No.1 レンタル結婚
菊ちゃん 嫁入り道具のレンタルが流行ってるんやって!
竹ちゃん ホントけ?
菊ちゃん 近所にお披露目した後、そ〜っと持って帰るんやって。
竹ちゃん ほやったら、そのうちに花嫁のレンタルも流行るんでねえの?
菊ちゃん 花婿のレンタルもいいんでない?
竹ちゃん ・・・・・(・_・;)
嫁入り道具のレンタルが流行っているとは、夫婦生活のスタートからカムフラージュ(偽装)しているようで、先が思いやられますね。世間体を何より重んじる武生の風潮が色濃く出ていますね。


No.2 男の威厳 part1
竹ちゃん 近所の娘さんが、頭がいいらしんやけど、女の子やで県外の有名な大学に行かせてもらえんのやって!
菊ちゃん ほんなら、男の子やったら、あんまり出来んでも行かせてもらえるんけの?
竹ちゃん ほりゃあ、男やで嫁さんや子どもを養のうていかなあかんが。
菊ちゃん え〜っ!私は養ってもらわんでいいわ。
竹ちゃん ほんなら、養ってもらおうか?
菊ちゃん ・・・・・(・_・;)
息子と同じように、娘を県外の有名大学に進学させるのはナンセンスだという風潮がいまだにあると聞きますが、女子が学歴を持つことがいけないのでしょうか?


No.3 男の威厳 part2
竹ちゃん 車を買い換えようと思うんやけど、どんな車がいいと思う?
菊ちゃん 経済的やし、軽がいいんじゃないの?
竹ちゃん 軽?・・・・・男がかぁ〜?
菊ちゃん 軽のどこがあかんの?
竹ちゃん 軽は女が乗るもんやろ?
菊ちゃん ・・・・・(怒)
経済性や利便性を考慮すると、軽自動車は素晴らしい乗り物ですが、男性が乗る率が低いのはなぜでしょうか?


No.4 見栄えVS見栄
竹ちゃん 武生の嫁入りは全国でも珍しいんやって。
菊ちゃん なんで?
竹ちゃん 道具を運ぶトラックがガラス張りで、近所の人に見えるんやって。見栄えが良いと思わんか?
菊ちゃん ほれって、見栄えでなくて見栄やろ?
竹ちゃん ほう言われてみれば、ほやの。一字違いでぜんぜん違うな。どっちがホントや?
全国でも有名な?武生の透明ガラストラック。精一杯の親の愛情と相手先への見栄が、いじらしくも痛々しく感じられます。透明トラックの意味がなおさら不透明に感じる今日この頃ではありませんか?


No.5 好きなものは好きなの
竹ちゃん この前、お父さんと筆箱買いに行ったんやけど、ボク、キティちゃんのが欲しかったのに、お父さんに「それは女の子が持つものやぞ!」って言われて、遊戯王のを買わされたんやって…
菊ちゃん 私なんか、お兄ちゃんと一緒の遊戯王のが欲しかったのに、「女の子は赤くて可愛いキティちゃんじゃないとあかん」て言われたの…
竹ちゃん じゃあ、学校にいるときだけ、筆箱交換しよっか?
菊ちゃん そうしょっさ!でも、お父さんお母さんには内緒やで!
人間は好きな持ち物も、好きな色も、一人ひとり違います。「男らしさ」「女らしさ」より、「自分らしさ」を大事にする子どもの純真な心を大人も持ちたいですね。


No.6 男のプライド
竹ちゃん デート代は男が持つもんやって、父ちゃんに言われたで、今日は俺が払うわ。
菊ちゃん ほんなこと言わんと、割り勘にしよっさ。
竹ちゃん 割り勘やと美味しく感じんのやって。
菊ちゃん 私かって、おごってもらうと美味しく感じんわ。
竹ちゃん 男のプライド潰さんといてや。
菊ちゃん 男のプライドってそんなに大事なの?
竹ちゃん なんか食べる前から味気ない話になってしもうたの〜
デートの費用を男性が持つというのは、昔は当たり前だったようですが、最近若い男女の間では、割り勘にすることが多いようです。男性も固定観念にとらわれないで、割り勘で爽やかなお付き合いをしましょう。


