ストラバイトに特許pHスティック

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出てますか?弱酸性尿

 では、pH検査が初めての方は牛乳で正しい色の出し方と見方を練習してください。

pH試験紙による比色検査は初めて、という方がほとんどだと思われます。 それが普通ですので、どうぞ安心してください。 どなたも格別の苦労をすることもなく容易にpHスティックを使いこなせるようになります。

まず基本として、動いてない止水状態での検査を練習してみましょう。 検査材料には、身近にある牛乳が好都合です。
どうしてかというと、牛乳はpH6.2〜6.6の弱酸性ですので、酸性尿を出し続けておられる痛風・糖尿病患者の皆様や、愛犬・愛猫にアルカリ性の尿が出続けているため、尿晶形成による尿閉に脅えておられる飼い主の皆様方にとって、ぜひとも当面の目標としていただきたい弱酸性尿(pH6.4±0.2)のpH値と同じだからです。



牛乳で練習[1] 牛乳で練習 (正しい色の出し方)

@コップや皿などに市販の牛乳を少量注いでください。 牛乳は白濁しているので検査に不向きと思われるでしょうが、意外とそうでもありません。

Aスティック先端に貼り付けたpH試験紙全体を素早く牛乳に漬け、直ちサッと引き上げます。 牛乳に漬ける時間は、ほんの一瞬で充分です。

 数秒間も漬けっぱなしにしていると、黄色く発色したpH指示薬が溶けて牛乳の中に流れ出てきます。
こうなるとpH試験紙は白っぽくなり、発色不良でpH値の測定なんかできません。 そうならないように、素早く漬けて素早く引き上げる。 これが大切なポイントです。

 引き上げたpH試験紙の表面に盛り上がるほどタップリと牛乳が付いていると、 黄色く発色したpH試験紙が白い膜に隠れて見えない場合もあります。 そのときは、下に向けたスティックの尻を人差し指でトンと軽く叩き、余分の牛乳をポトンと 落としてください。 多少pH指示薬が溶出しはじめていても、一滴分くらいのロスなら、 ほとんど色調に影響しないので、そんなに気にしなくてもだいじょうぶです。

 牛乳の付けすぎよりも、むしろ接触不足のほうが厄介です。 牛乳の濡らし方が足りないと、 発色したpH試験紙に色の濃い部分と薄い部分の発色ムラができてしまいがちです。 こうなると判定困難なので、もう一度、未使用のスティックでやりなおさなければなりません。
 しかし、本番の尿検査では、あっという間に放尿が終わってしまい、やりなおしが出来ない場合の方が多いと思われます。 ですから検査は一発で済むように、pH試験紙全体をパッと素早く牛乳へ漬け、サッと素早く引き上げる。 このコツが呑み込めるまで練習してください。

BpH試験紙は、パッと瞬間的に黄色っぽく発色します。 この色が正しいpH値となります。
pHスティックを素早く牛乳から引き上げたとき、すでにpH指示薬の発色反応は終わりかかっていて、pH試験紙全体が一様に黄色っぽく発色しています。 この色が正しいpH値となるので、比色表と見比べて判定します(市販の牛乳はpH6.2〜6.6)。
ただし、pH試験紙の前縁約1mmは接着剤を付けた糊しろですので、この部分の色は無視。

CpH試験紙が濡れている間は変色しませんから、慌てずに比色表の色と見比べてください。
 ただし、吸液量や気温・湿度・風などによって乾燥速度が変動するので、なるべく1分間以内に判定してください。 ついでに、比色判定を済ませたスティックを捨てずに観察し、pH試験紙の乾燥に伴って褪色する様子を確認しておきましょう。

 何分間くらい当初の色調が持続しましたか? ずいぶん長持ちするので、きっとビックリされるはずです。 なお、pH試験紙は湿気の多い場所に放置すると性能が劣化します。 製品開封後は、なるべく早く使いきってください。

