2008年2月2日、福田稔先生は他界されました
謹んでご冥福をお祈りいたします。


「My カスタム・ナイフを作ろう」 受講記 10月〜12月   

マトリックス・アイダe-News というメールマガジンを購読してますが#45にNHK文化センター宇都宮で
JCKM(ジャパン・カスタムナイフ・メーカーズ)の会長を勤める福田稔氏を講師にナイフメーキング講座が
10月より開催されるとありました。

今までプロの方に作り方を習ったことがなかったため迷わず受講手続きを取りました。

10月から12月まで隔週の日曜日で合計6回
ホームページへの掲載を福田先生からは快く承諾いただけましたので毎回レポートしていきたいと思います


日にちをクリックすると直接見たい日にジャンプします
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回
10月2日  10月16日 11月6日  11月20日 12月4日  12月18日


2005.10.02  講座1日目     10.11記
会場は宇都宮駅ビル「パセオ」8階にあるNHK文化センター宇都宮教室
10時〜12時の2時間です
車で行ったため早く着きすぎてしまいましたました
乗っている車がミニバンなので立体駐車場は使えず、外の駐車場へ停めて管理事務所へ行ったらまで開店してないので時間になったら駐車券を取りに来てくださいとのこと

30分ほど駅の周りをウロウロして駐車券をもらい え〜と、入り口は・・・・・あれ
デパートと一緒なので10時まで開かないんです
結局、エレベーターのある扉は開いていて無事時間前に受付を済ませました

習い事は何年ぶりなのか、、、少し緊張

講師の福田先生からナイフの基本的な話が約1時間ありました
元、学校の美術の先生という事もあって話が凄く上手です
ナイフの歴史や和ナイフとの違い。
カスタムナイフとファクトリーナイフの違い。
今回のATS-34はバランスの良い材料だがナイフの用途によって材料を選んでいること。
焼入れについて。。。。などなど

冗談を交えながらアッと言う間に1時間が経ってしまいました

参加者は6名
50代の人が4名、30代が2名だそうです

この講座のテーマである3インチセミスキナー(福田稔作)とキットの内容です
これだけ揃っていれば何もいらないほど全部が入ってます
武蔵野金属工業所(マトリックス・アイダ)さんに随分と無理を聞いて頂いたそうです


『ブレード材はプロのよく使用するATS-34を選びましたが手作業にはチョット硬い素材かもしれませんが仕上がりはこれ(見本)と全く同じです』
と言いながら先生の作られたナイフでA4の紙をサックサック。。。。
剃刀のような切れ味です。

ついでにと言いながらNHKの鉛筆をこれまたサックサックと真っ二つ
(あれぇ〜、備品を切ってしまっていいのかなぁ)
ここまで切れるとは私も驚き!生徒さんからも驚きの声
今まで作ってきたナイフの刃付けの甘さを反省です。


因みにキットのブレードはカット、穴あけ済みでした
キットの内容を自宅に戻ってから写真に撮りました

左上から
シース用中ゴ用皮、シース用皮、ハンドル材とブレード
研磨スティック、Cクランプ、紙やすり
シース用糸、ナスカン、ひし針2ツ目、縫い針、パイプとニッケルシルバー棒
他にヤスリ2本があります

白い研磨スティックは福田先生の手作り品だそうです
教室は陶芸などにも使っているようで後ろの棚にはそれらの道具が入ってます
会議用のテーブルだったためブレイドを固定してヤスリを使うと机が動いてしまい、足で机を抑えたりしてのヤスリがけ

先生は一番奥で指導をしています
ブレイドにマジックでラインを引いてそれに合わせて削っていきます。
万力は使用せずCクランプで机に挟んで固定です。
手作業なので難しいラインを引くと終わりそうに無いのですが結局見慣れたラインになってしまいました。

初日はここまでで時間が来てしまいましたが残りの作業は宿題。
帰りのエレベーターで生徒さんたちと少し会話が出来ました。
作っているときはどうしても会話がなくなりますね。


10月はナイフショーがあって福田先生も忙しいということです
11月に入ったら全員で先生の工房へ招待されました
プロの工房を見せて頂けることってなかなかありませんからね〜
楽しみが増えました

  宿題は荒削りだったのですが240番の耐水ペーパーまでやってしまいました。

一人で作っているときには多少のミスなどは気にしませんでしたが、プロのメーカーに指導して頂けるとなるとヤスリのひと削りにも神経が集中します。

今回は丁寧に、とにかく丁寧に作ってます
習うことは基本をしっかり覚えること、上達の早道なのかもしれませんね