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パラワンヒラタの飼育記録

それではここで、私の大好きなパラワンヒラタの飼育を
産卵から羽化(成虫まで)追っていくことにしましょうw
これには多少時間がかかります。
全て載せ終わるには1年以上はかかりますね・・多分。

今年からやり始めた方などは私と一緒に進めて行ってみましょう!

2005年8月10日〜2006年10月1日までを掲載

8/10/2005
まずは使用する産卵材を水に浸けます。
この時点で色々手を加えるブリーダーも居ますが、とりあえずオーソドックスに行う方法でこれから全て進めて行きます。
勿論菌糸もマットも材も市販の通常の物を使用します。
特に手を加えたりする事は、今回は致しませんのでご了承ください。

水に浸すのは半日でした。
使用したのはレイシ材です。
水はただの水道水そのまま。
30分ほど日陰の風通しの良い場所で乾かした後、産卵セットに入れます。

マットは市販の安いマットです。

産卵旺盛な♀などはマットを敷かなくても材だけで産みます。特にオオクワなどはそうですね〜w

材の1/3までマットを入れました。
元気な♀を投入。
交尾は♂と同居後2日もあれば済みます。
(お互い成熟しており、食欲・体調も健全と見られる場合)

この個体に限っては約5日間同居させました。
張りのある小デブな♀ですねw
元気もあります。
期待しましょうw

頼みますよ〜〜♪

それでは続きはまた今度!

これからセットする人は、急いで急いでw
同時進行で頑張りましょうね〜w
10/1/2005
8/10〜ですから1ヶ月半ちょっとです。
この様な状態になってました。
勿論途中のゼリー交換はしてますよ。

設置場所は屋外の物置。
温度管理は常温のまま。
誰でも出来るよう細工はしてない状態です。

産んでそうですね〜w
いきなり良型の幼虫が出てきました。
大きいです。しかも力強く健康そのもの。
今回は問題である「ブヨブヨ病」の発生も無いですね。
次々と健康な幼虫が出てきました。
この瞬間がたまらないですね〜w

1本目で不安になってきた。
菌糸ビンがいかにも足りないぞ。
はてさてどうしたものか・・・・。
今回は大きめの10頭のみ菌糸に入れて、後はもう1本の材を割らずにそちらへ移しておくかな。
割り出した幼虫は、用意した菌糸ビンに入れます。
今回使用の物は安価な市販の菌糸ビンです。
特に手は加えません。

温度管理も11月半ばあたりまでは常温でと考えてます。
ただ異様に温度が下がる場合はヒーターで管理します。

容器の口からかなり削って投入しましょう。なるべくスペースを取ることにより酸欠の危険を少しでも減らせるようにと考えてます。
自力で潜るまで蓋は閉めませんでした。
ずぼら過ぎて菌糸ビンが足りない。
1本は割らずに後日割り出すことにして、大きめの幼虫10頭のみ菌糸へ投入。卵も出てきたのでそのまま残りの材の割れ目へ木くずごとしまってしまったw

結局1本から15頭と卵3個が出てきました。
容器にラベルを貼って室内温室へ。
このまま常温で行きます。

流石に屋外での管理はしてないですね。
あくまでも幼虫は屋内で。

簡易のガラス温室にヒーターを備えてあります。
夏場はクーラーで部屋ごと温度を下げてます。

それではとりあえず10頭確保できたので、この10頭の成長を追っていきましょう。
今回の観察記録は特別な事を行わず、あくまでも累代目的と安価な飼育を目指します。
10/16
すっかり遅れてしまいました。
前回取り残した2本目からの採取です。
さぁてどの位生きてるだろうか?
道具は何を使っているのか?
とのお問い合わせも1件有りましたのでご紹介。

オオクワもヒラタも全てこれだけですw
堅い材は真ん中から突き刺して真っ二つ。

実はそれにより潰れることは有りますが・・・

今回のパラワンは上質レイシ材なので、手でバラバラになるので楽でした。
出てくる出てくる・・卵まで!まだ産む気なんですね〜w
結局1頭潰れて、24頭まともに出てきました。

卵はそのまま♀と保管。
表向きには今年はこれで終わりにします 爆)


おっと地震だ!
思わず途中で作業ストップ。
クワガタそっちのけで自分の子供を外に抱え出してしまったw
しっかりした個体は、自分からぐんぐんと潜っていきます。
数頭ちょっと不安な個体も居ましたがそのまま菌糸へ。
今回はこの中から5頭プレゼントしま〜す。
♂♀、大きさ等の判別は致しませんよ。

詳しくはプレゼントコーナーに載せますから、そちらをご覧ください。
1/3/2006
さぁ久々の更新です!