No.7 適材適所
菊ちゃん もう、嫌になってしまうわ。
竹ちゃん どうしたんやの。
菊ちゃん この前、近所であった葬式覚えてるやろ?女やでって、台所へ回されてもた。料理なんか全然できんのに・・・
私、行員やで、皿よりお札を数える方が得意やのに・・・
竹ちゃん 僕なんか、帳場でず〜と立ちっぱなしで、頭下げたり、お札数えたりして、疲れてもた。おまけに、飲みとねえ酒まで飲まされたんやぞ!好きな料理を作らせてもらった方が、どんなにやり甲斐があったか・・・
菊ちゃん え〜?! 酒と金! けなるぅ〜 言ってくれれば、いくらでも代わってあげたのに・・・
社会制度や慣行の中、また人の内面化された意識の中には、固定的な性別役割分担意識が、まだ根強く残っています。本来、私たちには、性別に関わらず備わっている能力や個性があります。性差だけで生き方や行動を規制する社会制度や慣行は、個人の尊厳や男女平等の立場から見直す必要があるのではないでしょうか。


No.8 うそは重いで〜
菊ちゃん 今日の会議資料を用意したんやけど、これ重たいで、部屋まで持っていってや?
竹ちゃん またか?これくらい持てるやろ!
菊ちゃん え〜?会議室まで遠いが〜。重くて運べんって!
竹ちゃん 物を運ぶときは、いつも決まって男を当てにするんやから・・・
ああ、そういえば、この前、菊ちゃん、福井の駅前で、両手いっぱい福袋かかえて歩いていたやろ?あんな重たいもん持てるんやで、こんなの軽いざ。一人で持っていけや〜。
菊ちゃん うそ〜見てた?手伝ってくれればよかったのに・・・
お茶くみ・コピーとりが、「女の仕事」と決まっていないのと同じく、運搬や修繕が「男の仕事」と決まっているわけではありません。男女が協力し合いながら、共に責任も担わなければいけないのではないでしょうか?お互い甘えをなくし、自分の持てる力を十分発揮して、社会生活を営んでいきたいものですね。


No.9 ヨン様、神様、小百合様
菊さん 聞いておっけの! 私、最近いい人できたんやって。ヨン様似でカッコいい人なんやって。
竹さん ヨン様? 何やほれ?新しい宗教け?
菊さん え〜?竹さん、知らんのけ?遅れてるの〜 冬のソナタに出てくる韓国のスーパースターやざ。この前、来日したときに、娘と空港までおっかけに行ったんやざ〜。
竹さん ほやで最近、菊さん輝いているんや。実は僕もいい人できたんやって。息子夫婦いは、「いい年こいて何考えてるんや」って言われたんやけど。吉永小百合似でステキな人なんや。
菊さん よかったの〜。竹さん。今度4人で映画でも行この。
竹さん ほやの〜そうしよっさ。でも、僕の小百合さんを、ヨン様に取られてもたらどうしよう・・・
平成13年に実施された高齢者の「恋愛」に関する調査によると、高齢者で恋愛すること(夫婦間の愛情も含む)を「いいことだと思う」または「どちらかといえばいいことだと思う」を合わせて80%強が高齢者の恋愛に肯定的だという結果があります。しかし、いざ自分の親のことになると、「つぶやき」の例のように、なかなか難しいようです。
「子ども夫婦との同居」が減り、「一人暮らし」や「夫婦のみ」の世帯が増加する今日、「いつまでも若くいられる」「生きがいとなり生活にハリができる」など、高齢者にとってプラス効果が大きいい「恋愛」について、肯定的に考えてみてもいいかもしれませんね。


No.10 七十の家事見習
菊さん ねえ、そろそろ私らの老後について、考えんとあかんのう。息子、娘もやっと片付いたことやし。
竹さん うららの頃と違って、子どもらはあてにできんし・・・といって、住み慣れたこの家から離れて施設に入るのもの・・・
菊さん 私も友だちが沢山いるこの町にできるだけ長く住み続けたいけど、最近、めっきり足腰が弱ってしもうて。私に万が一のことがあったら、お父さん頼むでの。
竹さん ええ?うらが、かあちゃんをあてにしてるんやざ〜。かあちゃんがえんようになったら、家のこと誰がするんやって?
菊さん お父さんが自分でするしかないが。心配せんでも、今から一つひとつ覚えていけばいいが。ほやの、まずは洗濯からやってみようさ。洗濯機の使い方は知ってるの?
竹さん ええ、ほれはどこにあるんや?
菊さん まだまだ、もうろくはしてられんわ。
平成12年の国勢調査によると、武生市では人口の5人に1人が65歳以上の高齢者で、全国平均より約5年早いスピードで高齢化が進んでいます。「ひとり暮らし」や「夫婦のみ」の世帯が増えている今日、健康で老後を過ごすためにも、「自分の身の回りのことは自分でする」という心がけと、実践が求められているのではないでしょうか。


