】

HAMMERFALL (ハンマーフォール)

● Glory to the brave / 1st-1997
バンド自らが「我々はジャーマンメタルだ」と言うくらいだから、そういう思想のバンドです。でも、JUDAS PRIESTやNWOBHMからの影響を感じる曲も意外と多かったりします。欠点はボーカリストの技量だという事は明らかですし、ライヴでの音の外し方もキツイものがあるようです。
WARLOADの曲をカヴァーしてるのはちょっとうれしいかも。【82点】
 
● Legacy of kings / 2nd-1998
前作よりNWOBHM度は減り、純粋(?)にジャーマンメロディックパワーメタルらしくなりました。ボーカルもそれなりに上達の跡が見られます。
今回はPRETTY MAIDSの"Back to Back"をカヴァーしており、前回のWARLOADと同じようにギターソロ以外は原曲にかなり忠実にコピーしていますが...やはりRonnie Atkinsとの実力差は如何ともしがたいものがありますね(^ ^;【82点】
 

HEART CRY (ハートクライ)

● HEART CRY / 1st-1996
これもB!誌でだいぶ評価低かったけど、まあまあ気に入りました。B級ですけど。【81点】

HUMAN CLAY (ヒューマンクレイ)

↓ Great! ↓

● HUMAN CLAY / 1st-1996
てっとり早く言えば、改名したTALISMAN。
内容はかなり様式系と言うか、ロックしてます。どんどんモダンになっていったTALISMANについていけなかった人もこれならOKっす。
 ベーシストのMarcel Jacobがリードギターを弾いているのですが、ギターの腕前もかなりのものです。恐らくはアドリブではなく事前に考えたであろうソロ構成のセンスの良さも、そこらへんの本職さんに教えてあげたいほど見事。
【93点】

● U4lA / 2nd-1997
どこかで聴いたようなフレーズが増えたのと、曲の完成度が落ちたので減点。【83点】

 

< 関連 >
TALISMAN / HUMANIMAL

 

HUMANIMAL (ヒューマニマル)

● HUMAN CLAY / 1st-2002
TALISMANのMarcel Jacob,Jeff Scott Sotoコンビによるニューバンド。バンド名はTALISMAN時代の作品名だし、実質上TALISMANの続きと考えて良いのでは。
ハネるリズムのイントロに違和感を感じつつも、サビ近くになるとJeffの心地良いメロディラインが耳を捕らえるという、彼ら独特のグルーヴィー&メロディアスなスタイルに変わりはありません。ギタリストの感じも良いし、TALISMANのラスト作(5th)に比べ、だいぶメロディが冴えています。ただ、Jeffは声が枯れてしまいちょっとイメージが変わりました。【87点】

< 関連 >
TALISMAN / HUMAN CLAY

 

HUMAN RACE (ヒューマンレース)

● Strange Horizons / 1stMINI-1997
 デビューミニアルバムは、PRETTY MAIDSの名曲"Future World"を髣髴させる様式美ナンバー”Lost In The Shadows”を代表に、Graham Bonnetの声をもっと張りを良くしたようなボーカル、RAINBOW、PURPLEチックな骨のある楽曲と、将来を期待させるに充分な内容でした。
残念ながら、このシリーズを扱っていた輸入元の新星堂が手を引いたようなので、興味のある人は在庫が無くなる前に買いましょう。
【88点】
 
● For the Sake of Your Soul / 1st-1998
 
で、期待された1stフルアルバムですが、かなり方向性を変えてきました。
広い意味でのHMとして評価すれば、それほど悪い出来ではないのでしょう。
メロディアス、ではあるが、全体的にややモダンで冷たくダークな雰囲気が漂っています。にもかかわらず、RAINBOWっぽい演奏もあったりして、なんか、自分達の好きな部分も残しつつも売れ線狙いしようかなーといった方向性でしょうか。
1番残念なのは、アルバムカラーに合わせてリメイクされた”Lost In The Shadows”が淡泊でつまらない曲に改悪されてしまった事! こんな扱いをされるなら入れて欲しくなかった。
【84点】
 

INSANIA (インサニア)

● World of Ice / 1st-1999-BANDAI/Marquee
 EUROPE+STRATOVARIOUSというように表現されているところもあるようですが、私の感想ではジャーマン系やHAMMERFALLだよなぁ、といった感じでした。
気になったのは低レベルのギター。バッキングでは目立ちませんが、スロー部分、泣きのチョーキングなどでは実力不足が露呈されてしまいます。【83点】

JIM JIDHED (ジム・ジッドヘッド)

● JIM / 1st-1990(輸入盤)
元ALIENのボーカルのソロアルバム。内容はAORですが、ALIENの雰囲気を継承した素晴らしいものです。やっぱ、上手いわー、この人。
ギターはSNAKE CHARMERに参加したBenny Jansson。ゲストでALIENのギタリストTony Borgも参加してます。
【88点】
 
● Full circle / 3rd-2003

 

< 関連 >
ALIEN

JENS JOHANSSON (イェンス・ヨハンソン)

ブラザース名義の作品ではHRファン向きの曲も演ってますが、ソロ作では、プログレッシヴジャズとでもいうべき、複雑怪奇でテクニカルな曲を創作しています。1stを初めて聴いた時は「なんじゃこりゃ」と思いましたが、3rd(2ndはピアノソロ)は"Heavy Machinery"のような熱さ、聴きやすさが加わって、多少はロックファン向けになったような気がします(^^;
 
● FJADERLOSA TVAFOTINGAR (飛べない創造物) / 1st-1991【82点】
● Fission / 3rd-1998【88点】
 

THE JOHANSSON BROTHERS
(JOHANSSON)
(ザ・ヨハンソン・ブラザース)

● THE JOHANSSON BROTHERS / 1st-1994【72点】
● Sonic Winter / 2nd-1996【84点】
こちらは兄弟名義の作品です。
Jens名義の作品よりは雑種的内容で、地味なポップロックとプログレ的な曲が混在しています。様式というかプログレ懸かった曲ではさすがJensというべきプレイを聴かせてくれますが、つまらない曲はトコトンつまらないのが難です。良く言えば前衛的、悪く言うと散漫。
2ndのほうが聴きやすくはなってます。
 
● The Last Viking / 3rd-1999
 今までの作品とは打って変わって、歪んだオルガンサウンドのURIAH HEEP調の曲から始まる、全曲Jensの速弾き満載の良質ネオクラ様式美アルバムです。Goran Edmanのボーカルも、インギーぽい曲やMADISONを思い出すような久々のハイトーンシャウトで懐かしさも感じてしまいました。
 ギターのMichael Romeo (SYMPHONY X)は、弾くべきところではしっかり弾いていますが、その役割はバッキングがメインで、目立つほどはリードを弾いてはいません。そのため、プログレやVitalij Kuprijの1stのようなギターvsキーボードの緊張感あるバトルはなく、この点は物足りなさも残ります。
 
 まぁ、これがJensの音楽性の全てではないことは、彼の今までを知っている者ならわかることですが、その気になればこういうのもすぐにできてしまうという事でしょう。【91点】
 

ANDERS JOHANSSON , JENS JOHANSSON ,
ALLAN HOLDSWORTH
(アンダース・ヨハンソン,イェンス・ヨハンソン,アラン・ホールズワース)

● Heavy Machinery / 1996
ジャンルはジャズフュージョンで、HRではありませんが、緊張感あるインプロヴィゼーションの応酬がカッコよいのです。そのへんは70年代のHRと共通する熱さがあります。
RISING FORCE時代にはヘタクソ呼ばわりされてたAnders ですが、ジャズ系の手数の多いプレイはなかなか素晴らしいと思うのです。 個人的に好みのスタイルなんで。
【88点】
 

MASTERMIND (マスターマインド)

● Excelsior ! / 5th-1998
 「Magna Carta」レーベルからデビューする予定であったというのも納得できる技巧派ギタリストBill Berendsのバンド。サウンドはプログレッシヴジャズフュージョンで、Jensは全曲に参加してます。
Jeff Beck風の1曲目など前半は印象に残るが、全体的には「Heavy Machinery」ほどの緊張感は感じられませんでした。
【83点】
 

↓ Great! ↓

● Angels of Apocalypse / 6th-1999
 ツーバス連打のジャーマン風ナンバーから始まり、全曲ネオクラシカル様式メタル三昧! 前作から考えると信じられない変わり様ですが(笑)、メタル色を強くしたLANA LANEといった雰囲気もあります。
Jensの大暴れはもちろん、ブレインのBill Berendsもネオクラシカル+Holdsworth,Jeff Beckという感じで、弾きまくり之助。
 実はLANA LANEにかなり影響を受けたため、彼女とよく似た声を持つLisa Bouchelleを起用したようです。「そのもの」と思えるほどのボーカルラインもありますし、それまでの自分達のサウンドを捨ててまで路線変更したくらいですから、よほど惚れ込んでいるのでしょうね。
 さらに、ボーナストラックなどは、モロに北欧メタル。あのリフ、男声コーラス、サビ...震えてしまいましたわ(笑)。
【94点】
 
< 関連 >
SILVER MOUNTAIN / STRATOVARIOUS / YNGWIE MALMSTEEN / SNAKE CHARMER

JOHN NORUM (ジョン・ノーラム)

