CDの傷について

A.信号読みとり面の傷
   細かなコンパウンドを使用し傷を削り取ることで修復可能な場合がある。
B.印刷面の傷
   印刷のある面は反射膜までの距離が近く、反射膜まで達した傷は修復不可能。

今回は、Bの状態のCDを復活させたときの方法について紹介します。
この方法ですべての傷付きCDを復活できるとは思えません。いや、今回のものだけがたまたま成功しただけなのかもしれません。しかし、少ない確率かもしれませんが、可能性はゼロではありません。買い換える前、また、入手不可能となったCDに傷がついてしまった方、復活できるかもしれませんので「だめもと」で試してみてください。
 

使用機器
 
名称 メーカー 型番 仕様
CD-R SONY CDU924S 2倍速書き込み、4倍速読み込み、SCSI接続
CD-ROM DRIVE PIONEER DR-533(DR-U24X) 24倍速読み込み、SCSI接続
SCSI CARD ADAPTEC AHA-2940U ULTRA SCSI

使用ソフト
 
名称 ソフト名 バージョン URL
AUDIO CAPTURER CD2WAV32 REV1.12 http://www2s.biglobe.ne.jp/~elfin/
digital audio editor GoldWave VER3.22 http://www.goldwave.com/
CD-R WRITING SOFT WinCDR 3.10d http://www.aplix.co.jp/

方法

@CD-ROMドライブに傷付きCDを入れ、AUDIO CAPTURERソフトを使用して音飛びする曲をハードディスク(以下HDDと記す)に保存します。

AHDDに保存された曲(*.WAV)を再生し、音飛びしていた部分が音飛びしない状態で記録されているか確認します。
音飛びの発生が無い状態で記録されていれば、後述する方法で復活可能です。
音飛びの発生がある場合、およびうまくHDDに保存できない場合、復活はあきらめるしかありません。
ただし、音飛びは発生していなくとも盛大なプチノイズが出ていると思いますので再生時の音量には十分注意が必要です。 ノイズによってスピーカーが破損する場合があります。

B上記の*.WAVファイルをGoldWaveで開きノイズ(ひげ状の波形)の発生部分を時間方向に拡大します。
下記の様な波形がみられます。
 
Fig.1 
ノイズの発生部分の波形
Fig.2  
Fig.1の矢印部分を拡大した波形

C上記の波形をGoldWaveのEdit機能(マウスで波形を描く機能)を使用して修正します。
 
Fig.3 
Fig.2の修正後の波形
Fig.4
Fig.1の修正後の波形
Fig.3は修正後の波形、ノイズを消すことができました。

D曲のノイズ発生部分を修正後、他の曲と共にCD-Rに焼き直すことで音飛びCDが復活しました。