No.11 eコミュニケーション
菊ちゃん ちょっと今日、携帯に変な電話がかかってきたんやって。
竹ちゃん ええ?どんな電話?
菊ちゃん あんたが電車で痴漢で捕まったって。示談で済ませたいなら三百万円振り込めって言うんやって。
竹ちゃん はぁ?まさか信じて振り込んだんでないやろな?
菊ちゃん 信じるわけないが。痴漢に間違えられるのが怖いで両手でつり革にしがみついていたら、財布をすられたあんたやもん。痴漢なんてできる人やないって、私がようわかってるさけ。
竹ちゃん うう、あのことはもう忘れてくれや〜。
いまや国民の2人に1人が持っているといわれる携帯電話。固定電話と比べ、空間的、時間的制約が少なく、いつでもどこでも相手と連絡が取れるうえ、インターネットへの接続で、「耳から親指の時代」へと利用形態が変化したことで、様々な情報が携帯で手軽に入手できるようになりました。 しかし、その一方で、公共の場でのマナーや依存性の問題、売買春、恐喝、詐欺といった犯罪に利用される危険性もでてきました。「ケイタイ文化」の持つ特性を理解するとともに、犯罪に巻き込まれないよう、日頃から「顔の見えるコミュニケーション」も大事にしたいものですね。




平成17年10月1日に武生市と今立町が合併したことで、「つぶやきコーナー」のキャラクターを「竹ちゃん、菊ちゃん」から「式部ちゃん、小次郎ちゃん」に変更しました。

No.1 夢はIT企業!
式部
ちゃん
この前ぇ〜パソコン買ったんやけど、使い方が分からんし、夫に聞いたんやって。
小次郎
ちゃん
最近の機械はややこしいのでの。ほやけど、式部ちゃんの夫は、よー分かるやの。さすが一流大学出てる人は違うわ。
式部
ちゃん
私もぉ見直したんやって。でもの、夫も分からん時は、息子に聞いてるみたいやわ。息子はインターネットもやってるし、ブログとかいう日記もつけてるんや。
小次郎
ちゃん
は〜、やっぱ息子さんもすごいんやの。なんやの、今流行のIT企業に勤めてなはるんけの?
式部
ちゃん
フリーター。
 フリーターとは、「15〜34歳の卒業者で@女性は未婚者、アルバイト・パートである雇用者か、A現在無業者は、家事も通学もせず『アルバイト・パートの仕事を希望する者』で、数は過去10年間で倍増し、217万人に達しています。(’04労働経済白書)派遣・契約社員、委託職員、失業者、従業意志のある非労働者をフリーターに含めると、数は417万人を超えます。(’04国民生活白書)
 フリーター増加の背景には、若年採用抑制、非正規雇用の増大、若者の職業観の変化など考えられます。不安定就労者の増加は未婚・晩婚・少子化の要因にもなり、産業経済活動や社会保険制度に多大な影響を与えます。UFJ総合研究所の試算(’04)によれば、フリーターが正社員になれないことにより生じている経済的損失は、税収1.2兆円、消費額8.8兆円、貯蓄3.5兆円の減少で、GDPを潜在的に1.7%押し下げるといわれています。
 若者の5人に1人がフリーター、非正規雇用の7割が女性といわれる今日、日本経済の活性化のために、スキルや経験が蓄積されていないことで就労機会が限られている人たちへの就労支援や安定雇用確保が求められています。


