開かれた学校づくり


T はじめに
  学習指導要領改訂の基本的なねらいは、完全学校週五日制による「ゆとり」の中で 「特色ある教育」を展開し、子供に自ら学び、自ら考えることを基本とする「生きる力」 を育成しようとするところにある。そのための一つとして、「各学校が創意工夫を生か し特色ある教育、特色ある学校づくりを進めること」を重視している。神田小学校の大きな特色の一つに「開かれた学校づくり」があげられる。本校では、学校がより地域社会に開かれたものにするために、保護者や地域住民の意向を把握し、その協力を得ながら、家庭・地域および関係機関との連携に立った教育活動を実践している。

U 具体的な取り組み
1.地域の人材活用
 

 @畑の先生
  各学年、祖父母の方数名ずつ「畑の先生」になっていただき、学年の畑の植え付けから収穫までご指導いただいている。そして、秋には、畑の先生を招待し、収穫した作物を材料にして「感謝の会」を各学年で実施している。

 A田んぼの先生
  田んぼの持ち主から「田んぼの先生」になっていただくとともに、保護者やPTA役員の協力も得ながら、田植えや稲刈りを体験させていただいている。 その他、老人クラブの皆さんから昔の脱穀の仕方を実演していただいている。
また、秋には、田んぼの先生や関係者を招待し「収穫感謝祭」として、収穫した米で餅をつき、会食している。

 B山の先生
  旧校舎周辺の自然観察を行う「緑の探検隊」の活動では、山の持ち主から「山の先生」になっていただき、春には山菜、秋には、あけびやなめこ等、山の恵みを見せていただいたり、杉の育て方などを教えていただいたりしている。

 Cふれあい広場
  老人クラブの方々との交流の場で、1,2年生を対象に、年2回実施している。
    (12月:そば打ち体験   1月:なし団子飾り、むかし話)

    (右の写真は、木の実を使った工作と脱穀の様子です。)


 D生き方指導
 保護者から自分の職業について、子供達に話をしていただく。
  (右の写真は、保護者から職業の話を聞いているところです)
 
 2.保育所との交流
   やさしさや思いやりの心を育てることをねらいとしている。
    ・低学年が生活科で訪問
    ・ふれあい広場に招待
    ・休み時間に一緒に遊ぶ
    ・保育所との間に、行き来しやすいように橋設置(PTAの協力)
    ・神田小PTAと保育所の保護者会合同での講演会(PTA活動)

 3.施設訪問
  @清流園訪問
   ・入園している方々との交流(リースプレゼント、レクリエーション)
   ・奉仕活動(床掃除、窓拭き)

  Aまごころ荘訪問
   ・歌、合奏  ・詩の暗唱  ・手作りプレゼント   ・入所している方とのお話

V おわりに
  学校が保護者や地域住民の信頼に応え、家庭や地域と連携して、子供の健やかな成長を図っていくためには、今後とも、より一層地域に開かれた学校づくりを推進していく必要がある。