1stは北欧らしくカッコいい曲も入っていますが、各曲の方向性はバラバラ、ギターもインギー調のネオクラシカル全開の曲から普通に典型的ロックのフレーズを弾いてるだけのものまで色々で、結局何がやりたいのかわかりませんでした。"The Final Countdown"の作曲者としての意地なのか、同じような曲が入ってます。Goran Edmanボーカルの良い曲ですが。また、Marcel Jacobも参加していました。
Glenn Hughesをメインボーカルに招いた2ndでは、北欧らしさは薄らぎ、普通のヨーロピアンHRとTHIN LIZZYを足したような内容になりましたが、まとまりはあり、アルバムとしての出来は悪くないと思います。
 
● Total Control / 1st-1987【86点】
● Live in Stockhorm / MINI-1990【83点】
● Face the Truth / 2nd-1992【85点】
 
< 関連 >
EUROPE / DON DOKKEN
 

DON DOKKEN (ドン・ドッケン)

● Up from the Ushes / 1st-1990
まだ北欧度の高かった頃のJohn Norum が、クラシカルなフレーズも連発。何曲かはまるでEUROPEのようです。
DOKKEN時代はハードな曲でパワー不足だったDon のボーカルも、メロディ重視になったこのバンドでは何の問題もなく、もう1人のギタリストBilly Whiteとのツインリード、さらにはDonも加えてのLIVEでのトリプルギターは見所でした。
自分の弱点を知っていたって事なんでしょうけど、これで2曲くらい派手で速めの曲が入っていたら、名盤になっていたかも知れません...。おしい。
【83点】

JONAS HANSSON (ヨナス・ハンソン)

● CLASSICA / 1999
元SILVER MOUNTAINのギタリスト。
順序は変ですが、JONAS HANSSON名義としては初アルバムです。だいぶ前からJONASのHPで告知がされており、ようやく通販のみという手段ではあるようですが発売されました。(その後にめでたく日本発売もされました。)
内容は、SILVER MOUNTAIN解散以降に彼が手がけたこれまでの作品とは違い、ネオクラシカルでSILVER MOUNTAINでのプレイを彷彿させるメロディを持つインストルメンタル集です。
もっと言えば、あの時のギターソロで聴けたようなメロディを抜き出して、それを曲にしたような感じです。
インギーの出したシンフォニックアルバムよりはロックギターミュージックという感じだし、Uli Rothの”SKY OF AVALON”のような雰囲気もあります。でも、1曲1曲の長さはそれらより短くコンパクト過ぎるとも思えるほどですし、そういう意味では、この手の音楽が苦手の人でも退屈な時間を過ごさずに済むでしょう。個人的にはもうちょっと長いほうが良かったなとは思いました。
 果たしてJONASはどんな考えでこのようなアルバムを作ったのでしょうか。
彼が「機械的な正確さはないが”歌心”があるネオクラシカルなギター」を生かした分野に戻ってくるのが証明されたというわけではありませんし、単なるファンサービスに過ぎない作品なのかも知れません。これはアルバムというよりは作品集といった内容ですから。
でも、そこらへんのヘボギタリストとは違うぞ、まだJONASは死んでいないぞ!という証しになった事は確かでしょう。【84点】
 
● Valhallarama / 2006
 

JONAS HANSSON BAND (ヨナス・ハンソン・バンド)

● NO.1 / 1st-1994
正確には彼がアメリカに移り住んでから結成したバンドなので、北欧バンドではないのですが・・・
サウンドはラフでダーティ、ダークな90年代的ヘヴィロック。SILVER MOUNTAIN再来を期待した耳には厳しすぎる内容でしたが、わずかにJonasらしいメロディもありました。【78点】
 
● Second To None / 2nd-1996
前作と同じような内容。同様に1、2曲はそこそこ良いものもあります。が、期待していたものとはかなり距離がありますね。【79点】
 
● The Rocks / 3rd-1999
相変わらずミックスはラフだし、メロディアスな旋律の中にダークに聴こえる部分を挟み込んでいるのは今までと同じですが、ギターソロはJonasらしいクラシカルさが充分発揮されているし、JONAS HANSSON BAND名義としては初めて納得できる出来の作品を作ってくれました。
SILVER MOUNTAINの1stにも近い雰囲気を持っており、中にはわざと真似たのではないかと思ってしまうような曲もあるほどだし、これでキーボードが入ればSILVER MOUNTAINの新譜と言われても騙されてしまうかも知れません。【90点】
 
 

LEGACY (レガシー)

● LEGACY / 1st-1998
同じく、乾いた音色が空しいアメリカ結成のバンド。正確には彼主導のバンドではありませんけどね。
もはや完全にダークなリフばかりになってしまったが、サビ前になると、おおっ、と思わせる歌メロが登場したり、ギターソロからは今だにJonasの素晴しさが伝わってきます。
かえってギターソロも駄目なら、諦めもつくんですけどね。彼に昔のような曲を求めるのは間違っているのでしょうか・・・。
なお、ベースのMarten Andersson(同じくスウェーデン人)は、タッピングなど派手なテクニックを披露しており、かなり目立ってます。最後の曲はベースソロで終わりますし、モロにBilly Sheehanからの影響を感じます。
【77点】
 
< 関連 >
SILVER MOUNTAIN
 

KHARMA (カーマ)

● Wonderland / 1st-2000
ボーカルはGoran Edman。落ち着いた感じの産業ロック/AORです。FOREIGNERみたいなもんかな?コーラスにはQUEENの影響も感じられます。でもPOPなわりに印象的なメロディというのは少ないような・・・。PHENOMENAみたいな雰囲気の5曲目はいいですね。【84点】

LAST TRIBE (ラスト・トライブ)

● The Ritual / 1st-2001
MIDNIGHT SUNのギタリスト、Magnus Karlssonのバンド。
DIO+YNGWIEといった感じの印象的な様式美曲が多く、かなり充実しています。
ギタープレイは、スゥィープを多用したネオクラシカルフレーズ中心ですが、VAI風な部分もあり、本当はこっちのほうが好きなのでは?とも思えます。
曲は良いのにギターソロになると、短フレーズを連結しただけで連続性の無い「教則のような」ソロを弾いてしまうのは、若さゆえといったところでしょうか。
【88点】
 
● Witch Dance / 2nd-2002
ギタープレイは前作よりVAI色が濃くなり、ネオクラシカル様式美な雰囲気はほとんど有りません。曲のほうも拡散的なHRというか...悪くいえば中途半端で、耳に気持ち良いメロディも減ってしまいました。【83点】
 
< 関連 >
MIDNGHT SUN

LINE UP

● Lucky One / 1st-1992(輸入盤、RARE?)
典型的ハードポップ。発売元はデンマークだが、出身はスウェーデンらしい。【83点】

LION'S SHARE (ライオンズ・シェア)

● LION'S SHARE / 1st-1994
ASIAを薄味にしたようなシンフォニックAOR。【81点】
 

LOCOMOTIVE BREATH (ロコモーティヴ・ブレス)

● Train of Events / 1st-1997
マイナーコードのメロディアスハード曲が多いのですが、欧州的な湿りっけは無く、ギターリフなど80年代アメリカのバンドのように聴こえました。ボーカルはかなり無表情。【82点】

 

MADISON (マディソン)

● Diamond Mistress / 1st-1984
今や、北欧きってのソウルフル実力派シンガーとしてモテモテのGoran Edmanのメジャーデビュー作。ここではまだ発展途上で不安定な部分も多い北欧的ハイトーンボーカルの1人に過ぎませんが。
作品内容は、これぞ北欧メタルという感じで、ツインリードのスピーディな1曲目"Lay Down Your Arms"は北欧史に残る名曲です。これ1曲だけ、と認識している人も多そうですが、他も悪くはないです。EUROPEに次ぐメジャー候補と言われてましたけど、これはちょっと叶いませんでしたね。
【85点】
 
● Best in Show / 2nd-1986
音は良くなりましたが、曲は地味に。CDなんてまだそれほど普及してない頃ですから、当然この2ndもLPレコードで買ったんですが、あまり気に入ったアルバムにはなりませんでした。でも実は、CDに追加収録されたRAINBOW的な様式ナンバー"Look In Your Eyes"が1番良い曲なんですよね。これがあるだけでだいぶアルバムの印象も変わります。
この後、脱退したGoran Edmanの後釜でPete Sandbergが参加し、シングルを出しますが、解散してしまいます。
【83点】
 
< 関連 >
YNGWIE MALMSTEEN / BRAZON ABBOT / SNAKE CHARMER / THOMAS LARSSON / JOHN NORUM

MAJESTIC (マジェスティック)

● Abstract Symphony / 1st-1999
キーボーディストは Jens Johansson か Vitalij Kuprij(ARTENSION)のようなハイテク弾きまくりタイプで、曲はYngwie+SYMPHONY X 調のネオクラシカル様式美。キーボード主導型のバンドですが、ギターも Michael Romeo や Yngwie 並みとはいかないまでも、それなりに早弾いてます。ただ、ボーカルはこのようなレンジが広い歌唱が求められる音楽を演るには力量不足な感じです。
7曲目が Yngwie の"Deja Vu"、8曲目は MSG の"Assault Attack"のパクリだし、他も前記のプレイヤー達の模倣が目立ち、まだMAJESTICならではの特色と呼べるものが無いのが辛いところですが、未熟でも「やる気」は感じますので、次回作ではもっと良いものができるのではないでしょうか。【84点】
 