No.2 変わるもの、変わらないもの
小次郎
パパ
何や、そのだらしない格好は!スカートは短いわ、胸元は開いているわ。
ええ?パパ知らんの? 今流行の「エロかわ」やって!
小次郎
パパ
何?えろ革?高級革のことけ?
違うぅ〜「エロかわ」って「エロくかわいい」の略でぇ、自分をセクシーにカッコよく見せるためのファッションやで。
式部
ママ
そういえば私も若い頃、天地真理に憧れ、ミニスカート履いたら、父によく怒られたわの。
小次郎
パパ
そやろ?父親としては男を挑発するような格好をした娘に、変な男が寄ってこんか心配でたまらんのや!
式部
ママ
でも、そんな変な男がミニスカートの私と結婚したんやから分からんの。人間、立場が変わると言うことも変わってくるさけ〜(笑)
小次郎
パパ
そういう母さんの体型も・・・
 自然環境から身を守るため、また、自分を「装う」ために人は服を着ると言われます。服は着る人の体型によって変わるのはもとより、その人の性別や、社会的地位などによっても変わります。各々の属する立場にふさわしい「らしさ」が服に求められます。
 また服を個人的な視点でみてみると、自己表現の手段として「私を演出」するために人は服を着ると言われます。西洋に、“Clothes make people.”(服は人間の性格や精神を形付ける)という言葉があるように、服は着る人の主義主張をを表しているとも言えます。
 どんな服を、いつ、どこで着るかは本人の自由。家庭、会社、地域で着る服で「あなたらしさ」が決まります。あなたはどんな服で自分を演出したいですか?


No.3 家族割が予想外
小次郎
パパ
同じ会社の携帯同士やと、通話もメールもタダなんやって。この家み〜んな同じにすれば、まとめて料金払っているお父さん助かるわ。
式部
ママ
ほやの、タダならお金のこと気にせんと、もっと家族で電話できるの。
え〜っ、今以上お父さんとお母さんから電話がかかってくるようになるの?彼からの電話ならいいのに・・・。どうせ携帯変えるなら、彼とお揃いのにしたいな〜。
小次郎
パパ
そんなら、家族割りできんお前だけ、料金を別にせなあかんな。
えっ予想外!・・・じゃあ、いいよ〜。この家出て、彼氏と一緒に住むもん。
小次郎
パパ
えっ!それはやめてくれ〜。お前の分も払うから!!
式部
ママ
もう!お父さんは娘に甘いんやで。
小次郎
パパ
母さんも息子には甘いだろう・・・。
 親離れ子離れは、なかなか難しいものですね。でも子どもはいつか自立するものです。新年度を目の前にしたこの機会に親子それぞれの自立について考えてみてはいかがですか?


No.4 結婚条件〜三高から三低、三手へ〜
小次郎
いいな〜陣内は、紀香みたいなステキな女性と結婚できて。
式部 小次郎も諦めんと頑張ればいいんやが。今どきの女性が求める結婚条件ってさ、三高から三低に変わってきてるんやって。
小次郎 三低って「低収入・低学歴・低身長」のことけ?それなら自信あるけど。
式部 違うって。「低姿勢・低リスク・低依存」のこと。「威圧的でなく、安定した職業、束縛しない」ってこと。
小次郎 へぇ〜。でも農家の仕事じゃ収入は不安定やし、やっぱ結婚は無理やな。
式部 三低がダメなら、「三手」はどうやの?雑誌の結婚調査やと、これからは「手伝う・手を取り合う・手をつなぐ」の「三手」ができる男がモテるみたいやで。小次郎も、家事・育児・介護ができるようにならんと。
あら、小次郎、台所で何してるの?
小次郎 僕の田んぼで採れた米で、おにぎりづくりの練習をしてるんや。
式部 小次郎、行動、いや手が早いなぁ。
 社会学者の山田昌弘氏によれば、結婚は男性にとっては「イベント」で女性にとっては「生まれ変わり」とのこと。結婚により女性は、○○の妻、△△の母のように、家庭的責任を担うほか、結婚相手次第で生活水準が変化するので、女性は独身時代の生活水準以上を保証してくれる人を選ぼうとします。一方男性は、自分を頼りにしてくれる「かわいい女性」、心を癒してくれる「優しい」女性を好むといいます。
 女性の社会進出が進めば、この「つぶやき」のように高収入より家庭的役割を共に担える男性を求める女性は増えていくかもしれませんね。