この個体群は上記10/1/2005に取った幼虫です。

さて当初から追っていたパラワンの子供達はどうなったでしょうか?w
まずスプーン等でゆっくりと慌てず掘り出していきましょう。

外から喰痕等が見られない場合でも、中で居食いをしてる大型幼虫も居ます。
なので絶対にいきなりえぐり取るような事はしないでくださいね。
幼虫が見えていても慎重に!です。
さぁ見えてきました。
これは♀ですね。
かなり下の方でゆっくりと食している様でした。
卵巣が見えますね。
これが♀です。
3伶中期以降であれば確実に見分けが付きます。

そもそも通常ならパラワンの♂はこんなに小さくはないですから。
それにしてもオオヒラタの♀は大きいですね。
私の本土ヒラタの♂位の大きさですかねw
新しい菌糸を用意します。
♀ならば800〜1100ccもあれば充分。
♂ならば1500以上は欲しいですね。
私は2500ccです。

あっそれから使用するスプーンですが、掘り出し時に使った物と分けた方が良いかもしれません。
別に神経質にならなくとも良いとは思いますが、私は分けてます。
時に劣化した菌糸の掘り出しをする場合もありますから、その場合其処にいたカビ等を新しい菌糸に移植しない様にする為です。
空間を確保する為、ボトルや瓶の首の所までは抉って取ってしまいましょう。

この様に、幼虫が自力で潜る様を見届けて蓋をします。
私の場合は、かなりの時間この状態で放って置きます。
ただ無防備になるので、キノコバエ等が侵入しない様に気を付けてください。
今回は2頭、この様なへんてこりんなのが出てきました。
既に他の幼虫がそろそろ蛹段階なのに対して、いつまで経っても2伶の様な感じの幼虫。
まぁ可哀想ですがこの様な幼虫は正直駄目ですね。

しかしながら、生ある物故に一応新しい菌糸へ投入。

化ける可能性はほぼ無いです。まぁたまに♂とも♀とも言えぬ様な個体が出てくるでしょうけど。
これは雌雄型とはまた別問題で、完全なる発育不良、もしくは劣勢的な遺伝として、次世代への使用は控えた方が無難ですね。

今回は10頭交換。うち2頭は小さすぎて駄目なので除外。
まともなのは♂1頭と♀7頭という事になりました。
早くもハーレム状態かよ〜・・・w
1/3
此処で謝らなければならない事が一つ!
済みません!
まさか♂1頭しか居ないとは思いませんで、写真を取り忘れました。
大きな容器に入っているのがそれですw
まぁ大きさは・・・写真で証明出来ませんので・・40g〜50g位であったような感じ・・・。
60g近辺ですとあからさまに「大きい!!」と感じますが、今回は其処まで育っていませんでした。
いわゆる「ふ〜ん・・・・」程度の大きさです。
次回までに大きく育って欲しい物ですね。

1頭、気になる大きさの♀が居ました。
これは50mm近くまでもっていけるでしょうか?
この様に♀ばかりの時もあります。なので私は数回に分けて幼虫を取ります。
偏りを解消する為です。なので実は観察外の幼虫では♂は確保出来てますので安心。
ただ観察用が今だ1頭なので、羽化不全とかで落とさないようにしなければ・・意外とプレッシャーだな(;^_^A アセアセ・・・

さて次は確か1月半ば。
お楽しみに!
1/22/2006
デジカメで撮ったらファイルが壊れてました (;^_^A アセアセ・・・

今回は♂4頭、♀8頭、不明1頭(こりゃ駄目だ)でした。
ちっこい個体には菌糸の中に、大きな幼虫の糞を同時に投入。
外でやってたんですが、寒くて寒くて途中危険を感じて玄関へ移動w
幼虫たちも速攻で潜っていきました。

特別大きな幼虫も出ず・・・今回の記録を取ってるのは厳しい結果となりそうです。
3/1

前回1/3に交換した♂の幼虫です。
あの時は写真を撮り忘れてしまい撮せなかったので今回は載せました。
本当は4月に交換予定でしたが、菌糸が著しく劣化したので急遽今日交換しました。

大きさは・・・まぁ・・・ん〜・・ってところですw

大きなお尻を見せながら気怠そうに潜っていきました 爆)
4/9
上:♀
中:小さな♂
下:そろそろ蛹

早いもので♀は蛹になっているのもありました。
♂が1頭出て来てしまった。
飼育記録外の幼虫でも1頭、半端な大きさで・・・。

大きな菌糸を用意してないのでとりあえず800ccに待避。

卵巣見えないし・・・頭も大きい。
これ♂だよなぁ・・・
4/22
久々にまぁまぁの幼虫に育ってました。
何となくいいなぁと思いながら、ずっとやっていなかった計量をしてみました。
60g・・・出来れば65g近辺まで頑張って欲しかったな。
何年かやってると60gと50gのちょっとした境が何となく判ります。
今月羽化した記録外の♂とツーショット。
この♂はまだ腹が出てるので正確には測れませんが、97mm台に落ち着きそうです。
100mm超えはちょっと遠いです 汗)
♀は殆ど蛹。ただ此奴らみたいに奥手の奴も結構居ますw
菌糸代辛いですw
まったくもう!
♀だとばかり思っていたのに・・・♂でした。
卵巣見えずにあやふやなのが居たからね〜。
中途半端ですが仕方ない・・2.5Lに投入。
4/30
3/1に交換した個体です。
暴れちゃってもう菌糸ぐちゃぐちゃ。
なので仕方なく交換。
高いんだから勘弁してくれよ〜って感じですね。

