蓑を身に纏(まと)い、雨や厳しい風雪から身を守る。蓑は古代の布と共に、北の民の生命を守る無くてはならないものでした。人々は山野に自生する植物を材料とし、綯(な)う、組(く)む、編(あ)むの技を発揮して、互いに競い合い、その地に適した見事な形を作り出してきました。東北では技の粋(すい)をきわめた蓑・ばんどり(背中当)が多く生まれました。しかし本来の用途を失い過去の遺物となり、男達の優れた技は消えようとしています。
 先人が生み出した技術と意匠の力強さ、優美さをご覧下さい。雪に閉ざされた長い冬が生み出した世界に誇る手技は、見る人にあらたな感動を与えてくれるでしょう。

け ら

祝けら

マタギ装具

ぼっち

獣 袋

鉄砲入れ

羽根ばんどり


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― 北の民のたくましき すぐれた技 ―
蓑・ばんどり
/【原始布・古代織参考館資料】/