No.5 この娘にこの親あり
式部
ママ
どうした?元気ないが。テストの結果、悪かったんか?
うん、普通。
式部
ママ
普通って、できたんか、できんかったんか、どっちやの?
ビミョウー。
式部
ママ
微妙って、微妙にできたんか?よーわからんわ。まあ、あまり落ち込まんと、ご飯いっぱい食べて、次のテストは頑張るんやで。ところで、お父さん、今夜のお鍋の味はどうやの?
小次郎
パパ
うん、普通。
式部
ママ
そんなにいっぱい食べておいて普通はないでしょう?作った私の気持ちも察してよ。もう、娘といいお父さんといい、本当にKYなんやから!
小次郎
パパ
KYってなんや?
「場の空気を読めない」のイニシャルを取って、KYってこと。。
小次郎
パパ
お父さん、キオスクの略かと思ったわ。

式部
ママ
ありえな〜い!
 若者言葉の中には、「超」「めっちゃ」など会話のインパクトを高めるものや、「KY」などの言葉の頭文字を造語にした仲間にしかわからない言葉などがあります。また、「〜的」「〜感じ」など、断定した表現をぼかしたり、「キモイ」「マジ」など情緒的な表現を表す言葉もあります。
仲間意識を高め、会話の伝達効果を高める若者言葉ですが、使う相手と場所を間違えると、話し手の意思が伝わらず、かえって逆効果になることもあるようです。



No.6 愛と油は混じりません
式部 今日、芋洗坂係長からお中元頂いたの。
小次郎 お〜あいつ、気がきくな。ところで、中身はなんなんだ。
式部 ちょっと待ってね、開けてみるから。
(ビリビリ)あら〜、てんぷら油だわ。
小次郎 じゃあ、今夜は久々にてんぷらにでもするか?
式部 でもあなた、ちょっと待って。
小次郎 ええ?なんだ? まさか賞味期限が切れているのか?
式部 いや、そうじゃないの。この箱古いから、使い回しかもって思って。でも、使い回したくなる気持ち、私も主婦だからわかるのよね〜。だって、これメタボ対策のてんぷら油じゃないもの。みんな夫の健康を気遣っているのよね。
小次郎 中元にも妻の愛が隠されているとは知らなかった。(涙)
式部 ねえ、あなた、今夜てんぷら食べたいって言ってたわよね。手伝ってくれる?
小次郎 ええ?僕への愛は。。。
 統計によれば、福井の女性は全国一働き者で、堅実な生計を立てることが上手なようです。(月間平均実労働時間177時間で全国1位、一世帯あたりの貯蓄高全国3位) しかし、健康・栄養面に目を向けると、男性の肥満や女性の痩せが若い世代を中心に増えています。また、男性の喫煙者は減少していますが、女性の喫煙者は若い世代で増加傾向にあります。健康で長生きするために、日頃から規則正しい食生活、十分な睡眠・休息、適度な運動をするように心がけたいものです。



No.7 産まれてくる『こ』は・・・
式部
ママ
お隣さん、知らない間に、もうすぐ産まれるんですって。
小次郎
パパ
え〜そうなんだ。この前、後姿を見たけど、とてもそうは見えなかったぞ。
式部
ママ
そうよね。最近の妊婦さんの体型は変わってきたわよね。私の時も「小さく産んで大きく育てろ」って言われたけど、今は妊婦さん自身がモデル並みに細い人が多いもんね。
ただいまー。お隣さん、産まれたって!5匹も!
式部
ママ

小次郎
パパ
えっ?五匹?妊娠って、犬のことだったの?
 厚生労働省の人口動態統計によると、未熟児出産率は年々増加傾向にあり、今年度は戦後最高にに達しました。(先進国では日本のみ)
その要因としては、晩婚化による高齢出産の増加に加え、体重増加を嫌がる女性の痩せ願望や、喫煙、ストレスが考えられます。妊娠期には、たとえ栄養バランスのよい食事を取っていても、それが全て母体と胎児に吸収されるとは限りません。またストレスも栄養の吸収に大きな影響を及ぼすため、妊婦が安定した心持でいられるよう、夫、家族の協力が大切ですね。