● Trinity overture / 2nd-2000
1曲目・・・RISING FORCEまんまで苦笑、そのままインストで終わるのでさらに力が抜けました。前作同様に、オリジナリティの事は言わないで〜って感じのネオクラ様式美。でもギターとボーカルが新メンバーなので印象は結構変わってます。ボーカルはややかすれ声のブルージィなタイプ、ギターはペトルーシ、ホールズワース系で前任者よりテクは上ですが、ソロアルバムなら絶対ネオクラは弾かなそうなタイプです。長続きしなさそう・・・。
1st時に比べて、思ったより伸びてないなというのが感想です。Brightest Hopeは取れても、トップを狙えるほどの選手になれるかは今後次第です。
【84点】

 

MANSSON (マンソン)

● Arch of Decadence / 1st-1998(輸入盤)-Point Music
 このMichael Manssonというギタリスト、テクはイマイチですが、突然ハッとするようなフレーズも弾いたりする場面もあるのが不思議。
 曲は北欧味たっぷりのメロディックハードロックで、John Lordぽさもあるツボを突いたハモンドオルガン/キーボードが美メロ度をアップさせています。
残念ながら、W.A.S.Pのブラッキー・ローレスのようなダーティーな声質のボーカルが難点で、これでかなり支持者が減るでしょう(^ ^; それでもバラードではけっこういい線行ってるので、がんばればアンディ・デリスにはなれるかもしれません。
 ドラムはAnders Johansson、コーラスではPete Sandbergが参加しているのですが、ハモりになるとPeteのほうが目立ってしまいます(笑)。
ボーカルが良ければ88点くらいはつけられるのですが...。【84点】

 

MASQUERADE (マスカレード)

● MASQUERADE / 1st-1992
HELLOWEENのMichael Kiskeのようなボーカルのハードポップ。
平均的な曲ばかりでこれと言った曲がないのが欠点ですかね。
【78点】

MATHIAS HOLM (マティアス・ホルム)

● Pictures of Dream / 1st-1997
久しぶりに、マカパインやヴィニームーアの路線のネオクラシカル系インストアルバムを聴いたような気が。今後に期待しております。【85点】
 

MIDNIGHT SUN (ミッドナイトサン)

● Another World / 1st-1997
Pete SandbergのBAND。この人の持ち味であるメロディアスハードポップが堪能できる佳作アルバムです。SNAKECHARMERの1stより全然出来が良いのでうれしかったですね〜。
ネオクラシカルな1曲目はそれなりにカッコ良い曲ですが、同時に、この手のアグレッシヴな曲は歌いこなせない事も判明(^^; 彼ならこのタイプの曲を演らなくても良さを発揮できる曲はたくさんあるんですが...。まあ、重い2曲目はけっこうサマになってて良いんで、こーいうのはまた作って欲しいかも。
【87点】
 
● Above & Beyond / 2nd-1998
2ndは、一転して、ネオクラシカル様式美の世界です。うーん・・・好きなタイプですけど、Pete Sandbergの繊細なボーカルスタイルが生かされているのかは疑問です。Goran Edmanが歌えば合いそうな音楽なので、もしこれが再結成MADISONのアルバムだったらもう少し点が高かったでしょう。【86点】
 
● Nemesis / 3rd-1999
コンスタントにアルバムが発表され、日本ではだいぶ認知されてきたのではないでしょうか。今作も2ndの路線を進めた北欧的様式メロディアスハードです。
EUROPEの"Seven doors hotel"のカヴァーもハマってますが、本当はこのレベルの曲を自作してくれるともっとステップアップするんですけどね。作曲担当のReingoldにそれを期待するのは無理?【84点】
 

↓ Great! ↓

● Metalmachine / 4th-2001
中心人物であったはずのSandbergが脱退し、Rob Halford風のスクリームを聴かせるJakob Samuelが加入。サウンドは前作までよりへヴィメタリック路線に、メンバー写真やジャケット絵もJUDAS的だし、まるで別のバンドへと変化しました。
...しかし、これが凄く「良い」のです。へヴィになったとはいえ、あくまでメロディ重視の北欧様式美+JUDASで、ROYAL HUNTやMAJESTICなどにも余裕で勝ってます。
前作では控えめだったギタリストMagnusも、今回はLAST TRIBEで示した通りの実力を見せており、インスト面でのテンションも高めてくれてます。
元々、Sandbergの持ち味を生かし切れていなかったバンドですから、このメンバーチェンジは大吉でしょう。
このアルバムでMIDNIGHT SUNは2001年の北欧を代表するバンドになりました。
【94点】
 
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ALIEN / Pete Sandberg / SNAKECHAMER / REINGOLD

MIKAEL ERLANDSSON (ミカエル・アーランドソン)

ハードロックというよりはAORで、その中にハードロック的ナンバーが数曲あるといった感じ。まあ、美旋律を愛する人なら小さな問題かもしれませんが。
2ndではさらに純正AORに接近しています。
 
● The 1 / 1st-1994【87点】
● Under the Sun / 2nd-1996【84点】

 

MOAHNI MOAHNA (モアニ・モアナ)

● Temple of Life / 1st-1994
ロニー風のボーカル、中世風な衣装などを含め、いかにも初期RAINBOWを意識しています。ミディアムテンポの曲がほとんどで、起伏がないのが残念。【83点】

 

MODEST ATTRACTION (モディスト・アトラクション)

● MODEST ATTRACTION / BEST-1999
NARNIA のボーカル、クリスチャン・リレグリンが NARNIA をスタートさせる前にやっていたバンド。あちらはインギー系様式美ですが、このバンドは DEEP PURPLE 系の70年代的様式HRバンドです。ボーカルハーモニーは URIAH HEEP ぽかったりもしますし、まぁD.P本家よりは「D.P系」のWHITE SPIRIT のほうが近いでしょう。ギター、キーボードソロから最後にハモるところなどはかなり似てたりしますし、ギターもリッチーより(WHITE SPIRIT時代の)ヤニック・ガーズに近い音使いです。
問題のクリスチャンのボーカルは、NARNIAよりは無理無く歌っていますので気になることはありませんでした。
 このアルバムは、日本未発売の2枚から日本向けの曲を選んだベスト盤という事ですが、曲順、構成までは気が回らなかったようなので、それには触れない事にします(笑)。バンド自体もNARNIA がある以上は開店休業状態なので、次回作が出る可能性は少なそうですが、個人的にはあちらより気に入りました。ただ、古典的ハードロックが好きな人以外は手を出さないほうが無難でしょう。【86点】
 
< 関連 >
NARNIA

NARNIA (ナーニア)

● Awakening / 1st-1997
ギターは完全にインギーの亜流ですが(多少メロディ重視思考)、曲はNATIONの亜流(笑)。
でも、聴いてるぶんには楽しめます。新人だし大目に見ましょう。技術的には問題ないし、続けていればオリジナリティは必ず出てくるでしょうから。【83点】
 
● Long live the King / 2nd-1998
ふざけたタイトルですね(笑)。
全体的にはイングヴェイ、初期レインボー路線の様式美(そこまでの完成度はないけど)といえますが、1stよりはオリジナリティはあるのでは? まぁギターソロは相変わらずモドキですが、1st時よりは意識して変えようと努力はしているようです。あと、重い曲ではボーカルの力量不足も目立ちます。【81点】
 
● Desert Land / 3rd-2000
「インギー的で無い」カッコいい疾走曲から始まり、予想以上の作品になりました。
2曲目はモロに「Forever is a long time」だし、「To young to die...」なインストもありますが、全体的にはだいぶオリジナリティが出てきてるし、曲のクオリティも高いです。ここまで来ればもう立派に”北欧メタルの継承者”と呼べるでしょう。ボーカルはまだパワー曲では乗り切れてませんが、独特な味もあるのでこれでOKな気もします。
隠しトラックで”Rising force”のパロディが入ってますが、この曲を真面目にパクっていたMAJESTICの立場は...(笑)。まぁ、アレは1980年代を代表する名リフだし、それだけ影響力があるという事でしょう。
【88点】
 
< 関連 >
MODEST ATTRACTION
 

NATION (ネイション)

1stは雑誌に書いてあるほどは良いとは思わなかったのですが(1度手放したし...)、一転、2ndでは、北欧ならではのPOPな曲と、インギーもこうあって欲しいと思うような燃える曲ばかりなのでとても好きになりました。そのインギーからの影響もかなりあったであろうギタリストもかなり弾きまくっており、北欧マニアのみならず、一般のHRファンにもアピールできる期待のバンドです。
 
● Chased by Time / 1st-1994【80点】
 

↓ Great! ↓

● Without Remorse / 2nd-1996【93点】
 

 

NOCTURNAL RITES (ノクターナル・ライツ)

● Tales of Mystery and Imagination / 2nd-1997
確かにジャーマンスピードメタルぽさも見受けられますが、それよりはオールドな印象です。ちょっと垢抜けない疾走感からは、初期のヨーロッパやNWOBHMのような雰囲気が感じられました。【82点】
 

↓ Great! ↓

● The Sacred Talisman / 3rd-1999
 前作を聴いて、次はもういいかな思ってたんですがコレは凄い。見事なメロディックHMに化けました。ジャーマン、ブリティッシュハード、様式美など色々な要素を取り込んで自分たちのサウンドを作り上げているあたりは、HEVENS GATEの"Livin in hysteria"に近いイメージがあります。
ギターも久々にテクだけでなくソロの構成も上手いと思える人材ですし、最近「ピュアメタルバンド」とか言われるバンドは演奏がヘヴィーでもボーカルが力不足でアンバランスな事が多いのですが、このNOCTURNAL RITESの場合は特別誰かのパクリというような感じでもなくしっかり歌えているのです。
必要以上に仰々しいメロディで飾り立てているわけでもないので、全てのHMファンに聴いてもらえる王道ヘヴィメタルアルバムでしょう。
これからもこの調子でやってくれたら、もうSTRATOVARIOUSあたりは聴けなくなりそうです(^ ^;
【92点】

