
100年の歴史を刻み『現代の名工』を生んだ老舗
掛け軸表装・修理・修復は実績と信頼の表具店へ
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上記の写真のような非常に傷みがひどい場合、適切な補強を行っても、近い将来、折れが再発生する可能性が御座います。その場合は下記の写真のような桐材で出来ている
『太巻芯棒』で作品を巻く事によって負担を大幅に軽減させる事が出来ます。
お寺のご住職から提供して頂いた緑系の丸文様の袈裟を利用して修復表装いたしました。






下記の涅槃図は、平成7年に東京にて修復したにも関わらず、廻りは綺麗でしたが、大切な本紙に折れ・切れ・本紙が剥がれ浮き上がり大変危険な状態でした。
調査した結果、本紙の修復は全く行われておらず、廻りを新しく取り換えただけの名ばかりの修復でした。 平成22年に再修復を行いました。
掛け軸の修理・修復には絵具の剥落や折れ、切れ、欠損などの他に肉眼で見ても分からないような
危険をたくさん含んでいます。責任ある仕事をするためには、より多くの情報が必要になります。
その点ご理解頂けたら幸いと存じます。


| (修理・修復方法や材料のご説明) |
涅槃図の修復は大変大きい事が多く、本紙(画)の部分が数枚~10枚前後の紙を継いで描かれている事が多くあります。近年四幅の修復失敗例に出会いました。何枚にも継いである本紙を元のように継ぎ直す事ができず、仏様のお顔や、体がずれてしまい、重なりすぎる部分は切ってしまい、仏様のお顔の一部が無かったり、動物の足が無かったり、信じられないような修復が行われていました。正直、怒りを覚えるほどでした。残念ながら、もう二度と元に戻す事は出来ません。


白く透けて見える個所は害虫による被害と思われます。
欠損、切れている個所を修復・補強し補採しました。
古い裏打ち紙を除去し、裏から光を当てた写真。白く筋に見える処は本紙が切れて欠損している所です。



涅槃図の一部、白い部分が欠損部分です。
欠損部分は、作品に近い和紙を裏から
埋め込み、違和感の無いように補採する。
基本的には線を描くような補筆は作者、
オリジナルを損ねるとして行いません。

涅槃図の修復















他店で「これは無理です!」と言われ、当店に御相談に来られた十三佛の掛軸です。



