
1.はじめに
PTA会長をはじめ、各部長も自分の役割をしっかり認識し、それぞれリーダー性を十分に発揮し運営に当たるとともに、会議等で会員の意見を聞き、それを運営に反映させている。PTA行事だけでなく、参観日や学校行事等への協力も絶大で、保護者はもちろんのこと、祖父母の参加も多い。しかも、父親の参加がたいへん多く、家庭が一致協力して子育てに当たっている。
PTAの組織は次のようになっている。
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総会 |
事務局 |
三役会 | |
| 教 養 部 | |||
| 保 体 部 | |||
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理事会 |
生 活 部 | ||
| 母親委員会 | |||
| 学 年 部 会 |
専門部・学年理事・地区理事等を6年間で全会員が経験するようにしているので、協力体制はきわめてきちんとできている。
2.特色ある取り組み
(1)保育所との連携
「三つ児の魂百まで」という諺があるように、人間の成長において、幼児期からの教育は大変重要である。
そこで、小学校のPTAと保育所の保護者会とが連携を図り、子どもの育成にあたっていくことが大事であると考え、いくつかの取り組みをしている。
@PTAと保護者会共催の講演会
小学校のPTAと保育所の保護者会の共催で講演会を開催し、幼児期からの子供の育成に積極的に取り組んでいる。
講演内容については、PTAの母親委員会と保護者会の代表が話し合い、子育てに関することや母親としての在り方等についての講演をお願いしている。
その結果、保育所や家庭では、小学校生活を意識して子どもの育成にあたるようになってきている。
A小学校と保育所との間に橋を設置。
保育所は小学校と隣接しているが、保育所と学校の間には小川があり、行き来するには農道を通り遠回りをしなければならなかった。
そこで、子供達の交流を容易にするために、PTAの生活部が中心になり、その小川に橋を設置した。
その結果、小学校の児童と保育所の園児との交流が、日常的に行えるようになり、児童・園児のふれあいが増え、思いやりの心や感謝の心が育ってきている。このことがきっかけになり、戸沢村当局の配慮により平成13年10月に保小交流橋、非常時の避難橋として新しくつくりかえられることになりました。
(2)地域との連携
地域で育ち、地域で学ぶ子供達をよりよく育んでいくためには、PTA活動も、より一層地域と連携を図っていかなければならないと考えている。
@学区内の安全点検
子供達の遊び場や通学路等の安全確保のため、PTAの生活部と各町内会長、戸沢村土地改良区等の協力を得ながら、年2回、学区内の安全点検を実施している。
通学路はもちろん、学区内の各所にある農業用用水池や広場・空き地等を実際に見て回っている。
そして、危険個所等があれば、すぐに処置するか、PTAだけでは処置できないものについては村当局に陳情し、防犯灯や標識の設置など、速やかに対応してもらっている。
A校外生活モニター
子供達が普段、校外でどんな生活をしているのか、その様子を知るために、PTA生活部と子供会育成委員に校外生活モニターを依頼している。
モニターの結果については、それをまとめ、年2回学校に知らせている。注意しなければならない点があれば、学校と保護者、地域の連携を図りながら、子供達を地域ぐるみで見守っている。
B自転車教室
自転車乗りについては、各家庭に任されている。しかし、子供達の安全に関わることなので、少し遠くまで自転車に乗って出かけるようになる3年生を対象にして、PTAの第3学年部会が、毎年自転車教室を開いている。
学校のグランドにコースを設定し、子供達の自転車の乗り方を評価している。そして、一定の基準を上回った児童に対して、修了証を交付している。
C映写会の開催
毎年、村の中央公民館と協力して、PTAの教養部が中心となり、PTA主催の映写会を開催している。
映写会には、児童・保護者だけでなく祖父母や地域の方々にも参加ていただいている。
研修するPTAとして、学校への協力だけでなく、映写会や前述した保育所の保護者会との合同の講演会など、生涯学習についても力を入れている。
Dしめ縄作り・そば打ち体験
子供会育成会が中心になって行っている毎年恒例の行事であるが、地域の老人クラブとPTAも協力している。
伝統的な文化、昔から伝えられてきたわら細工の技法、地元でとれたそばを材料にしたそば打ち等を親子して学びながら、郷土愛や先人・老人への尊敬の念などを高めている。
3.終わりに
学校や地域と連携したPTA活動を目指してきた結果、保育所や地域の関係機関および各種団体の協力を得ながら、様々な行事を行うことができるようになってきたことは、大きな成果である。
今後は、さらに連携を深めながら、PTAとしてより一層主体的な活動ができるよう考えていきたい。