 

NORDEN LIGHT (ノーデン・ライト)

● Shadows from the Wilderness / 1st-1987
SILVER MOUNTAINの2ndでのボーカル、Christer Mentzerのバンドです。内容的には、あっちほどインストパートに緊張感はないですし、曲にもずば抜けたものはありませんが、欧州らしい雰囲気を持ったHRで安心できます。【84点】
 
< 関連 >
SILVER MOUNTAIN

NOVEMBER (ノーベンバー)

● Live / 1997
CREAM、ジミヘンのようなインプロヴァイズされた演奏が延々と続くが、それもそのはず70、71年のLIVEだから(笑)。【79点】

OPUS ATLANTICA (オパス・アトランティカ)

● OPUS ATLANTICA / 2002
Pete Sandberg新たなプロジェクト。と言うかMIDNIGHT SUNのリメイクなのだろうか。
今回は名前からも想像つくようにSONATA ARCTICA、STRATOVARIOUS風のメロディックパワーメタルですが、やはりSandbergの声質には合っていないし、合唱コーラスが入る部分になると(わざと?)声が絞られて、合唱しか聴こえなくなったりします。
本意では無い作品を作ってSandbergになんのメリットがあるのかわかりませんし、MIDNIGHT SUNのほうはJakob Samuelと共に「Metalmachine」を超える作品を作って欲しいのですが。
【84点】
 
< 関連 >
Pete Sandberg / MIDNIGHT SUN

 

OVERDRIVE (オーバードライブ)

今でいう北欧メタルの定義からはかなり離れていますね。EUROPEが登場する以前は、北欧というとこういうバンドが典型的だったと思うんですが、イモくさいNWOBHMのようなサウンドです。それでも、LPレコードは「北欧」って事だけで中古ではかなりの値が付いていましたけど。
 
● Metal Attack / 1st-1983【70点】
● Sword and Axes / 2nd-1984【70点】

 

OZ (オズ)

● Fire in the Brain / 2nd
イキの良いNWOBHMっぽいハードロック。
ボーカルはいかにも旧世代の北欧的なイモ&オヤジ声ですが、曲はどれもそれなりにフックのあるメロディとスピード感を持ち、B級ならではの良さもあります。【84点】
 
● Roll the dice / 1991(輸入盤)
ボーカルは2ndとは別人で、オヤジ声ではありませんが今度は声量が無い「どヘタ」です。曲はジャーマンぽいスピードナンバーや北欧メロディも感じられるため、駄作というには惜しい気がします。LPを買ったのに、後にCDを見つけた時に買い直してしまいましたから(^ ^; 【83点】
 
 

PETE SANDBERG (ピート・サンドベリ)

● Back in Business / 1st-1997
長いキャリアの中で初のソロ作品。完全なAORですが、Sandbergの歌の上手さが充分に表われたアルバムだと思えます。
重い曲ではつらい部分もある声質の彼ですが、こういったジャンルでは天才的なシンガーですね。
【90点】
 
 
● Push / 2nd-1999
BAD HABITのギタリストSven Cirnskiが参加。前作のAOR路線とは打って変わってBEWARP以上にグルーヴィなサウンドで、今までのPeteのキャリアの中でも異質なものです。
唯一彼らしい(?)バラード"Love Hurts"は、Jim JidhedもカヴァーしていたNAZARETHの曲で、これでALIENの1、2代目ボーカリストが同じ曲を選んだ事になりました。【81点】
 

PETE SANDBERG'S JADE (ピート・サンドベリズ・ジェイド)

● Jade / 1st-1999
バンドというよりはプロジェクトなのでしょう。
意外にも、これがALIEN以降初めての普遍的メロディアスハードロックアルバム。やはりこの人には、適度なハードさを持つロックが一番似合います。
スピードナンバーの3、必殺のバラード6、11、ALIEN風の4、8(ギターもTony Borgそっくり)などが特に素晴らしい出来ですが、他も出だしはイマイチかな?と感じてもサビ付近になると盛り返し、Sandbergらしいフックのあるメロが登場します。わたし的には、ALIENの2nd以降よりALIENぽいアルバムだと思いましたし、Sandbergの作曲者としての実力の高さもよくわかりました。
6曲目"Venedigen Blind" 最高!【92点】
 
● Origin / 2nd-2001
PeteがMIDNIGHT SUNを脱退したため、これがメインのバンドになりました。1曲目”Northern Light”はMADISON時代のシングルのリメイク。「Swedish Metal Explosion」にも収録され日本のファンの間でも評価の高かった曲です。多少展開が簡略化されキラキラが減ったのが残念ですが、それでも今回のアルバムの目玉でしょう。
他もPeteらしいメロディックな曲が並び、安心して彼の世界に浸れます。
【87点】

 

 

Sand & Gold

● Remember my name / 1997
SandbergとベーシストJonas Reingoldのプロジェクト。"Sand & Gold"とは洒落た名前を付けたもんです。
内容は完全なAOR/ソフトロックですが、いつもながら見事なSandbergの歌唱が楽しめます。
【84点】

 

< 関連 >
ALIEN / MIDNIGHT SUN / SNAKE CHARMER / BEWARP
 

POLE POSITION (ポールポジション)

● POLE POSITION / 1st-1993
アメリカンメロディアスハード型。あまり印象は残ってません・・・速攻売っぱらったんで。【73点】

 

PROUD (プラウド)

● Fire Breaks the Dawn / 1st-1984
EUROPE以後の北欧メタルとはちょっと種類が違った、N.W.O.B.H.Mの影響化にある古典的な北欧モノです。このあたりの時代の北欧モノは大外れの宝庫なのですけど、これは確かに幻の名盤と呼ばれていただけの出来でしょう。【89点】
 

REINGOLD (レインゴールド)

● Universe / 1st-1999
MIDNGHT SUNのベーシスト、Jonas Reingoldのプロジェクト。ボーカルはGoran Edmanで、Pete Sandbergも作詞とコーラスで参加しています。ただ、GORANの歌メロには良さも見られるが、曲のレベルは平均レベルの北欧メタルで、テクニック、曲ともにずば抜けたものはないので、全体の印象はイマイチ。キーボードの音色がTOYキーボードみたいで立体感が無く安っぽいのも減点。【83点】
 
< 関連 >
MIDNGHT SUN / LAST TRIBE

REPTILIAN (レプティリアン)

● Castle of yesterday / 1st-2001
元MAJESTICのメンバーが結成。路線は同系列のネオクラシカル様式美と言えますが、ジャーマンメタル的な要素やボーカルの声質、ごり押しぎみのギターなどで、ラフな印象を受けます。あまり透明感や繊細さは期待しないほうがいいでしょう。【83点】
 
< 関連 >
MAJESTIC

SABBTAIL (サブテイル)

● Otherworlds / 1st-1998
元FORTUNEのベーシストJanne Lundが参加している、オルガンが印象的な70年代的ハードロックです。
URIAH HEEP風ですが、曲によっては昔のWhitesnakeのようなブルースロックぽさもあります。曲はそれほど派手ではなく大人向けな感じ。
【86点】

SILVER MOUNTAIN (シルヴァー・マウンテン)

↓ Great! ↓

● Shakin' Brains / 1st-1983
北欧メタルの代表作とも言える1stアルバム。Jonas Hansson はイモっぽいボーカルが欠点だが、Jens Johanssonと壮絶なバトルを繰り広げつつ、ネオクラシカル&美しいフレーズを次々にキメる天才的なギタリストでした。(早弾きはそれほど上手くはないがフレーズの構成力が凄いのです)【98点】
 
● Universe / 2nd-1985
LIVEでは酷いがスタジオ盤ではまあまあのボーカルChrister Mentzerが入ったが、Yngwie MalmsteenにJens を引き抜かれてしまったのは痛い。あの壮絶なソロバトルが聴けなくなり、かなりテンションが下がってしまいました。【82点】
 
● HIBIYA 〜Live In Japan 1985〜 / LIVE-1986【79点】
 
● Roses & Champagne / 3rd-1988
ボーカルがJohan Dahlstromに換わります(BOOTLEGで聴くと、LIVEではなかなか上手い...)が、今度はハードポップになりJonas Hanssonどうしたの?って感じでした。それでも良い曲は2ndより多く収録されてます。【83点】
 
● Breakin'Chains / 4th-2001
奇跡の再結成作。といっても別々に録音してまとめただけなので、「バンドの復活」では無いようですが。
1曲目から、当時のSマウンテンそのままの雰囲気で、音質まで古臭いのには笑ってしまいました。マニアなら、収録されている多くの曲はブート盤ですでに聴いているでしょうから、新鮮さは無いかも知れませんが、これこそ1st時のSマウンテンの音だ!と言える好アルバムです。
JONASのギターの腕前はかなり上がって、当時より速弾きに安定感がありますが、天才的な閃きを感じつつも微妙な危うさも発する妙なスリリングさはJONASならではの才能でしょうか。正確無比で無いところも彼の良さですからね。あの声質は変わらずとも歌の上達はしておりますので、こちらも安心。
言うまでも無くJENSのキーボードは凄いの一言ですし、STRATOVARIOUSでより弾きまくってます。
エクストラトラックのビデオクリップは、どうせ、レコーディング風景をつなぎ合わせた程度のものだろうと思っていたら、ちゃんと物語仕立てで手間のかかった作品になっていたので、パソコン使ってぜひ見ておきましょう。【93点】
 