※もしも、尿のpH値が納得できないほどおかしいと思われたときは、品質劣化を疑う前に牛乳チェックをお願いします(牛乳に漬けて黄色っぽく発色すれば劣化してない)。

※また、牛乳の代わりに水道水で練習しても結構ですが、きれいな水は緩衝性がないので発色するまで数10秒ほどかかることがあります。 その場合、約1分間後の色で判定するようにしてください。 下水など汚れて濁った水だと瞬間的に発色しますが、汚れが色調に影響するのを防ぐため、pH試験紙の先端部をちょこっと浸して水分だけを吸い上げるようにしてください。



尿線カット[ 2] 人尿で練習 (尿線カットによるpH検査)

 勢いよく噴出している排尿中の尿を、pH試験紙の上にジャージャー引っかけ続けると、pH指示薬が溶けて流出し、白っぽく色褪せて判定不能になります。
そうなったら新品スティックでやりなおさなければなりません。

 pH指示薬の流出しすぎを防ぐため、尿をpH試験紙に引っかけるのではなく、排尿中の尿線をpH試験紙で「切り」、試験紙に尿を瞬間的に接触させるわけです(これが尿線カットです)。

 pH試験紙が尿で濡れたら、直ちに色を見てください。
すでにもう、鮮やかな色に発色しています。

 pH試験紙の上に尿滴が盛り上がっていても、尿の色はほぼ透明なので判定の邪魔になりません。 また、盛り上がった尿滴をそのままにしてpH指示薬のロスを防いだ方が、きれいに発色し、乾燥遅延効果もさらに著しく延長します。
 ただし、尿滴が大きすぎると、スティックの先からポタッと垂れることがあります。 スティックの先を下に向けず、水平に持つようにすれば、尿滴を落とさないで済みますが、一滴くらいのロスなら余り神経質になる必要はありません。

 排尿中の尿線カットのタイミングについては、特にこだわる必要がありません。 尿の出始め、放出途中、終了間際の三点で比較してみたところ、ほとんどpH値に変化はなく、たまに差があっても0.2程度の僅かな違いにすぎないことを確認しております。

 ただし、雄イヌや雄ネコのペニスの先が汚れている場合が多いので、一応、気休めかもしれませんが、尿の出始めの数滴は外した方が無難ではなかろうかと思われます。  また、pH試験紙が尿で濡れたとたん、パッと瞬間的に発色した色調が濃く輝いて見えることがあります。
 たぶんpH指示薬が激しく化学反応を起こしているせいだろうと推察されます。 1拍(1呼吸)ほどの間をおいてから見れば色調が落ち着いていますので、この色でpH値を判定するようにしてください。



pHチェックの練習  なお、尿線が目に見えるヒトや大部分の雄イヌと違い、足の短い犬種や、しゃがんで排尿する習性の雌イヌとネコの場合、尿線が見えにくいためpH試験紙に尿を命中させるのは困難かもしれません。 その場合は、動物が排尿姿勢をとったら、すかさず股間にpHスティックを差し入れ、スティックの柄に尿が引っかかった感触を指に感じてください。  感じたら素早くスティックを引っ込め、柄に付着した尿滴をpH試験紙に吸い取らせます。

 すなわち、スティックの柄に尿滴を付着させ、左上図のように、スティックを斜めに支えながら、スティックの尻を指で軽く叩いてやります。 すると、尿滴が柄を滑り落ちてpH試験紙の裏に尿の水溜りを形成します。

  尻を叩くのが面倒なら、スティックをそっと軽く振り下げて、うまく尿滴がpH試験紙のところで止まるように加減してください。 大量の尿が柄に載っているときでも、撥水性白紙の後端が段差となってストッパーの役割を果たしますので、尿塊が一挙に柄を伝い落ちることを防いでくれます。
でも、あんまり強く振りすぎると、尿滴がスティックの先端から落下してしまうので要注意です。

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