実験(自慢話が酸性尿のpHアップに有効か否か?)その3(36)

受精した体節は一片ずつ独立し(遊離節)、産卵のため海に出る



ドチザメの直腸(螺旋腸の末端)を肛門(右端)に向かう遊離節の群れ

 ドチザメの螺旋腸を下降してきた受胎遊離節は、直腸を急いで通過する。糞と一緒に肛門から押し出されるのではなく、自力で海中に脱出するらしい。
 肛門(右端)にハサミを入れて直腸を切開し、初めて移動中の受胎節の群れを見たとき、一瞬、別の寄生虫かと疑った。それほど激しく活発に匍匐前進している。

 多節条虫類は雌雄同体で、各体節ごとに精巣と子宮を備える。だが、同じ体節の中で雌雄生殖器どうしが交接するのではなく、別々の成虫の末端から分離した2個の遊離節どうしが交接して、互いに精子を交換し合うと推察される。
 そして、螺旋腸を下降しながら、子宮内に授精卵のみなぎる受胎節(gravid proglottid)になると推察される。

 

 螺旋腸の前部で採取した分離直後らしき遊離節をスライドグラスに挟んで圧迫すると、ペニスが突出して精子の塊を放出する(写真上)。

 ペニスの隣に開口する膣の中は空洞で、膣に接続する子宮も未発達で円柱のようにしか見えない(左写真)。

 


表現者:東山紀之氏こそ日本の総理大臣に相応しいと思います
(2009/01/24直観)


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