 
----- BOOTLEG -----
 未発表曲やLIVEなど。音質も上々だし、ファンなら全て揃えませう。LIVEは、出来の悪い”HIBIYA”が嘘のように、こなれた演奏をしています。
 
● Anthology 1 / ('82 SWEDEN、2CD)
● Anthology 2 / (DEMO/7"/OUTTAKE 82/83、2CD)
● Anthology 3 / (OSAKA 85/SWEDEN 86、2CD)
 
< 関連 >
THE JOHANSSON BROTHERS / NORDEN LIGHT / JONAS HANSSON BAND
YNGWIE MALMSTEEN / STRATOVARIOUS
 

SILVER SERAPH (シルバーセラフ)

● SILVER SERAPH / 2001
MIDNIGHT SUNを脱退したPete SandbergとMAJESTICのキーボードRichard Andersonによるユニット。
RAINBOW、DEEP PURPLE系のちょっと古典的な王道ハードロックで、オルガンの目立ち方などはURIAH HEEPぽかったりもします。MIDNIGHT SUNと路線は近いのですが、あちらほどメタリックでは無く、ボーカルメロディ重視でコーラスパートも厚く、Sandbergの良さも消えていません。
ギターのBirchはJADEにも参加していたのですが、あの時よりかなり印象が良くなりました。高度なテクを使うわけではないけどツボを押さえたプレイを聴かせてくれます。
ハードナンバーからSandbergオハコのバラードまで良曲がずらりと並び、ALIEN以降のSandberg参加アルバムの中でもベストと呼べる作品となりました。メンバー間の相性の良さがこの結果を産んだのでしょう。このユニットが今回だけで終わらない事を願います。
【93点】
 
< 関連 >
Pete Sandberg / ALIEN / MIDNIGHT SUN / SNAKE CHARMER / BEWARP / MAJESTIC

SIX FEET UNDER (シックス・フィート・アンダー)

● SIX FEET UNDER / 1st-1983
パープルのTシャツを着たBjorn Lodinがジャケット写真に居ることからも、このバンドの方向性がわかりますが、実際は初期VAN HALEN的リフやギターフレーズがバシバシでてくるので、オルガン入りのVAN HALENといったところ。GのTHOMAS LARSSONの趣味だったんでしょうね。
Bjornの歌唱はイモくさいが後のBALTIMOOREなどと比べれば、この時代のほうが聴きやすい声でした。【82点】
 
● Eruption / 2nd(LAST ALBUM)-1984
ややアカ抜けないパープル調のHR。1stよりはパープル的になってます。B級だけど北欧マニアならチェックしといてもいいでしょう。【82点】
 
< 関連 >
YEAR BOP STATION / BALTIMOORE / GLENN HUGHES / THOMAS LARSSON

SNAKE CHARMER (スネイク・チャーマー)

● Smoke and Mirrors / 1st-1993
ALIENの2代目ボーカル Pete Sandberg、SILVER MOUNTAINのベーシスト Per Stadin が組んだ事からかなり期待されました。内容はハードポップですが、ちょっと哀愁や心に響くメロディは足りないなぁ。 1番耳に残るのがビートルズのカヴァー"Eleanor Rigby"なのが少し悲しい。
1曲目は、SILVER MOUNTAINのヴァージョンもあるので、 Per Stadin のお気に入りなのでしょう。
【83点】
 

↓ Great! ↓

● Backyard Boogaloo / 2nd-1998
真の意味での「バンド」と言えるのかという問題はありますが、5年ぶりの新作です。
今回はPete Sandbergの替わりに、北欧の便利屋Goran Edmanが歌い、Jens Johanssonが全曲参加してます。コーラスの入れかたなどはHRと言うより、ポップス的(ビートルズ的)ですね。前作より断然楽曲の質がアップしていますし、絶対、買いでしょう。Per StadinはSILVER MOUNTAINの3rdが気に入ってるんだろうなぁ。
 歌に多彩な表情を付ける技術を身に付けたGoranには、イングヴェイバンド時代の彼しか知らない人なら、あまりの変わりように驚くはず。(逆に今の彼の歌唱法はインギーの趣味ではないでしょう)
Jensのプレイも、他のバンドで求められる純メタル風スタイルではなく、彼らしい幅広い音楽性を聴かせてくれて、それが作品に上手く溶け込んでいます。もちろん、彼独特のこもった音色とベンド(チョーキング)を使った様式的速弾きもありますが、それ以外でも彼の凄さが伝わってきます。この作品はJensのキャリアの中でもっとも彼の魅力を引き出した作品として残ると思います。
特に、Goranの歌も特に素晴しい9曲目などは、メタルonlyのキーボーディストには絶対弾けないでしょう。この曲には泣けました。
JensのソロやERIKAなどで弾いていた、新加入?の実力派Benny Janssonも、いかにも北欧ギタリストらしいはっきりした速弾きが好印象ですね。
日本盤ボーナストラック曲は明らかに浮いてます。
まあ、初期SILVER MOUNTAIN的楽曲なので、悪くはないが他と雰囲気が違いすぎますので、完全にボーナストラックとして切り離して考えたほうが良いでしょう。
【92点】
 
< 関連 >
ALIEN / SILVER MOUNTAIN / MIDNIGHT SUN / GLORY / MADISON / YNGWIE MALMSTEEN / BRAZON ABBOT
 

SNAKE IN PARADISE (スネイク・イン・パラダイス)

● Garden of Eden / 2nd-1998
WHITESNAKEタイプ。ボーカルはデビカバというよりエリック・マーティンだが、モロにブルースロックではなく、軽さ、POPさもあるのでエリックっぽいボーカルがマッチしています。
ただ、イマイチ、メロディが弱く、DAMNED NATIONほどの域に達してはいません。【83点】
 
● Dangerous love / 3rd-2002
前作と同路線。メロディアスでポップなハードロックではありますが、あまりSWEDISH METAL的に聴こえないのは、ソウルフルなボーカルのせいなのでしょう。【83点】

 

SPELLBOUND (スペルバウンド)

● Breaking the Spell / 1st-1984
ワールドマーケットを狙っていたと思われるメロディアスハード。北欧というよりはイギリス風。【83点】

STEVEN ANDERSON (スティーヴン・アンダーソン)

1stインストアルバムを聴いた時、Michael Schenkerや(昔の)Yngwie 並みのメロディセンスを持ったギタリストが登場したと思ったんですけどね。2ndでちょっと民族音楽のような謎な世界に行ってしまったので残念です。
 

↓ Great! ↓

● Gypsy Power / 1st-1994【90点】
 

 

● Missa Magica / 2nd-1996【75点】

STORMWIND (ストームウインド)

● Straight from Your Heart / 1st-1996(輸入盤)
粒ぞろいのメロディアス北欧メタルが聴けます。
ABBAのカヴァーも違和感ないですし、まったく話題にならなかったわりになかなかの好盤でしたね。
【85点】
 
● Stargate / 2nd-1998
初期インギー/ALCATRAZZ路線です。極端に出来の悪い曲も無いが、1stの"Wings of Tomorrow"のような突出した曲も無く地味な印象を受けます。ギターがメチャクチャ上手いわけでもないですし。【82点】
 
● Heaven can wait / 3rd-1999
前作と同じくメリハリに欠ける曲が続きますが、新参加Thomas Vikstromの冷たい印象ながらも確実な歌唱のおかげもあり、前作よりは聴けるようになりました。
でも、輸入盤の中でなら掘り出し物的評価を受けられても、国内盤リスナーにこのクオリティで納得させられるかというとなかなか厳しいと思います。
インギートリビュート盤の中では他よりはまともなレベルのカヴァーをしてましたが、それでも本物とは比べ物になりませんでしたしね。【83点】
 

↓ Great! ↓

● Resurrection / 4th-2000
大化け。Vikstromの良さを活かしたバラードから疾走ナンバーまで、どの曲もサビメロの出来が素晴らしいです。Thomas Wolfのギターは相変わらず無表情で、特にバラードではマイナスポイントですが、そのぶんキーボードががんばって盛り上げてくれます。でも、アコースティックギタープレイは、なんちゃってクラシックのインギーより板についてるのが不思議。こっちは良い雰囲気出てます。
北欧メタラーにとっては間違い無く2000年を代表するアルバムになるはずでしょう。個人的にはSONATA ARCTICAより断然上です。
【94点】
 
● Reflections / 5th-2001
前作の出来が良かっただけに期待が高まったアルバムですが、結果から言うと1歩後退となってしまった作品でしょう。
曲は前作のマイナーチェンジの域を出ないモノだし展開も同じような感じ。Thomas Wolfのギターの腕前はかなり上達していますが、印象的なフレーズを弾き込むタイプの人ではないし、なんといってもメロディが無個性になってしまったのが残念。
【84点】
 
● Rising symphony / 6th-2003

● Legacy / Live-2004

< 関連 >
TALK OF THE TOWN

STREET TALK (ストリート・トーク)

