
1995年私たちの家づくりは始まった。
家を建てる前は福岡市や熊本市の大手メーカーの住宅展示場を見学しまくり、いろんな粗品をあつめまくった
次第。妻は建築予算の少なさなど頭になく 『絶対タイル貼りの大きな家にしてちょうだい』 とこればっかりなのである。
外壁にお金をかければ他の部分で削らなければならないのだが、そんなことは通用しないのです。
恐妻家の私としては、妻の要望を聞き入れるため、タイルについて猛勉強をしたのでした。
その結果、家のデザインをあんまり複雑にしない、面積の割には大きく見えるなどを考えて自分でデザインし、
直接メーカー(某大手メーカー使用の製造会社)から購入し、自分で貼れば普通のサイディングボードを貼るの
と同じくらいの予算でもできる。といういつもの結論に達したわけです。
まず事情をメーカーに説明し、気持ち良く送っていただいたマニュアルのコピーをまたまた猛勉強したのです。
とにかく、こういうおおがかりなものをつくったことがなかったわけですから心配だったのですが、以前から帆船
の模型をつくっており、帆船は大きなものを小さくつくる。今回はその逆で、しかもタイル貼りだけ。いうなれば、
帆船の外板を貼るだけの作業。そう考えると気が楽になるのでした。
そこで知人から紹介された地元である福岡県大牟田市の林工務店に相談したところ、社長から『私も精一杯
あなたに協力しましょう』という言葉をいただき、1995年の春に着工したのでした。

作業風景
タイルの貼り方を簡単に説明すると
@ベースボ−ド(サイディングボ−ドにレールが横にきってある)を工務店に施工してもらう。
Aそのレールにタイルの裏にも溝がきってあり、それをエポキシ系の接着剤でペタペタと貼っていくのである。
家族全員で夕方から作業を始め、午後10時前後まで作業をした。しかし、『合唱』の部分にも書いているとおり
毎週月、木曜日は練習日となっており、7時にて作業は終了というぐあいであった。
1ヶ月で、外壁の裏面以外、そしてライトコートまわりを貼り終えた。終わってみれば大したことはなかったのであ
る。
この外壁作業で自信をつけ、アプローチやライトコート、そして事務所[三池不動産(有)福村営業所]の床もタイル
にて施工したのでした。

完成した自宅 ライトコート
タイル貼りをして思ったのですが、将来3人の娘たちが家を出、そしてたまに帰ってきたときに、『ああ、ここのタイルは私が貼ったな−』
なんて思い出してくれたら、それだけでいいのかなと感じています。
ちなみに、予算の概略は 建坪45坪、ロフト付き2階建て、中央に5坪のライトコート、延50坪、坪単価は工務店の協力もあり33万円
ほどでした。
だだ、家の中についても、いろいろとコストダウンには頭を使いましたが。
我が家でも家族でタイル貼りをと考えている大胆な方、詳細はMailにてお尋ねください。