国指定重要文化財
新 垣 家 住 宅
指定年月日:2002年12月26日 所在地:那覇市壺屋1丁目28番地32
 新垣(あらかき)家住宅は、琉球王府時代の陶工壺屋統合(320年前)のころ造られた上焼きの御用窯(東ヌ窯)で18世紀後半の母屋や作業所など伝統的な壺屋陶工の住宅形式を唯一残している。

新垣家住宅の特徴と見所
新垣家住宅は、那覇市国際通りの南東方に広がる壺屋地区にある。
主屋は、「うふや」とその西に一間南にずれて接続する「とんぐゎ」からなる。作業場は作陶のための施設で、離れも、もと作業場であった。登窯(のぼりがま)は粘土造で、9房の焼成室を連ねる。
中心となる主屋は19世紀後半までに建築されたとみられ、遅くとも明治末年頃までに、現在の屋敷構えが整えられたと考えられる。
新垣家住宅は,沖縄陶業の拠点であった壺屋地区に唯一残る陶工の住宅であり、石牆(せきしょう)をめぐらした大規模な屋敷を構えており貴重である。
主屋を中心に、作業場、離れ、登窯をはじめ、施設のほぼ全容を残し、沖縄の民家及び壺屋の歴史を知る上で、欠くことのできない重要な遺構である。

壺屋焼物博物館
Copyright(c) 1996-2003 "The Nakamura House" Tel/Fax.098-935-3500