● Collaborasion / 1st-1997
AOR寄りのハードポップ。かなりジャーニーの影響があるようです。
ボーカルはさわやかで良い感じなのですが、スティーブペリーほどのアクの強さはないので同じタイプの曲でもサラっと聴けてしまうのは良いのか悪いのか。そのまんまカバーの大ヒット曲"Separate Ways"などは、カラオケで外人が歌っているようでした。ハードロックタイプの曲を歌うにはちょっと迫力不足のようです。なお、数曲でGoran Edmanが歌ってますが、こういう役が好きな人ですね(笑)。
【82点】
 
● Transition / 2nd-2000
前作の延長上のサウンド。前回はゲスト扱いだったGoran Edmanが全曲で歌っています。ギターはNeal Schonぽいし、相変わらずジャーニーのような雰囲気です。
 ただ、爽やかな曲と上手いボーカルは聴けるが、他にはこれといった特徴が無いのが欠点。Goranがいなかったらもう次は聴かないでしょう。
【84点】
● Restoration / 3nd-2002
● V / 4th-2006

 

SWEDISH EROTICA (スウェーディッシュ・エロティカ)

● SWEDISH EROTICA / 1st-1989
バンド名の雰囲気通り、アメリカを意識したロックンロール系。微かに北欧メロディもまぶしてあり、シングルでもある「Wild Young And Free」だけは好印象。【74点】
 

SUPREME MAJESTY (スプリーム・マジェスティー)

● Tales of a tragic kingdom / 1st-2002
デスメタルのようなアルバムジャケットなのに、中身はメロディックパワーメタル系。といっても、ツーバス連打のパワーナンバーよりも、POPなキーボードと爽やかなボーカルを生かした曲が気になるので、私としては今後その方向を増やしてもらえると有りがたいのですが。ボーカリストの質が高いところも他の同系若手バンドと印象が違う点です。【84点】
 
● Danger / 2nd-2004
 
● Elements of Creation / 3rd-2005
前作よりさらにクオリティアップ。"Spellbound"はかなり気に入りました。Gary Mooreの"Out in the fields"がボーナス曲なのも面白いです。【87点】
 

TALISMAN (タリスマン)

 

↓ Great! ↓

● TALISMAN / 1st-1990
初期Yngwie Malmsteenバンド(RISING FORCE)を支えたJeff Scott SoteとMarcel Jacobによるバンド。名前に負けないきらびやかでテクニカルな美旋律北欧メロディアスハードロックアルバムです。発売当初から評判でしたが、あまり専門店にも入荷しなかったため中々入手できませんでした。何年もたってようやく日本盤が発売されましたが、ボーナストラックはブートレグ並みの音質のライブ音源だったので、それほど有りがたいものではありませんでした。
とにかく、入手しやすい現在でも、北欧メタルファンならば必聴なのは確実です。【93点】
 
● TALISMAN (2003 ver.)
1stに14曲入りのボーナスCDが足されたもので、"Best of..."収録のものを含めてGoran Edmanが歌っている1stのデモバージョンがほぼまるごと収録されています。録音時期的にはYngwie Malmsteenバンドにいた頃と重なりそうですが、声が細かった頃のGoranはJeffとはまた違った雰囲気でいい感じです。【94点】
 
● Genesis / 2nd-1993
その後のいわゆる「タリスマン的」なグルーヴィーなリフ曲も顔を出し始めました。1st路線の曲も多く、優れた北欧メタルアルバムではあります。【88点】
 
● Five Out of Five / LIVE-1994
日本公演の模様を収録。私も見に行きました。【88点】
 
● Humanimal / 3rd-1994【80点】
● Life / 4th-1995【80点】
 
● Best of... / BEST-1996
ベストといっても、単に既発表曲を集めたアルバムではなく、Goran Edmanが歌っている曲や別バージョンなど未発表曲が入ってるところがポイントです。なお日本盤はGoranの曲は入っていません。【89点】
 
 
● TRUTH / 5th-1998
予想はできましたが、中期以降のグルーヴ重視のTALISMANサウンドの延長であり、さして目新らしさはない音でした。ピアノの入れかたなどにはQUEENの影響が見られますが。
残念ながら、メロディの冴えも今までほどではなく、Jeffの歌ものとしても、TAKARA(ギターソロを除く)のほうが聴いてておもしろいでしょう。 
オリジナリティがあっても、それがおもしろいかとか、心魅かれるかは別ですからね。【78点】
 
● Live At Sweden Rock Festival / Live-2002

● Cats And Dogs / 6th-2003

● Five men live / Live-2005

 
 
< 関連 >
YNGWIE MALMSTEEN / HUMAN CLAY
 

TALK OF THE TOWN (トーク・オブ・ザ・タウン)

↓ Great! ↓

● TALK OF THE TOWN (+α) / 1988/1999(輸入盤)
 BRAZON ABBOTで、他のシンガーとくらべると地味ながら安定した歌唱を聴かせていたThomas Vikstrom(現STORMWIND)が在籍していたメロディアスハードバンド。これは、1stアルバム全曲とミニアルバム(?発表年は不明)、未発表曲、Thomasのソロ曲が収録されているお徳盤です。
その歌声は、1stではまだ表情の乏しいハイトーンボーカルという印象ですが、ミニ、ソロと先に進むにつれ表現力が上がってきます。ここまでわかりやすい人も珍しいですが(笑)。
サビが強力な産業ロックタイプの"Free like an eagle"を始めとして、曲の出来も素晴らしく、ALIENなどが好きな人なら聴かないと損。もっとも1st以降の曲はハズレも多いので、これは1stのみの点だと思ってください。【90点】
 
● Reach for the sky / 1998(輸入盤)
 上記の1stにも収録されていた4曲と、デモ曲などを集めたコンピレーション。
Thomas Vikstromのほか、Tottenという名のボーカリストやAMAZE MEのConny Lindが歌っており、各人とも堂々とした歌唱を聴かせてくれています。
 1stに比べアメリカナイズされた曲が多く、哀愁度も低いのですが、気になる人なら聴いておいて損は無いでしょう。
【84点】
 
● The Ways Of The World / 2000(輸入盤)
 再結成では無く、1st時のGのAntonio Salvenaのプロジェクトではないでしょうか。ほとんどの曲は打ち込みみたいです。これといって特徴は無いハードポップとなってます。ボーカルはTomasと似てますが違うようですね。ただしTomasもバッキングボーカルで参加はしてます。【82点】
 
< 関連 >
BRAZON ABBOT / STORMWIND
 

THOMAS LARSSON (トーマス・ラーソン)

↓ Great! ↓

● Freeride / 1st-1996
元SIX FEET UNDER/YEAH BOP STATIONのギタリスト。いかにも北欧系らしい速弾きも得意だが、曲はネオクラシカルな北欧メタルからジミヘン調のブルースロックまで幅広く演ってます。中でもJeff Beck調のエモーショナルで爽やかな曲がメインらしく、印象にも残りました。
全体イメージとして、John Norumの1stのように趣味を全て詰め込んだようなアルバムなので、意地悪く言えばギタリストのソロアルバムに有りがちな自己満足的内容とも言えるのですが、曲、演奏のクオリティはやたら高いので許せてしまいます。Goran Edmanも数曲で歌ってます。
【91点】
 
< 関連 >
SIX FEET UNDER / YEAR BOP STATION / BALTIMOORE
 
 

GLENN HUGHES (グレン・ヒューズ)

● From Now On... / 1994
ギターはTHOMASと、もう1人はYEAH BOP STATION時代の同僚で、ベース、キーボードは元EUROPEの2人。さらにイアンホーグランドも2曲で叩いている。このようにバックが北欧勢で固められているためか、グレンのイメージであるソウル、ファンクといったものではなく、哀愁のメロディアスハードロックで占められている。ので、Glennにはあまり興味のない私でもなかなか楽しめたのです。【85点】
 

THIRTY YEARS WAR (サーティ・イヤーズ・ウォー)

● War Memories / 1992
1972年から1981年の間の曲のベスト盤的スタジオライヴという事だが、延々と続くインプロヴァイズが、いかにも70年代前半のハードロックです。この時代のバンドはプログレじゃなくても普通に複雑な曲を演奏してるのがいいですね。まぁ「北欧ハードプログレ」とか帯に書かれていましたけど、それは少し違うんで、鵜呑みにして買うとがっかりします(笑)。【83点】

TONY BORG (トニー・ボルグ)

● TONY BORG / 1992
ALIENのギタリストのソロ。よくギターヒーロー達が作るようなテクニック満載なものではなく、あくまでギターの奏でるメロディが売りのインストアルバム。HRではないです。あくまで、ALIENのファン向き。(スーパーで流れるBGMのようにも聴こえますから) 【80点】
 
< 関連 >
ALIEN

TORCH (トーチ)

●  TORCH / 1st-1984
ブサイクな絵のジャケットからして、脱力してしまう。
言いたい事はOVERDRIVEのレビューと同じですね。買うともれなく不幸が訪れます。
【30点】

 

TREAT (トリート)

そのルックスやサウンドから、当時は北欧のBON JOVIとか呼ばれており、LAメタルのような派手な衣装で哀愁のあるハードポップを演ってました。いまひとつ評価されていませんでしたが、4thアルバムでだいぶ垢抜け、日本でも好評価を受けたのに、次の5thではヘヴィ路線に変更してそのまま解散してしまいました。その5thでのボーカルが後のイングヴェイバンドでいい仕事をするMats Levenですからね〜。
 