No.8 子育てピンチヒッター
小次郎 明日急に残業が入って、保育園のお迎えに行けそうにないんだよ。
式部 えっ?明日私は夜勤よ。今からじゃ代わって貰えないわ。
小次郎 困ったな、子育てセンターは午後9時までだし、残業もそれまでには終りそうもないなぁ。夜中に子どもを移動させるのも可哀想だから、君のお母さんにこの家でみてもらえるように頼めないか。
式部 そうね、お母さんの好きなお菓子もあるし、お願いしておくわ。
小次郎 【残業を終えて帰宅】 ただいま〜
義父 やった〜ホームランだ!
♪阪神タイガース、フレフレフレフレ♪
小次郎 ・・・ええっ? お義父さん?お義父さんが来てくれたんですか?
そんなに騒ぐと、子どもが起きちゃいます(汗)
 最近は働く親のために、子育て支援が充実していますが、延長時間が短かったり保育料がかさんだりすることで、祖父母に子守を頼む親も増えてきているようです。しかし、晩婚化で子育てと介護が同時にくる人や、祖父母が近くにいない人もいて、仕事と家庭の両立が難しいのも現実です。そこで仕事と家庭の両立ができるよう働き方を見直したり、家族支援を充実させていくことが望ましいのではないでしょうか?


No.9 ウィルスからの贈り物
式部 この子、病院に行ったらインフルエンザだったのよ。タミフル処方してもらったけど、明日は重要な会議で休めないわ。どうしよう〜。
小次郎 インフルエンザだったの?家族で感染者が出ると出勤できないんだよ、うちの会社…
式部 えっ?そうなの? じゃぁ、あなた休めるんだ!それじゃ明日、看病お願いね。
小次郎 え?…僕がぁ?
式部 [仕事を終えて帰宅]ただいま〜
どう?少しは熱が下がった?
ママ、お帰り〜♪パパすごいのよ。ご飯も作ってくれたし、ご本も読んでくれたのよ。パパだぁいすき♪♪
小次郎 いや〜(デレデレ)病気も治ったから、明日は会社に行けるかな?
え?病気が治ると、パパは居てくれないの?じゃあ、治りたくない!!
小次郎 それは困る。明日は重要なプレゼンがあるし。
え?明日はプレゼントくれるの?
 『イクメン』とは、妻の就業形態に関わらず、積極的に育児を楽しむ男性のことで、最近増えてきています。育児休業を利用したいと思っている男性は、31.8%ですが、実際に利用した男性は、1.56%(「平成19年度雇用均等基本調査」)で、勤務先に制度はあるが、利用されていないのが現状です。その理由は「収入が減る」「職場評価が下がる」「周囲の人に迷惑をかける」があります。今回のつぶやきは、会社の強制的な出勤停止から生まれた育児休業の話ですが、子どもと一緒にいることで、育児休業の重要性に気づく男性も多いようですね。




No.10 子ども手当てで、家族円満?不満充満?
小次郎
(父)
子ども手当てだけど、何に使おうか?
式部
(母)
お隣の鳩山さん、夏休みにヨーロッパへ旅行に行くんだって・・・
私たちも旅行に行きたいわ。服も買いたいし・・・
大次郎
(息子)
友だちの直人くん、ゲームソフト買ってもらったんだよな。僕も欲しいソフトあるんだよね・・・
小次郎
(父)
みんな自分の欲しいものばっかり言って、勝手なんだから!
ところで、秋の文化祭に備えてデジタルカメラを新調しないといけないな・・・
大次郎
(息子
お父さんも、自分のこと言ってるじゃん?そもそも子ども手当てって、僕にくれたんだよね?

小次郎
(父)
式部
(母)

・・・・・・・・(沈黙)
小次郎
(父)
まあ、とりあえずさ、引き出して貯金でもしておくことにしよう!
式部
(母)
で、通帳の名義人は誰にしておくの?


全員 ボク! おれ! わたし!(全員手をあげる)


No.11 草食息子に肉食母
式部
(母)
お父さん、うちの翔太、今年年男よ。彼女もいないようだし、この先心配だわ。
小次郎
(父)
心配せんでいい。男は仕事が一番。恋にうつつをぬかしていては、一人前にはなれん。
式部
(母)
はあ(ため息) これじゃ、翔太は一生独身だわ。私がなんとかしないと。(その後、母は婚活サポート親の会に参加する)
・・・・・一週間後・・・・・
式部
(母)

