今までのpH試験紙による検査では、写真のように、片手に白い紙やハンカチなどと比色表の入ったプラスチック容器を持ち、別の片手でピンセットにpH試験紙を挟み、白色の背景にかざしながら比色表の色と見比べて判定しなければなりませんでした。 しかも、pH試験紙に吸い取らせた液体が急速に蒸発するので、発色したpH試験紙の色調が乾燥に伴って急激に褪色します。 そのため、液体接触後、息を止めて数秒以内に素早く判定しなければならない(息を吹きかけると乾燥が進み、0.4段ほどズレる)のです。
この欠点により、検査に慣れたベテランでも、pH値を0.2段階で識別するのは非常に難しく、通常は0.5段階くらいで判定しています。
特許pHスティックは、
@ピンセットの代わりに、水を吸いにくく固くて厚い白色の準撥水性台紙で細長いスティックを作りました。
A白いハンカチの代わりに、中性の撥水性白紙を台紙の先端部に貼り付けました。
B白紙の先端部にpH試験紙を部分的に貼りました(この貼り方が世界初=特許です)。
こうすることにより、
〔1〕pH試験紙が液体に接触して濡れた途端、ほぼ瞬間的に発色 したpH試験紙の色調が鮮明に見える。
〔2〕発色したpH試験紙の乾燥が著しく遅延(約3分間)するので、褪色も遅いという優れた効果を発揮します。
(更に詳しく知りたい方は、「pHスティックが特許された理由」へ)
このため、ゆっくり慌てずに比色表と見比べることができるので、初めてpH検査をする方でも、0.2段階ずつ正確に判定することができます。 (詳しくは、「pHチェックの基本」参照)
pH試験紙とは、真っ白な濾紙にpH指示薬を含浸させて乾燥させたものです(pH指示薬には10数種あり、それぞれpH測定可能範囲が異なる)。 検査のプロたちが業務で使用する本物のpH試験紙は、潟Aドバンテック社やメルク社など信用度の高い有名化学会社の製品ですが、これらは理化学器材の専門店でしか扱われていないので、一般の方々には入手困難です。
本物のpH試験紙が通販で売られているのを見かけますが、使いこなすのは非常に難しく、ともすれば「安物買いの銭失い」になりがちです。 論より証拠。医師・歯科医師・獣医師・薬剤師・臨床検査技師など検査を本業とするプロの誰一人として、素人さんたちにpH試験紙によるpHチェックを勧めておりません。 匿名ではどうだか知りませんが、少なくとも実名で奨励しているのを見たことがありません。 それほど使い方が厄介なものです。
発色したpH試験紙に鼻から出た呼気が当たっただけでも乾燥が進み、アッという間に0.4〜0.8段ほどアルカリ側へ変色してしまいがちです。 そんなことに苦労して習熟するのは、プロのタマゴたちだけでよいのです。
pH検査が初めての方は、まず特許pHスティックで比色判定のなんたるかを体験なさってください。
アバウトな比色判定というものに慣れてからなら、プロ用の安価なpH試験紙を使いこなせるようになるかもしれません。
特許pHスティックの先端に貼ってあるオレンジ色のpH試験紙は、動物病院や人間の医療現場で常用されているものと同じアドバンテックNo.20(メチルレッド・ブロムチモールブルー混合:測定範囲pH5.0〜8.0)です。 スティックの長さが異なる2種の製品(R型、L型)を製造し、0.2段階ずつ16色の比色表を添付してあります。
過去7年の通販実績により、人の痛風・高尿酸血症の予防対策や、犬・猫のストラバイト対策のための尿検査に、非常に役立つことが確認されました。 どうぞ試しに使ってみてください。
必ずや、ご納得し、ご満足いただけるものと確信しております。
 |
「pHチェックの基本」へ |
|
|
|
|