● Scratch and Bite / 1st-1982【83点】
● The Pleasure Principle / 2nd-1986【83点】
● Dream Hunter / 3rd-1987【82点】
● Organized Crime / 4th-1989【84点】
● Muscle in motion / 2001
● Weapons of choice /Best-2006

TWILIGHT PROJECT

 
● TWILIGHT PROJECT  MINI-1989(輸入盤)
ROYAL HUNTスタイルのキーボードバリバリのヨーロピアンスタイルメロディックHR。ROYAL HUNTよりはメロがストレートで、仰々しさとクサさは増量です。
ボーカルは気になるほどヘタというわけでもありませんが、コーラスが入ると不協和音が発生するので(笑)。
【84点】

220 VOLT (トゥー・トゥー・オー・ボルト)

 
● 220 VOLT  1st-1983
"Eye to Eye"の完成度に比べると、初期EUROPE同様の古臭さ、ボーカルのイモっぽさがありますが、ツボを押さえたツインギターと様式美に溢れたメロディアスな楽曲群は今聴いても魅力的です。まだ、アメリカ進出など考えてもいない頃なので、北欧度も後のアルバムより濃いですしね。
北欧メタルバンドの中にあってもあまり語られる事の少ない220 VOLTですが、実は一貫してレベルの高い曲を作りつづけていた実力派だったのだと、この作品を聴いてわかりました。【87点】
 
● Power Games / 2nd-1984
前作に続き、美しくも哀愁に満ちた北欧メタルならではのメロディ。まだまだイモっぽいボーカルのせいでせっかくの美メロが減点されてる気もしますが。 【86点】
 
● Mind Over Muscle / 3rd-1985 (RARE?)
北欧らしいメロディアス様式美曲と、アメリカ受けしそうなLAメタル的楽曲が同居。音質もだいぶ良くなりました。 【84点】
 

 

 

↓ Great! ↓

● Eye To Eye / 4th-1988
220 VOLTらしさも消さずに前作よりアメリカ的要素をうまく取り入れる事に成功した結果、POP、メロディアス、ネオクラシカルと3拍子揃った、名盤と呼べるほどの作品となりました。ボーカルも垢抜けましたね〜。【92点】
 
● Lethal Illusion / 5th-1997
期待された復活作ですが、それらしくない曲が多く期待ハズレでした。【75点】

UNIVERSE (ユニバース)

● UNIVERSE / 1st (&LAST ALBUM)-1985(輸入盤)
P.マンティス級の哀メロ、パープル張りの様式性を持ち、ギターの泣きも強烈。隠れた名盤と呼ばれた北欧メタルの名盤です。【90点】
 
 

WIZZ (ウィズ)

● CRAZY GAMES / 1st (&LAST ALBUM)-1984(輸入盤)
スピーディでメロディックなパープル型バンドで、これが彼らの唯一のアルバムです。ボーカルを含め、各パートのキャラも立っており、パープルフォロワーとしてはトップクラスの出来でしょう。特にこのタイプのバンドでボーカルがまともなのはたいへん貴重です。
埋もれてしまうにはもったいないアルバム!【90点】

WONDERLAND (ワンダーランド)

● Is This... / 1st-1997
北欧というより、やや地味なヨーロピアンHRな印象ですね〜【80点】

XT (エックス・ティー)

「フーガとトッカータ」で始まるわりに、そんなにクラシカルっぽくないハードポップの二人組。ドラムマシン使ってたり、音も薄いけど、メロディはなかなか良かったです。
2ndも路線は同じですが、曲の質は少し落ちた気も。
 
● XT / 1st-1992【83点】
 

 

 
● Taxfree / 2nd-1993【82点】
 

YEAH BOP STATION (ヤー・バップ・ステーション)

● Upfront / 1st-1992
BALTIMOOREの1stで弾いていたTomas Larssonのバンド。提供されていた名曲「(My)Blue Moon」の別バージョンが聴けるが、それ以外の曲はあまり印象に残ってません。【80点】

 

YNGWIE MALMSTEEN (イングヴェイ・マルムスティーン)

2、3rdあたりは、まさしく不朽の名盤と言われるでしょう。しかし個人的には、Joe Lynn Turnerが加入して、音も後期RAINBOW風にPOPになったと批判もされた4thが1番好きですし、北欧好きな人なら聴いてもまったく違和感ないと思います。
それ以降のアルバムではどんどんありふれた曲が多くなり、ギターも適当に弾くようになってしまったのが悲しいです。まあ、歴代のボーカルはみんな実力者ですし、他のバンドでの実績もありますから、それを追うのもいいでしょう。
 
● Rising Force / 1st-1984
最初にしてすでに彼のできる全てのギターテクを披露、テク、フレーズに関してはこれ以降大幅な向上が見られないのも事実です。さすがに当時としては驚異的で、こちらの耳も慣れていないため、何をやっているのかわからないほどの早弾きの連続に良くも悪くもみんな驚き、その後多くのフォロワーを生むきっかけとなりました。彼がいなければネオクラシカルという言葉も生まれなかったでしょう。
曲は、Jeff Scott Sotoの歌入りが2曲で他は全て早弾きをフィーチャーしたインストなので、ギターに興味がない人にとっては退屈かも知れません。キーボードは、SILVER MOUNTAINから引き抜かれ、しばし好パートナーとして事実上インギーを支える事になるJens Johansson。【87点】
 

↓ Great! ↓

● Marching Out / 2nd-1985
独裁体制には変わり無いのですが、一応「RISING FORCE」というバンド形態に(笑)。
インストは減り、Jeff Scott Sotoが全曲を歌っており、伝統的北欧メタルとインギーらしさがいい感じにブレンドされた好アルバムになりました。ただ音が異様にこもっており聴きづらいのが非常に難点。後に出たデジタルリミックス盤でもたいして改善されていません。【93点】
 

↓ Great! ↓

● Trilogy / 3rd-1986
Jeffに変わり、Mark Boalsが加入。Ronnie James Dioばりのこぶしの回ったハイトーンが強烈。永遠の名曲"You Don't Remember,I'll Never Forget"をはじめ、出来に良い曲が続くが、またしても録音が悪い。【93点】
 
 

↓ Great! ↓

● Oddesey / 4th-1988
ボーカルにJoe Lynn Turnerを迎えた事で、後期RAINBOWにも似たPOPでメロディアスな曲メロ重視のアルバムになっています。インギーの作品中では異質かもしれませんが、メロディアスハードロックとして驚異的な出来を誇ります。裏・代表作。【95点】
 
● Trial by Fire / LIVE-1989
録音状態が非常に悪く、曲の出来も最悪。Joeに過去のハイトーン曲を歌わせるのは無謀でしょ。【82点】
 
● Eclipse / 5th-1990
元MADISONとして知られたGoran Edmanが加入。曲は小粒で、アルバムとしてはそれほど悪くは無いが地味な出来になりました。【83点】
 
● Fire and Ice / 6th-1992
前作より大作思考に。フルートを導入したネオクラシカル大曲"No Mercy"はインギーの頂点の1つといえる曲ですが、アルバム全体はややダレた印象。
Goranのボーカルについてはいろいろ不満の声が上がりましたが、彼の良さを生かそうとせず、厳しいハイトーンばかりを要求するつもりだったのなら始めから加入させる必要はなかったと思います。皮肉な事に、脱退してからは大幅な成長をとげ、今や北欧を代表するボーカリストになった彼にとってはもはやどうでもいい事かも知れませんが。【82点】
 
● The Seventh Sign / 7th-1994
Goranにかわり、元LOUDNESSのMike Vesceraが加入。ワイルドなMikeに合わせたように、北欧らしい繊細なメロディは無くなり、普通のへヴィメタルになってしまいました。それなりに良い曲はありますが美しさは皆無。【82点】
 
● Magnum Opus / 8th-1995
現在のところもっとも評判の悪い1枚。以前の曲そのままのフレーズを使ったりと、あまりやる気が感じられません。【76点】
 
● Inspiration / (カヴァー集)-1996
影響を受けたというか、インギーがやりたかった曲を集めた作品。Mark Boalsが参加したのがファンにとっての関心事。昔とはだいぶ歌い方が変わってしまいましたが。【83点】
 

↓ Great! ↓

● Facing the Animal / 9th-1997
ギター重視だった今までと違って、楽曲の質にこだわって作ったそうですが、ホームラン級の出来映えだったので、逆に意外でした(^^; 久しぶりにネオクラシカル的なキメフレーズをカッチリと弾いており、それ以外では抑えて弾く事によりメロディラインを引き立てている。試し弾きしてたのが勝手に使われちゃったとか言ってるけど良ければそんなのはどっちでもいい事なんで。どうせならこれからもその方法で録って欲しいくらい。
 ギターリフも様式美系の音使いのものが多く、初期の曲に近い雰囲気が感じられます。ミディアムテンポの曲もダレる事なくメロディが生きていて、久々に聴き込めるアルバムになりました。【93点】
 