かなり縮んでしまった。
もっと早く交換すれば良かったのか?
まぁこれで暴れるならばマットに変更。
もう小さくなるのは必至ですね。
5/14
上の暴れた個体です。
入れ替えた途端、落ち着いて蛹室を作っちゃったw
それも底に...まったくもう!

暴れる原因...。
最近も質問を戴きました。原因は色々だと思いますが、大方酸素不足と菌糸内の環境が気に入らないのか?まぁ言って聞かせるわけにも行かず、入れ替えても駄目な時もありました。
正直原因はよく判りません。
再度駄目な場合はマットに放り込みます。

此奴は何故かあれだけ暴れたが、入れ替え直後から底に潜り見えなくなって、今日確認した所なんと蛹室を作って居るではないですか!
此処まで来たら大きさはどうでも良いので、早く蛹になって羽化して頂戴って感じです。
5/25
写真上
やっぱり49mm出ず!
納得いくのはやっぱ49mmから上ですよね〜。
50mm、今年は出ないのかなぁ。
他の個体は殆ど45〜46mmでした。

写真中
居食いしてました。
実はもう羽化か?それとも蛹であろうと、放って置いた2頭を暴いたら出て来ました。
一目でまぁイけてるサイズだと思って測ったらやっぱ60g。
まぁ納得サイズギリギリですね。
非常に良い個体でした。

写真下
そして残りの1頭。
是も居食い。
いきなり60gが出て来たので、ヒョッとして此方は蛹か?と思ったら何と!!
一目で別格の大きさだった。
久々に動悸がして手が震えた。
目視で65g辺りいってるかなと思っていたら...
秤に乗せたら69gと言う数字が!
撮影時に68gになってしまった。
自分の最高記録が63gだったので、是は嬉しい結果です。
私は長年パラワンをやってますが、このサイズには驚愕です。
かなり締まった身体に68gなので期待は持てますね。
いやいや期待してはいけない。
縮んでも良いから無事羽化して欲しい。
大型を狙おうと慎重になれば成る程失敗するから適当が一番。
しかし安い菌糸に、ありきたりの種親、温度管理や交換時期はいい加減。
菌糸の棚の横で子供達は大はしゃぎでドタバタ...。
でもねこのサイズ出てますから、皆さんももっと気楽にやった方がよいですよ。
あっギネス狙ってるなら別ですがw
5/31
いい♀だ〜...しかし49mmに届かずw
これで2頭目は確保確定。
少しでも大きな♀を使いたいですしね〜。
でも大きいから産むとは限らないんですよね。
他は45、46mmです。
まだまだ居るから50mm出てくれ〜。
6/4
写真上
やっと蛹になってきました。
今日2頭蛹確認。
2月に入れ方幼虫たちはそのまま蛹になりそうです。
6/17
♀は次々羽化してます。
ほぼ完了かなw
大きさはまだ確定できないが、49mm台が1頭出そうです。
50mm台はとうとう手が届きませんでした (;^_^A アセアセ・・・

♂はこれからですのでお楽しみにw
7/2
写真上
いつの間にやら羽化してました。
まだ腹が赤く出てもいるので、もう一寸縮むと思います。
100mmは遠いですなぁ 爆)

写真下
どうにもこうにも中途半端な大きさの♂
しかし800ccと2500ccしか菌糸の手持ちがない。
仕方なく2500ccへ。
大きさからして40g台です。
2005/10/1〜ですのでもう駄目ですね。
此でいい加減羽化して欲しい。
7/30
記録を取ってる個体で今のところ最大です。
またしても100mmの壁に打ち砕かれてしまいましたw
なかなか簡単にはいきませんね。
現時点で記録外のものも含め、♂は97mm〜100mmで収まっております。
所謂、通常ブリードでの平均的サイズには達しておりますな。
もうちょっと頑張らないといけませんね(;^_^A アセアセ・・・
10/1
ずっと追い続けてきた飼育と観察ですが、一旦此処で終わりとします。
一サイクルを無事掲載できましたので、自分なりに良かったと思ってます。
左の2頭が最後に羽化した個体群です。

参考程度にもならないような流れですが、まぁこれから始められる方などのお役に立てればと思います。
ただ育てるならばオオクワよりも楽だと思ってますw

引き続き各オオヒラタの部屋にて色々掲載しますので見て下さいね。

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