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― トラックへの積み込み ―
前ページでは荷物の搬出の仕方についてお話しました。ここではトラックへの荷物の積み込み方法、注意点などについて
お話いたします。特に輸送距離の長い引越しではこの積み込みがとても重要です。
ダンボールなど小さな荷物、細かい荷物をトラックの前部に積み込む理由については前ページでお話したとおり、転居先
での荷物の搬入を考慮してのことです。ここでさらに細かく積みつけという作業が必要になります。
食器など重く破損しやすいものは下に、軽くつぶれやすいものは上に、というのが基本です。箱や荷物の形状によっては
思うようにいかないかもしれませんが、パズルを組み立てるような感覚で、できる限り基本に忠実に積みつけていきます。
プロでさえ一人前に積めるようになるには時間のかかる作業です。隙間なく荷物で埋まるよう、左右の重量バランスも
均一になるよう工夫してみましょう。空いてしまった隙間などには座布団やクッション、カーペット、ビニール袋に入った
衣服などを押し込んで、隙間がなくなるようにします。必要のない毛布などがあればそれを隙間に詰めてしまうのもいい
でしょう。
また荷室内の積み上げられた荷物の高さが、前から後ろまで均一になるよう調整しながら積み込んでいきます。こうすることで
輸送中の加減速で荷物が前から後ろへ飛んでしまったり、後ろから前へ飛んでしまうという暴れを防ぐことができます。
中間にポッカリと空いてしまった隙間などには、布団袋などを上から落としてやると荷物同士が落ち着きます。座布団や
クッション、ビニール袋に入った衣服などでもいいでしょう。
もちろん荷物が積みきれないほどあると思われる場合には、最前列から無駄な隙間なく床から天井までびっしりと積み込んで
いかなければいけません。荷物が多い場合にはタンスの中、棚などのスペースも無駄なく入るものは入れていくという
工夫が必要です。
形の整ったダンボールや家具で荷物を積上げる土台を作り、その上に積めるものは積み、積めないものは一旦よけておき、
次の土台を作る、という作業を繰り返します。また適度に背の高い家具などで積上げた荷物がくずれないよう、要所要所
を押さえていきます。「くずれるんじゃないか。」という心配をしなくても済むように工夫してみてください。手を離すと
倒れてくるような積み込みでは、間違いなく転居先でトラックの荷台の扉を開けたと同時にお店を開く結果となってしまいます。
ガラス製品など特に破損しやすいものは、一番先に降ろすようにします。これは荷降ろし作業を開始した後では、疲労など
で注意力が低下してしまう可能性があるからです。ガラス板や鏡などは一番最後に荷台と荷物の間に挟みこむように
立てた状態で積み込むと破損しにくくなります。またそこにそれらを積み込んだことを忘れないようにしてください。
冷蔵庫や洗濯機など、まず間違いなく置き場所が決まっているものから降ろせるようにしておくと、その後の荷台上での
作業がやりやすくなるということも覚えておいてください。またどこに何を積んだのかは積み込みを行った人間にしか
分かりません。荷降ろし作業中に荷降ろしの順番を誤ると、荷崩れを起こしてしまう可能性もありえます。積み込みを
行った者がトラックの荷台からの荷降ろしをするというのも引越しの鉄則です。お手伝いしてくれるお友達の多い場合
などには注意してください。
積み込みが終わって最後にトラックの荷台の扉を閉める際には、両方のロックレバーの上下フックが確実にかみ合っているか
しっかりと確認してください。上だけ、もしくは下だけしか掛かっていないといったことを慣れた者でもやってしまう
ことがあります。場合によっては走行中に大事な荷物をぶちまけることになってしまうので注意が必要です。また自転車
など外にくくりつける場合にも、ロープを二重にするなどしておいたほうが安全でしょう。
最後に、荷物を積んだトラックの運転はくれぐれも慎重に行ってください。乗用車と同じ感覚での急ブレーキ、急ハンドル
はとても危険です。荷物を積んでいる分制動距離が長くなるうえ、重心位置も高くなってしまうので横転の危険性もあります。
また荷崩れの原因にもなります。後方視界も悪いので、バックする際には誰かに誘導してもらう等安全対策も必要です。
おおまかな作業についてカバーしているとは思いますが、その他分からないことや不安に思うことがあれば、いつでも
お気軽に引越し疑問質問掲示板やメールにて
管理人までお問い合わせください。
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