● Live !! / LIVE-1998
 98年のツアーを収録(日本ではない)したこの”Live !!”は、酷い音質とJoeの粗いパフォーマンスのせいで、かなり聴きづらかった”Trial By Fire”とは比べ物にならないほど出来がいいです。
YngwieはLIVEではボーカルを押し退けてのギターソロはもちろんの事、キメのフレーズ、リフまでも即興で変えてしまい、曲の構築美を失わせてしまいます。その自由奔放さが彼の魅力だと感じる人もいるんでしょうけどね。でも、このアルバムでは、スタジオ盤に近いラインのフレーズを弾いてくれており、必要以上に出しゃばった部分がわりと少ないのです。(そのせいで今度は、お仕事的とか体調不良だとか言われてしまいましたが。)
Mats Levenも、声質が近いMike Vesceraの曲はそっくりに、歴代ボーカリストの楽曲も違和感なく歌いこなしてくれてます。”Rising Force”などはJoeよりハマってますが、唯一”Bedroom Eyes”だけは似合ってませんね。たいした曲ではありませんが、今のGoran Edmanが歌ったら佳曲に化ける可能性もありそうだなぁと。”Seventh Sign”はまあまあの曲と思っていたのですが、LIVEで聴くとかなり良い曲に思えてしまいます。
このツアーはすでに事前にBOOTLEGでチェック済であり、良い出来だったのは知っていたので、これが正規盤としてリリースされたのは嬉しい事ですねぇ。
【89点】
 
● Alchemy / 10th-1999
 今回はインストが多く、曲よりギターに重点を置いたそうですが、ソロはやはりおなじみのフレーズの組み合わせでしかありませんし、Mats Olaussonの地味なキーボードでは曲に変化をつける事もありません。
前作のように1回聴いただけで耳に残るようなキャッチィなメロディは有りませんが、もはや(日本では)大叩きされる事もない地位まで来てる人ですし、ファンなら当然聴くであろうアルバムなのでしょうけど、インギー未聴の人に真っ先に薦められる作品ではありません。
復帰したMark Boalsは確かにがんばってるけど、私にとっては歌に幅があるMats Levenのほうが好みでした。【83点】
 
● War to end all wars / 11th-2000
 前作は、なんかギタリスト的には良い評判のほうが多く聞こえてきましたが、私はあまり好きになれなかったのですが、今回はあれよりは曲が頭に残るアルバムです。”Facing The Animal”ほどではありませんが、楽曲重視の姿勢が見えますし、初期インギーぽいヴァイキングメタルぽさもあります。ギターは相変わらずインプロ中心でラフな音色ながら、近年にしては珍しいほどキャッチーなネオクラフレーズも弾いています。
 残念なのは、Mark Boalsのボーカルが、音程ずれてたり明らかに失敗してる部分があるのに修正がされていないこと。Markのインタビュー記事によると、インギーのワンマン体制の犠牲みたいな感じですけど。
 しかし、一番目立つのは、ボーカルでもギターでもなく、インギー自らが今まで以上に気合を入れて弾いたベース。
実際、凄いと思います。難易度がというより、ベースだけやってる人はこういうラインは思い浮かばないから。斬新さでもBilly Sheehan以上の存在感がありますし、もし、インギーが最初からベーシストとしてデビューしていたら、歴史は変わっていたはずです。
インギーの曲をはじめとして、様式美のベースって、面倒くさいユニゾンとか要求されて難易度高いわりに、目立たたずギターのオクターブ下を弾いてるだけだったり、ベースラインとしては面白くないものが多いんですよね。でも、このアルバムだとちゃんと一つの楽器として扱われてるし、ギターの真似をしているのではないのが素晴らしいのです。もっとも、ベースだけ弾きまくっても曲の中で映えるというものでもなく、ギターが上手くベース用のスペースを作る事がかなり重要なので、インギーが1人2役だったからこそ、このコンビネーションが自然にできたのでしょう。【87点】
 
● ATTACK!! / 12th-2002
3曲目まで聴いて今回もラフ&ヘヴィなのかとあきらめかけましたが、久々にリフが冴えるスピードナンバーの4曲目(曲調、歌詞共Liarを髣髴させるが)以降、ノリが良く覚え易いメロディの曲が続き、何度も聴く気にさせてくれる作品となりました。
今回のボーカルは元RAINBOW,CORNERSTONEのDougie White。Mark BoalsやMats Levenに近い声質なので違和感はありませんが、高域の音程が怪しい時もあり、LIVEで昔の曲を歌う時に辛そうだしあまり長くは在籍しない気がします。
音質については、再悪だった前作に比べればまともに聴けますが、消し忘れっぽいノイズも残ってるし、ベストではないでしょう。マスターテープを念入りに聴き返すなんて作業をインギーはやりそうにないですけどね。
【90点】
 
----- BOOTLEG -----
 
● Love Me or Leave Me / LIVE (Tokyo,4.7.1998、2CD)
 人気のあるバンドともなると毎回無数の盤が出回って、音質が良いものを探し当てるのは賭けみたいなものです。収録曲は書いてあっても、音質は聴かないとわかりませんからね。
これは正規盤並みに聴けましたから、かなり当たりでした。同時期のツアーを収録した正規盤”Live !!”では抜けている「You Don't Remember」、「Heaven Tonight」も収録されてますし、Mats Levenは、昔からLIVEの定番であるこれらの曲も違和感なく歌いこなしています。
 
< 関連 >
ALCATRAZZ / HUMAN CLAY / TALISMAN / ERIKA / MADISON
MIKE VESCERA / LOUDNESS / MARK BOALS
 
< 関連 >

STEELER

● STEELER / 1983(輸入盤)
速弾きギタリスト発掘人マイク・ヴァーニーの目に留まり渡米したインギーが、ロン・キールらと結成。いかにも「お仕事」的なアルバムだが、LAメタルサウンドの上でも気にせず、マイペースでネオクラシカルフレーズを弾きまくってます。【83点】
 
 

ZEELION (ジーリオン)

● ZEELION / 1st-1998
”Spotlight kid”や”I'll see the light tonight”のような、出来の良いイントロリフが聴こえてきた時は鳥肌モンでした(11曲目にもシビれた!)。
どこを切っても様式美&ネオクラシカルな世界! 今どきスウェーデンでもこれだけモロなのはめったに見つかりません。重い様式ではなく、ジョー・リン・ターナーを彷彿させる甘めのボーカルも含めて、思い浮かぶのは、やはり、(再結成前の)レインボー後期やインギーの「Oddesey」のような世界です。
かと言って、完全なパクり、フォロワーだというわけではなく、上手く消化して取り入れている、と私は解釈してます。センスの良いメロディの組み立て方にもオリジナリティの高さが。
【90点】
 
● Steel Attack / 2006(輸入盤)
 

SWEDISH METAL EXPLOSION

スウェーデンバンドの16曲入りコンピレーションアルバム。シングルでしか発表されなかった貴重な曲も多く、BOOTLEGという事を除けばマニアにとってはかなりの逸盤。

Gypsy Queen/BLACKSMITH・・・音痴なボーカルとウマヘタなギターだが、曲はやはりカッコよいです。★★★★☆

Lets Make Love/HARD ROCK SALLINEN・・・EUROPE風のイントロで期待させるが、曲はKISS風。平凡。★★☆☆☆

Down The Line/ZERO NINE・・・UFOっぽい。★★☆☆☆

Devils Deal/STITCH・・・82年のシングル。出だしが"Death Alley Driver(RAINBOW)"そっくりで笑えます。★★☆☆☆

On The Road/SIX FEET UNDER・・・82年の500枚限定シングル。こっちは"Smoke On The Water"のパクり(^ ^; ★★★☆☆

She Needs/SILVER MOUNTAIN・・・1stっぽい曲ですがアルバムには未収録で、82年に"Skansk Rock"というコンピレーションアルバムに収録されました。1st時のラインナップになって初めてのレコーディング曲だそうですが、キーボードがヘタです。ほんとにJens Johanssonなの?★★★★☆

Prisoner Of War/220 VOLT・・・82年の500枚限定シングル。1st収録曲とはバージョン違い(たぶん)★★★☆☆

Silver Hawk/CRYSTAL PRIDE・・・81年のシングル。女性ボーカルでN.W.O.B.H.M風。★★☆☆☆

Northern Light/MADISON・・・89年、MADISON最後の発表曲。このコンピレーションアルバム最大の収穫でした。ボーカルはGoran Edmanの後釜として加入したPete Sandberg。それまでのMADISONとはかなり違い、イントロ、サビ前のコーラスが印象的な産業ロック的ハードPOPです。これはPeteでなければ合わなかったでしょうね。すごく良い曲です!★★★★★

I'm Hurt/GLORY・・・88年のシングル。1st収録バージョンよりハードだし、Jan Granwickもインギー張りに弾きまくってます。ボーカルも違う人でした。こちらのほうが良い曲に聴こえます。GLORYもずっとこの路線で行ってくれていれば...。★★★★★

Harder Than Stone/IRON CROSS・・・N.W.O.B.H.Mタイプの疾走曲。かなり良い。★★★☆☆

Stratovarious/JONAS HANSSON・・・最近日本盤も出ましたし説明不要でしょう。★★★☆☆

Outlaw/APART・・・ハードロックというよりPOPSでしょう。演奏はキーボードメインでギターはほとんどオマケみたいな扱いです。でも曲は哀愁バリバリの美旋律系で好き。★★★★★

Caress Of Steel/PARADIZE・・・80年のシングル。泣きのギターが良いです。ちょっと音ハズしてたりもしますが(笑)。★★★☆☆

Starchild/TWILIGHT PROJECT・・・89年のミニアルバムから。ちょっとイモっぽいROYAL HUNTといった感じ。★★★☆☆

Man Of Present Existence/SILVER MOUNTAIN・・・79年のファーストシングル。これもアルバム未収録曲でメンバーはJonas以外は1st時のラインナップとは違います。★★★☆☆

 

 
-- END --