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A Head in the Clouds Is the Drift of Honda Yoshinobu's Poor Productions. Gallery: |
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☆先祖返り (2010/02/01) 崎元仁のサウンドトラックディスクをチマチマ買い続けているここ数年,現在は現在で『戦場のヴァルキュリア2』を繰り返し聴いています。なんかもう,多分1970年の前後辺りに一旦息絶えた正攻法のオーケストラ劇伴がまんま蘇った感があってみょーに楽しいです。元々,米英の方で古典的な説明音楽が敬遠されるようになって後(これまた“多分”,あっちの方では『スター・ウォーズ』以降かろうじて復権は果たしたものの,嘗ての無邪気さは失われたままであるように思えます),むしろ日本のアニメーションや(特に)ゲーム(すぎやまこういちのお蔭?)にそれが“保存”されているような印象があったのですが,この人の仕事はベクトルを変えてもっと積極的に“押し出し”てると云うか。例えば『ベイグラントストーリー』や『ステラデウス』の極一部の編曲にジェリー・ゴールドスミスの影を一瞬見る,とかそんな細かいとこでウキウキする話でなしに,例えばオスカー・ハマーシュタイン辺りが絡んでそうな“ファミリー”ムービー群BGMの華やかさを見晴るかしつつ,ウィリアム・コーンゴールドその他の上古の活劇音楽にまで遡れそうで気が遠くなります。節操がない等のようなことを云いたいわけではありません。S藤N紀やK野Y子のように常に何かに似すぎていて本人の顔が全く見えないのとは全然違う話。劇伴音楽を何気に一周させちゃったような。 こないだ衛星でやってた『ワイルド・バンチ』は10年くらい前にリバイバル上映されてたロングバージョンのようで,エミリオ・フェルナンデスの軍隊がパンチョ・ビリャの革命軍に襲撃されるシークェンス等が入ってまして,フルバージョン初見当時,テンポがだれてヤだなぁとか説明的でヤだなぁとか思ってたもんですが,改めて見ると,単なる悪役でしかなかったフェルナンデスもといマパッチ将軍も一応ちゃんと軍人だったのか,な‥? と何となくキャラクタに幅が出てていいかも知れないと思い直しました。同じシークェンスでウィリアム・ホールデンたちを只働きさせる算段をするなど,同時に只の悪役でもあり続けます。 そう云えば,朝までコースの忘年会では,適当なところで切り上げてタクシーで帰るつもりでいて,でも気づいた頃には(店を締め出された頃には)とうに電車が動き出していました。ではそいつで帰ろうとJR有楽町駅改札へ辿り着いたところ,ホームからの階段を同じような風体の人たちが大群でこちらへ向けて雪崩落ちて来るのでビックリ――いえ,ビビりました。土石流をやり過ごしつつ何事かと呆気にとられること数瞬,しかし時節柄よく考えたら全く考えるまでもない事で:そうか,みんな並びに行くんだ‥ 娑婆を歩いた気がします。と云っても郵便局へ行ったついでに近所をそぞろ歩いただけで,その際の印象はむしろまだなんかこう‥‥娑婆じゃないなこの界隈は。 |