ちょっと、お父さん、聞いてくれる?
小次郎
(父)
どうしたんだ、疲れた顔をして。
式部
(母)
婚活サポート親の会に行ってきたんだけど、写真のお嬢さんたちは良い子ばかりなんだけど、親たちがどうも鼻持ちならない人ばかりで。結婚したら、あんな親たちに口出されそうで、翔太がかわいそう。やっぱ、結婚なんか無理だわ!
小次郎
(父)
ええ?結婚させたかったんじゃなかったのか?これじゃ、翔太がかわいそうだ。
 婚活とは、「結婚活動」を略した言葉で、最近新聞・雑誌・テレビ等で頻繁に見かけるようになりました。30〜34歳男性の未婚率は47%、女性は32%と、25年前と比べ男性は2倍、女性は3倍に増加しています。
 結婚が成立しにくい要因には、以前のように親戚や地域から異性を紹介される「お見合い」などが減った結果、出会いの機会に個人差ができたこと。また、就職氷河期を経験した世代に収入格差が生まれていること。さらに、女性の社会進出や親との同居で経済的に余裕のある独身者が増え、結婚の絶対的な必要性が弱まったこと、その分、結婚相手に対するこだわり(年収、外見、精神面など)が強くなったことなどがあげられます。未婚のわが子を思うあまり、親同士の見合いも最近では盛んなようです。
 結婚情報サービスによれば、婚活市場での成功率を上げるには、男女とも「経済力」「コミュニケーション力」「家事力」が鍵だそうです。


No.12 一定のメドがついたら
式部
(母)
遼ちゃん、夏休みの宿題終わったの?

(息子)
このゲーム、ここをクリアしたらやるから。
式部
(母)
(ゲーム機を覗き込んで) あれ?このゲーム、この前とは別の物じゃない?これじゃ、いつまでたっても宿題終わらないでしょう、遼!
小次郎
(父)
そういう母さんだって、ネットショッピング先月で止めるって言って、まだやってるやん?
式部
(母)

今月、超お買い得な商品が出たんだもん。それ買ったら止めるわよ!ところで、父さん、禁煙するって言って、まだしてないでしょう?いつするのよ!
小次郎
(父)
(テレビの国会中継を指さしながら)この人が辞めたら、おれもタバコ止めるわ。
 好ましくない習慣や依存から抜け出すことは、誰しもなかなか難しいものです。それらがもたらす快楽や刺激が、日常生活で起こる問題から一時的に逃避させてくれることや、「止めなきゃいけないのに止められない」という罪悪感(自己嫌悪)が、中毒や依存をより悪化させる要因にあるようです。
 チョコレート、コーヒーといった嗜好品から、アルコールやタバコ、ドラッグ、ケータイ、ネットまで、中毒や依存を引き起こすものは実に様々。問題が悪化する前に、時には専門家の力を借りながら、依存的な生活を見直し、心と体の健康を取り戻したいものですね。



No.13 こだまでしょうか
お父さん、今日学校で金子みすゞの「こだまでしょうか」を習ったの。さみしいとき、「さみしい」って友だちに言うと、「さみしい」ってこだまのように言い返してくれるんだって。今度のバレンタインに、お母さんに「好きだよ」って言ってみたら。
小次郎
(父)
おまえ、知らぬ間におませになったな。まあ、娘のお前が言うなら、お父さん、照れちゃうけど言ってみようかな。
・・・・・一週間経過・・・・・
小次郎
(父)
(小声で)あのこれ、バレンタインのプレゼント。お母さんのこと、いまでも好きだよ。
式部
(母)

あれ!?お父さん、どうしたの、プレゼントなんか。しかも「好き」なんか言っちゃって。もしかして熱でもあるんじゃない?
それとも…
(柱の陰から)お母さん、「こだま」じゃなかった。
小次郎
(父)
「のぞみ」をもった俺がバカだったわ。
 東日本大震災後、テレビのCMで繰返し放映された「こだまでしょうか」の詩は、童謡詩人、金子みすゞの作品です。辛いときこそ、優しい言葉をこだまし合うことが大切であることを改めて感じた人も多いのではないでしょうか?
金子みすゞ記念館の矢崎節夫氏は自身のコラムの中で、こどもが「おはようございます」とあいさつをしたとき、大人は「おはよう」と上から見下すように言葉を減らして答えると言っています。こどものあいさつに、言葉を減らすことなく、きちんとこだまする大人でありたいですね。


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